"e.on Ruhrgas" FIS WORLD CUP SKI JUMPING
SAPPORO 2008 |
ファンに一言と言われて、 "Ihr wart SUPER!!"「キミら、最高!!」 |
2月3日(日) 第19戦 モーゲンシュテルン、連勝。
風は安定しないわ、待たされるわで、集中するのは難しかったようだが、1本目を飛んで、2試合目も勝つことを確信したというモルギィ。笑っちゃうくらいの圧勝で、つくづくアホネンが来なかったことが残念でならない。2人の対決が見たかった!! WCは残り9戦で総合2位、アホネンと610点差。展開はいろいろ考えられるが、最短で、リベレッツが終わって700点差がつけば(例えばモルギィが2勝、アホネンが3位と4位とか)、総合は決まりだ。 昨日も今日も2位に入ったハッポネンは2002年札幌のCOCで2勝している。今季はハラホフの7位が最高だったがこの札幌で何かをつかんだか。総合では18位から15位に順位を上げた。 3位のバルダルはCOCも含め、6年連続で来札。こちらもこれでAチームに定着か。 |
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きのうとはうってかわって、時折、吹く強い向かい風。大倉山が晴れていると昼前に必ず吹いてくる。 10時から始まった予選をやっとのことでやっつけると、2つゲートを下げて始まったシード選手の試技は2人飛んだところで、残る8人はキャンセルになった。予選を勝ったのは去年の世界選手権の銀メダリスト、オッリ。 日本人はきのうの結果の下から2人、坂野選手、田中選手に代わって、細山選手、伊藤選手が出場し、全員予選を通過した。 |
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2月2日(土) 第18戦 モーゲンシュテルン、今季8勝目、通算10勝。
昨年のWMでわかったように、大倉山は夜は比較的条件が安定している。たとえそれが悪条件でも、一定ならば文句はない。1本目が15番ゲート、2本目は18番(WMの予選が18で、シード選手は13に下げられた)。いつになく高いゲート設定なのに距離が出ない。90m近辺は無風。それでもモルギィは飛んでくるのだろうし、モルギィが優勝争いをしなければ、条件が公平でないのだろうとさえ思う。 1本目、5人しかいないK点越えのうちの1人、4位だった竹内クン。その順位は守れなかったけど、8位は自己最高。 予選の優勝者、コッホ、今季初の3位表彰台。「大倉は大好き」02年にも札幌で表彰台に乗っている。
時差はまったく問題ないという。「むしろそれが負担になっている他の選手に対して有利だと思う」 |
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2月1日(金) 予選
2位に入ったフラは先月、札幌で行われたCOCに来ている。ほかにもカルテンベック、ホッケなど、COCに出た選手がけっこう来ている。 1人落ちるというのは、なんだか椅子取りゲームをしているようだった。残念ながら、ただ1人、予選を通過できなかったのは、アルトゥ・ラッピ。距離は最低ではなかったのだが、着地で転倒してしまった。怪我はない模様。日曜日、がんばれ! 日本選手は幸い12人全員が予選を通過した。 モルギ、圧巻。2つ、持って行かれそうだ。 アホネンは、さぞ悔しがっていることだろう。それにしても、モルギとその下の差はこんなにあったっけ?! 現在のWC総合トップ10で来札していないのはアホネン(2位)、シュリーレンツァウアー(3位)の2人。11位のマリシュが来ていないので12位のノイマイヤー、13位、14位が来ていないので15位のルメレンが札幌の1戦目ではシードされている。 |
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2月1日(金) 記者会見
−大会の抱負 モーゲンシュテルン:ベストを尽くせば何とかなるんではないか。 ロイツル:今季はいいシーズン。表彰台を狙うのではなく、いいジャンプをしたい。 キュッテル:大倉では去年はよくなかったが、ベストを尽くす。 葛西:札幌ではいい風が吹くので、風に乗ってトップ3を負かしたい。 竹内:札幌でWCに参加するのは初めて。トップは図抜けていると思うが、いいジャンプをしたい。 ユリアンティラ:雪が降らないことを願う。目標はトップ10に1人以上。 −アホネンは来ていない。この2試合は総合に王手をかけるビッグチャンスなのでは。 モルギ:GPでも最終戦にマリシュが来ないという似たようなことがあった。いいジャンプをしてポイントを取って、そうすればチャンスはある。札幌のあともどうなるかはわからないがうまく飛んで、楽しみたい。 −開幕6連勝した。よくなったきっかけは。 モルギ:いい準備ができた。そしてプレッシャーがなかった。目標を持ち、集中できた。いい感じでいけているので、とても楽だし、いいシーズンを送れている。 −大倉山では2位、3位はあるが、優勝はしていない。それから総合優勝について。 モルギ:何度も表彰台には乗っているのだが。