2008年3月2日(日) ラージヒル 秩父宮杯
総合
成年組
少年組
11 渡瀬雄太(JPN) 128.0+123.0m/249.3点
1位
12 金子祐介(JPN) 121.5+129.0m/247.4点
2位
13 西森享平(JPN) 121.5+128.0m/245.1点
3位
14 吉岡和也(JPN) 121.0+126.5m/242.0点
4位
15 岡部孝信(JPN) 117.0+133.0m/241.5点
5位
16 坂野幸夫(JPN) 119.5+124.0m/233.8点
6位
17 遠藤友晃(JPN) 111.0+134.0m/232.0点
7位
18 高野鉄平(JPN) 122.5+119.5m/229.1点
8位
19 ドボヴセク(SLO) 116.5+123.5m/226.0点
1位
10 小林潤志郎(JPN) 111.5+127.0m/223.3点
2位
11 ウルマー(GER) 118.0+119.0m/219.6点
9位
19 コヴァリエッフ(FIN) 116.5+111.0m/199.5点
17位
21 シャーベライター(AUT) 114.0+113.0m/199.1点
3位
31 鈴木翔(JPN) 102.5+110.5m/169.4点
4位
34 渡部弘晃(JPN) 107.5+101.5m/160.2点
5位
35 清水礼留飛(JPN) 196.5+109.5m/157.4点
6位
38 ハイベック(AUT) 195.5+108.0m/148.8点
9位
39 ブランド(NOR) 193.0+105.5m/142.8点
30位
大倉山の公式練習は木曜日、土曜日と中止になり、今日が初飛び。となると日本人が有利か。
試技の前に公式練習を1本。
参加選手は全部で101人(うち9人棄権)。
天気もよく、きのうよりは風もなく、それでも時折吹いてくる向かい風..。とくに2本目は遠藤(友)選手のHSジャンプも出たが、1本目、2位に10点以上差を付けてを1位で折り返した渡瀬選手が、アドバンテージを保って優勝した。渡瀬家はきのうがあゆみちゃん、きょうはお兄ちゃんの優勝でメデタイ!!
練習だったか、試技だったか、高野選手の板が折れた。本人は立ち上がり、本番も飛んでいたが。いやぁ、もうビックリ。

外国人選手たち、今回は組別でメダルは取ったものの、総合優勝には至らなかった。
去年、NH、LHともに総合優勝したエヴェンセン(NOR)は例外なような気がするが(しかも彼、今年、COCで札幌に来ているが、その後、結果を出していない)、2006年のイナウアーとシュリーレンツァウアーはその年の世界ジュニアでメダルを取って宮様に来ていて、格が違ったのかな、とも思う。

女子
11 山田いずみ 124.0+125.0m/243.7点
12 金井理恵子 109.0+109.0m/180.9点
13 葛西賀子 101.5+113.0m/175.1点
14 小浅星子 187.5+101.0m/119.8点
15 渡瀬あゆみ 196.0+185.0m/108.8点
16 茂野美咲 181.0+199.0m/107.0点

今年は女子組は海外からの参加はなし。去年はCOCを兼ねた大会だったので多かった。いずみさんの独壇場だった。今日のジャンプは、ジャンプだけ見ていると、女性だとはわからない。国内だとこんなにダントツなのに、世界は広い。でも、コンチを回っている世界の女子でも、ラージを得意としている選手ってそうはいない。
いずみさんは、小さくて、古くさい台が苦手、とどこかに載っていました。

2008年3月1日(土) ノルディックコンバインド 個人グンダーセン HS100/15km 三笠宮杯
総合
成年組
少年組
11 畠山陽輔 81.0+85.5/195.0(4) +1:46 42:33.6(7)
1位
12 小林潤志郎 92.0+86.0/221.5(1) 0 45:24.4(21) +1:04.8
1位
13 永井秀昭 82.0+69.5/160.0(15) +4:06 41:32.6(4) +1:19.0
2位
14 永井陽一 75.0+74.5/156.5(18) +4:20 41:19.9(3) +1:20.3
3位
15 北村隆 76.5+71.5/153.0(19) +4:34 41:14.1(2) +1:28.5
16 加藤大 86.5+83.5/202.0(3) +1:18 44:34.4(17) +1:32.8
17 清水亜久里 81.5+81.0/185.5(5) +2:24 43:37.9(12) +1:42.3
2位
13 古井健一 83.5+75.5/177.5(8) +2:56 44:20.7(16) +2:57.1
3位


