2003/2004 第52回 ジャンプ週間

オーバーシュトドルフ(12/29)・ガルミッシュ-パルテンキルヒェン(1/1)・インスブルック(1/4)・ビショッフスホーフェン(1/6)UP

ワールドカップ総合(after Bischofshofen)
1. ペッテルセン(NOR)  556点 16. リンドストローム(FIN) 318点
2. アホネン(FIN)  458点 17. マリシュ(POL) 298点
3. リュケルソイ(NOR)  373点 18. 葛西紀明(JPN) 260点
4. ヘルヴァルト(AUT) 357点 19. ハナヴァルト(GER) 252点
5. ジョンタ(SLO)  331点 10. ウアマン(GER) 229点
28.山田(JPN)67点 32.宮平(JPN)43点 33.船木(JPN)40点 40.東(JPN)22点

ジャンプ週間総合(after Bischofshofen)
1. ペッテルセン(NOR) 1066.6点 16. シュペート(GER) 1009.8点
2. ヘルヴァルト(AUT) 1031.5点 17. ウアマン(GER) 1998.7点
3. ジョンタ(SLO) 1023.6点 18. 葛西紀明(JPN) 1996.5点
4. モーゲンシュテルン(AUT) 1012.9点 19. リュケルソイ(NOR) 1956.5点
5. アホネン(FIN)  1009.8点 10. ビストール(NOR) 1952.6点
12.ハナヴァルト(GER)935.4点 15.マリシュ(POL)908.6点 29.山田(JPN)595.1点 42.東(JPN)325.6点 44.船木(JPN)294.8点 

■ OBERSTDORF■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第1戦:2003年12月29日 オーバーシュトドルフ(GER) シャッテンベルクシャンツェ
K点:
120 m ジュリーディスタンス: 123 m
シャンツェレコード: 133 .0m シュミット 00年12月29日
特徴:05年のWMのために16,600,000ユーロかけて改修。K点が115からラージヒルの国際スタンダード、120に。助走路を作り替えたことで踏み切り台が移動し、カンテがこれ
までより6m上がり、より距離が出るようになった。

12月29日(日) ペッテルセン(NOR)、今季2勝目。通算4勝。
ジャンプ週間開幕戦はこれまで5年間、ドイツ勢が勝ってきたが(シュミット、ハナヴァルト)、好調NORのペッテルセンがシャンツェレコードを飛んで圧勝した。改修で140まで飛べるようになったとは聞いていたが143.5とは...。
11. ジグール・ペッテルセン(NOR) 133.0+143.5m/295.2点
12. トーマス・モーゲンシュテルン(AUT) 132.5+129.0m/272.7点
13. マルティン・ヘルヴァルト(AUT) 126.5+133.0m/269.1点
14. ミヒャエル・ウアマン(GER) 128.5+132.0m/267.9点
15. 葛西紀明(JPN) 124.5+131.5m/261.8点
16. ロク・ベンコヴィッチ(SLO) 133.5+123.5m/261.6点
19. アダム・マリシュ(POL) 121.5+131.5m/254.4点
13. ヤンネ・アホネン(FIN) 123.5+126.5m/249.0点
18. スヴェン・ハナヴァルト(GER) 123.5+124.5m/242.9点
27. マルティン・シュミット(GER) 114.5+121.5m/219.3点
28. 山田大起(JPN) 117.0+118.0m/218.5点

12月28日(土):予選
上位14人はゲートが下げられた。シュミット、久々に改心のジャンプか? 謹慎処分からCOCで2連勝してジャンプ週間の出場権を勝ち取ったビストールは129.5m/131.1点(16位)。東選手はトレーニングで128、131mと好調だったのに...。

11. ペッテルセン(NOR) 134.0m/142.2点 v.s.フラス
12. アホネン(FIN) 129.5m/132.6点 v.s.J.ハウタマキ
13. マリシュ(POL) 125.5m/125.4点 v.s.マトゥラ
17. 葛西紀明(JPN) 119.5m/114.1点 v.s.ジョーンズ
19. ハナヴァルト(GER) 119.0m/110.7点 v.s.ゴルトベルガー
14. シュミット(GER) 130.5m/135.9点 v.s.クランイェッツ
29. 山田大起(JPN) 121.0m/115.8点 v.s.リッツァーフェルト
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52. 宮平秀治(JPN) 113.0m/99.9点
55. 船木和善(JPN) 112.5m/99.5点
62. 東輝(JPN) 103.5m/80.9点

■ ■ GARMISCH-PARTENKIRCHEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第2戦:2004年1月1日 ガルミッシュ-パルテンキルヒェン(GER)オリンピックシャンツェ
K点:
115 m ジュリーディスタンス: 121 m 
シャンツェレコード: 129.5 m マリシュ 01年1月1日

1月1日(木):ペッテルセン(NOR)、連勝。
ペッテルセン:「イエロービブをできるだけ長くキープしたい。グランドスラムは考えていない」またも勝てなかったアホネン。「ジャンプには満足。テイクオフはいいが、着地に問題があった」
11. ジグール・ペッテルセン(NOR) 123.0+120.5m/253.8点
12. マルティン・ヘルヴァルト(AUT) 118.5+121.0m/253.1点
13. ゲオルク・シュペート(GER) 120.5+118.5m/248.7点
14. ヤンネ・アホネン(FIN) 120.0+120.0m/248.5点
15. ペーター・ジョンタ(SLO) 119.0+117.5m/241.2点
16. 葛西紀明(JPN) 116.0+117.5m/239.8点
19. スヴェン・ハナヴァルト(GER) 114.5+116.0m/231.9点
13. ヤンネ・アホネン(FIN) 123.5+126.5m/249.0点
18. スヴェン・ハナヴァルト(GER) 123.5+124.5m/242.9点
22. マルティン・シュミット(GER) 114.5+108.0m/215.0点
31. 山田大起(JPN) 118.5m/101.8点

12月31日(水):予選
シードの15人は3つゲートを下げて飛んだがアホネンは123.5m。予選をパスしたハナヴァルトとあたる。

11.