思い出すのは船木選手との戦いで0.1点差で負けてしまった。今年、2回チャンスがあるので何とか勝ちたい。 −大倉山の特徴について。 モルギ:いい台。飛行曲線がいい。 ロイツル:札幌で飛ぶのは好き。7年前、2位になったいい思い出がある。風など条件が合えばいいなと思う。 キュッテル:風があればいいジャンプができる。上からの景色が好き。風が重たい感じがする。 葛西:札幌ではWCを勝ったことがない。風をつかんでトップに入りたい。 竹内:札幌出身ではないのであまり飛んだことがない。アプローチが急だし、スピードが乗りにくい気がする。風が大事で、公平であるべきだが、運を味方に付けたい。 −(去年、札幌で金メダルを獲った)アマンはライバルか。 モルギ:最近、多くの選手がトップフォームになりつつある。厳しいが、対戦は楽しみでもある。自分も調子がいいので。 −今季はWCで葛西選手の11位が最高だが、トップ10に入る自信はあるか。 竹内選手。消極的というか、弱気という人もいる。ビッグマウスで自分を鼓舞する選手もいるけれど、等身大でいいと思う。葛西選手は受け答えがマスコミ慣れしているとは思ったが、あまり調子はよくなさそう、話がちっとも具体的にならないから。 |
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参加選手について:各国のネットによる未確認情報... 全部そろう前に公式練習の日が来る気がする...。最終的には遅くとも金曜日にはFISのHPに出るであろう公式練習のスタートリストでご確認を。 1月31日(木) 追加 ◇SUI:アマン、キュッテル、ランダート ◇AUT:Morgi(モーゲンシュテルン), Kofi(コフラー), Wuff(ロイツル), Mascht(コッホ), Artl(パウリ), Fetti(フェットナー), Basti(カルテンベック) ・ SUIはSchweizer Fernsehen、AUTはSpringerteam.at(チームのサイト)が情報源 ◇アホネンの代わりは補充されず、FINチームは3人で来日する。 1月30日(水) アホネン、来日ならずorz... 国内戦も来日に備えて欠場し、水曜日の出発に備えていたアホネンだが、38.7℃の熱が出て下がらない。Skispringen.comでこのニュースを読み、FIN連盟のサイトを見たが載っていない。MTV3でやっと見つける。アホネンは来札をとても楽しみにしていた。というのは札幌でモルギに挑み、総合に必要なポイントを稼ぐつもりだったから。「行けないのはすごく悔しい」と語ったそうだ。 ◇JPN( 開催国枠:2日 湯本史寿、東輝、高柳太郎、吉岡和也、坂野幸夫、田中翔大。3日はこの中から2日の下位2人を細山周作、伊藤謙司郎と入れ替える。 ◇GERスキー連盟発表:ウアマン、シュミット、ノイマイヤー、ホッケ ◇FINスキー連盟発表:アホネン、オッリ、ハッポネン、ラッピ ◇ザコパネが終わって各国では札幌に誰が行くかが報道されている。報道がイコール各国連盟発表なのかは不明。以下は札幌スキー連盟や札幌WCのOCの発表ではない。もしちがっても責任は持てませんので悪しからず。来る予定でも、実際、搭乗するまではわからないし、スタートリストを見るまでのお楽しみということで...。 AUT:モーゲンシュテルンが来札を公言している。 FIN: NOR:先発隊がルメレン、ヨケルソイ。後発隊、ヒルデ、ヤコブセン、バルダル。WCシード権がない選手を除いて、水曜日、トロンハイムでNOR選手権に出場するため。 POL:フラ、バフレダ、ズィラ、ストッフ。マリシュは来ない。 SLO:ペテルカ、テペシュ、ボガタイ GER:今のところ情報なし |
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スケジュール 08年2月1日(金) 17:00 公式練習 19:00 第18戦 予選 ←訂正しました 08年2月2日(土) 16:00 第18戦 試技 17:00 1本目 18:00 2本目 08年2月3日(日) 10:00 第19戦 予選 11:00 1本目 12:00 2本目 TV放送予定 08年2月2日(土) WC第18戦 19:10 - 21:00 NHK BS1 08年2月3日(日) WC第18戦 12:55 - 13:55 NHK 総合 08年2月3日(日) WC第19戦 15:00 - 16:25 NTV系列全国22局ネット |
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1位から10位の賞金は組織委員会が、Man of the Dayはオーストリアのお菓子メーカー、Mannerが、予選トップ通過者にはRemax社が賞金を出す。Mannerはコッホやフェットナー、ノイマイヤーのスポンサーでもある。 で、誰がどれだけ持っていったかを並べてみた。 CHFスイスフランは77円、ユーロは155円で換算した。
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