2008年3月1日(土) ノーマルヒル 寛仁親王牌
総合
成年組
少年組
FIS CUP
11 遠藤悠介(JPN) 99.0m/128.5点
1位
12 遠藤晃太(JPN) 95.5m/124.0点
2位
1位
13 吉岡和也(JPN) 95.5m/122.0点
3位
2位
13 渡瀬雄太(JPN) 94.0m/122.0点
4位
15 遠藤秀治(JPN) 92.5m/119.0点
5位
16 高野鉄平(JPN) 95.0m/118.0点
6位
17 小山内佳彦(JPN) 91.5m/116.0点
7位
3位
19 ウルマー(GER) 90.5m/114.0点
9位
4位
10 坂野幸夫(JPN) 90.0m/113.5点
10位
5位
10 高柳太郎(JPN) 91.0m/113.5点
10位
6位
12 コヴァリエッフ(FIN) 90.5m/112.0点
12位
7位
13 東輝(JPN) 89.5m/111.5点
13位
8位
14 シャーベライター(AUT) 89.0m/110.5点
1位
9位
14 田中翔大(JPN) 89.0m/110.5点
14位
9位
21 岡部孝信(JPN) 86.5m/105.0点
20位
11位
21 渡部弘晃(JPN) 87.0m/105.0点
2位
23 鈴木翔(JPN) 86.0m/103.5点
3位
25 ブランド(NOR) 85.0m/102.0点
22位
DQ
26 山田将平(JPN) 84.5m/100.0点
4位
27 ハイベック(AUT) 84.0m/99.5点
5位
12位
31 ドボヴセク(SLO) 83.0m/96.0点
6位
DQ
47 細山周作(JPN) 72.0m/67.0点
40位
13位
58 西森享平(JPN) 62.5m/47.5点
43位
14位
試技終了後、たった1人の壮年組の選手が飛び、ゲート変更のためテストジャンパーが飛んだところで10分中断、再び始まったものの、今度は5人ぐらいで飛びすぎでキャンセル。新たにスタートする。

シーズン中の3つの国際大会のうち、宮様大会は唯一、成績による参加資格が設定されていない大会で、しかも足切りがない(COCはクオータ+開催国枠8、五輪記念/ HTB杯/STV杯は全日本のナショナルチームかジュニアチーム、全日本選手権20位以内、連盟推薦、それ以外はエントリーできない)。それは単純に選手数にも見られるし、選手の所属、そしてもちろん、ジャンプ自体にもオープン大会であることが見て取れる。踏み切りのタイミングとか、風とかではなく、それはもう滑り降りてきてカンテを出ているだけなのだ。跳んでない、踏み切ってさえいない。滑って、踏み切って、体を傾ける。小さいころからやっているから恐怖心なくできるのだ、と言うが、ジャンプって難しいと痛感する。

1本目が終わるころには天気もよくなり、これは2本目もできるかな、という感じだったが、少し長めにインターバルをとっているうちに、降雪が強くなり、2本目は打ちきりとなった。

ブランド(NOR)とドボヴセク(SLO)はスーツにプロンベ(厚さ、通気性などの規定をパスしたスーツに付けられる金属の封印)が付いていないために、FIS CUPは失格となった。しかし、宮様大会ではマテリアルチェックがない。

1本をやっと終えたのが3:30ごろ。天候的にも時間的にも今日の大倉山のナイター練習は中止となる。

女子
11 渡瀬あゆみ 68.0+84.5m/163.5点
12 山田いずみ 72.0+81.5m/161.0点
13 葛西賀子 69.0+80.0m/155.0点
14 小浅星子 73.5+75.0m/153.0点
15 金井理恵子 77.0+61.5m/127.5点
16 北村咲希 63.5+70.5m/117.5点

今年も昨年同様、女子のCOCの同時開催が予定されていたが、延期になったジュニア世界選手権と日程が重なるために、残念ながら中止となった。

◆2008年2月29日(金) 公式練習 HS100◆
T1
T2
ゲート
20
19
西下和記(JPN) 90.0 82.0
船木和善(JPN) 81.5 69.5
梅崎慶大(JPN) 79.5
高野鉄平(JPN) 88.0
ゲート
18
渡瀬雄太(JPN) 91.0
吉岡和也(JPN) 80.5 90.5
田中翔大(JPN) 77.5 90.0
高柳太郎(JPN) 82.0 90.5
細山周作(JPN) 82.0 94.5
坂野幸夫(JPN) 78.0 93.0
東輝(JPN) 59.0 98.0
岡部孝信(JPN) 75.5 96.5
18
ウルマー(GER) 81.0 92.5
コヴァリエッフ(FIN) 75.0 77.5
ドボヴセク(SLO) 78.5 81.5
ブランド(NOR) 75.5 80.0
シャーベライター(AUT) 82.5 90.5
ハイベック(AUT) 73.0 80.0
28日、木曜日。前日から降り続く雪と風。午前中、宮の森ではNCの練習が行われる。SJは午後に大倉で練習が予定されていたが、除雪、整備が間に合わない上に、風も強いので、練習は中止になる。