アホネン(FIN) 123.5m/123.8点 v.s.ハナヴァルト
12. ヘルヴァルト(AUT) 119.0m/123.2点 v.s.ラッピ
13. ロモレン(NOR) 117.5m/120.0点 v.s.ステンスルー
14. 葛西紀明(JPN) 109.0m/116.4点 v.s.J.ハウタマキ
14. シュミット(GER) 112.5m/109.5点 v.s.ソレム
38. 船木和善(JPN) 110.0m/104.0点 v.s.マリシュ
40. 山田大起(JPN) 109.0m/103.2点 v.s.インゲブリッセン
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49. 東輝(JPN) 105.0m/95.5点
57. 宮平秀治(JPN) 198.0m/80.4点
DNS ハナヴァルト(GER)

■ ■ ■ INNSBRUCK ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
第3戦:2004年1月4日 インスブルック(AUT) ベルクイーゼル-シャンツェ
K点: 120 m ジュリーディスタンス: 134 m
シャンツェレコード: 135.0 m リンドストローム 03年8月31日 
01年K120に改修され、ブレーキングゾーンも作り替えられた。

1月4日(日)ペーター・ジョンタ、WC初優勝。
ジョンタ:「子供のころからこの瞬間を待ち望んでいたけれどまさかここでとは考えていなかった。表彰台はいけると思ったがビックリ」ほとんどの有識者がジョンタのときだけ条件がよかったと言っているが優勝は優勝だ。アホネン:「2本ともいいジャンプだったが、2本目はあの追い風ではノーチャンス。3位には上がれるが総合連覇はもう無理」2位に入ったリンドストロームは1本目12位。「この冬のベストジャンプ。トップ選手のとき条件が悪かったので上に上がれた」東選手はウアマンと対戦して負けたが敗者復活した。
もしペッテルセンがジャンプ週間総合を勝てば10年ぶりのNOR勢の優勝になる。
11. ペーター・ジョンタ(SLO) 128.0+128.5m/265.2点
12. ヴェリ-マッティ・リンドストローム(FIN) 126.5+124.0m/253.9点
13. ヤンネ・アホネン(FIN) 132.5+121.0m/253.8点
14. ジグール・ペッテルセン(NOR) 131.0+120.0m/251.8点
15. マルティン・ヘルヴァルト(AUT) 131.5+117.5m/251.7点
16. 葛西紀明(JPN) 127.0+120.5m/249.5点
19. スヴェン・ハナヴァルト(GER) 128.0+117.5m/244.4点
12. 東輝(JPN) 124.5+119.0m/237.3点
20. マルティン・シュミット(GER) 120.0+117.0m/228.1点
25. アダム・マリシュ(POL) 115.0+118.0m/218.4点
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42. 船木和善(JPN) 112.0m/100.6点
49. 山田大起(JPN) 108.0m/291.9点

■ ■ ■ ■ BISCHOFSHOFEN ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第4戦:2004年1月6日 ビショッフスホーフェン(AUT) パウル-アウサーライトナー-シャンツェ
K点: 120 m ジュリーディスタンス: 135 m
シャンツェレコード: 139 .0m ハナヴァルト 02年1月6日

1月6日(火)ペッテルセン、優勝でジャンプ週間総合優勝を決める。WC総合でもトップをキープ。
5日、強い降雪のため練習ジャンプ1本のみで予選は翌日に延期。そのため本戦はKO方式ではなくふつうのWC方式で。ペッテルセンはやはり強かった。恐るべしミカ・コヨンコスキというところか...。昨日の練習で1・2フィニッシュしたスイスのデュオ、アマン(17位/123.0+125.0m/231.4点)とキュッテル(19位/123.0+123.5m/228.2点)が本戦でも久々にいいところを見せた。
11. ジグール・ペッテルセン(NOR) 132.5+133.5m/265.8点
12. ペーター・ジョンタ(SLO) 134.0+131.5m/263.4点
13. ヤンネ・アホネン(FIN) 131.5+132.0m/261.3点
14. トーマス・モーゲンシュテルン(AUT) 138.0+125.0m/258.9点
15. マルティン・ヘルヴァルト(AUT) 130.5+131.5m/257.6点
16. ゲオルク・シュペート(GER) 126.0+123.0m/257.2点
11. 葛西紀明(JPN) 126.5+129.0m/245.4点
15. マルティン・シュミット(GER) 125.5+126.0m/236.7点
20. アダム・マリシュ(POL) 123.0+120.0m/218.4点
22. スヴェン・ハナヴァルト(GER) 122.0+119.5m/216.2点
30. 山田大起(JPN) 117.0+108.5m/108.5点
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32. 船木和善(JPN) 112.0m/193.0点
44. 東輝(JPN) 111.0m/188.3点
宮平選手は107.0m/80.1点(51位)で惜しくも予選落ちした。