今後の予定としては、当初の予定通り、金曜日には宮の森で練習し、土曜日、宮の森の試合後、大倉でナイターで練習する。天気は週末にかけてよくなる予定だったし、夜の方が風が安定するから。

金曜日、午前中はNCの前半ジャンプ。午後から、宮の森で練習。
FIS CUP総合ランキングではAUTの2人が上位だが、練習を見る限り、大差はない。

バレーサッカーをする選手たち。
AUTの2人+ウルマー組が圧勝。
右端:フローリアン、真ん中のJAPANのウエア:菅野さん、左を向いているのがミヒャエル、その後ろウルマー。左端が謙司郎クン(菅野さんと謙司郎クンはゲームには参加していない)。こういうことをすると緊張がほぐれそう。みんなすごく笑ってたし。しかし、ヨーロッパのコって、サッカーうまいね。



◆外国人参加選手◆
AUT
Michael Hayboeck ミヒャエル・ハイベック
1991年2月10日生まれ 16歳
今回の成績:NH総合27位/少年5位 LH総合38位/少年組9位
FIS CUP総合:148点 25位
過去の戦績
FIS CUP:07/08 3位、4位
FIS RACE:07/08 10戦 3位×3 06/07 8戦 05/06 1戦
AUTのCチーム。未来のシュリーレンツァウアーという呼び声も...。
AUT
Florian Schabereiter フローリアン・シャーベライター
1991年3月5日生まれ 16歳
今回の成績:NH総合14位/少年1位 LH総合21位/少年組3位
FIS CUP総合:116点 38位
過去の戦績
FIS CUP:07/08 4戦 3位 06/07 1戦
FIS RACE:07/08 10戦 2位、4位 06/07 8戦 05/06 1戦
必ずジャンプが左側に行く。右足の蹴りが強いのか。相当、距離を損している。
SLO
Matej Dobovsek マテイ・ドボヴセク
1990年6月30日生まれ 17歳
今回の成績:NH総合47位/少年13位 LH総合9位/少年組1位
FIS CUP総合:68点 85位
過去の戦績
FIS CUP:07/08 4戦 7位、8位 06/07 1戦
FIS RACE:07/08 10戦 1位、4位 06/07 4戦 05/06 2戦
FIN
Kai Kovaljeff カイ・コヴァリエッフ
1985年8月8日生まれ 22歳
今回の成績:NH総合12位/成年12位 LH総合19位/成年組17位
FIS CUP総合:93点 55位
過去の戦績
07/08 GP 2戦 COC 8戦 FIS CUP 4戦
Maekihypyn Vancouver-ryhmae ジャンプバンクーバーグループ
GER
Christian Uimer クリスティアン・ウルマー
1984年8月9日生まれ 23歳
今回の成績:NH総合9位/成年9位 LH総合11位/成年組9位
FIS CUP総合:50点 108位
過去の戦績
07/08:WC Harrachov GP 6戦 COC 6戦 札幌にも来ている
06/07:WC 12戦 Kuusamo8位 GP 9戦 COC 10戦 6位、5位
05/06:COC 2戦
コンバインドから純ジャンプに転向して2季目
NOR
Johan-Martin Brandt ヨハン-マルティン・ブランド
1987年12月24日生まれ 20歳
今回の成績:NH総合25位/成年22位 LH総合39位/成年組30位
FIS CUP総合:70点 70位
過去の戦績
FIS CUP:07/08 2戦
年齢は2007年12月31日現在。満18歳までが少年組=ジュニア。満19歳以上が成年組=シニア。
ジュニアの中ではSLOのドボヴセクが伸びそう。ウルマーはこのあとの蔵王で優勝していたがFIS CUPレベルの選手ではないので喜べないだろう。
ドイツはこの時期に行われた世界ジュニアで、個人でも団体でも金メダルを獲得した。ドイツにはある世代が欠けていると言われていて、それはシュミット、ハナヴァルトらと金メダルを獲ったヴァンクの間の世代なのかもしれない。

ユレ・ラデル。
今回はSLOのコーチとして来日。あの、ユレ・ラデルだ。
引退したという噂は本当だった。若く見えるけど、もう30歳。いつまで飛んでいたのか聞いたら、「去年の夏まで」とのこと。支援をうち切られることになり、パートナーとの間に子供もいるので(結婚はしてないよと強調)、引退することにし、コーチの道を選んだそうだ。
※Radeljのjは発音しない、Matejのjは発音するんだそうだ。