2005/2006 第54回 ジャンプ週間
VIER SCHANZEN TOURNEE
■スケジュール■時間は現地時間。日本時間は+8時間
G.Partenkirchen Bischofshofen
公式練習 12/28(水)14:30
12/31(土)11:30
1/3(火)11:30
1/5(木)14:30
予選
12/28(火)16:30
12/31(金)13:45
1/2(日)13:45
1/5(水)16:30
試技
12/29(木)15:00
11/11(日)12:00
1/4(水)12:30
1/6(金)15:00
1本目
12/29(水)16:30
11/11(土)13:45
1/3(月)13:45
1/6(木)16:30
2本目
12/29(水)17:30
11/11(土)14:45
1/3(月)14:45
1/6(木)17:30
■賞金■各試合、70,000スイスフランが以下のように分配される。(1Sfr.=約92円)
1位:30,000Sfr. 2位:15,000万Sfr. 3位:10,000Sfr. 4位:6,000Sfr. 5位:3,000Sfr. 6位:2,000Sfr. 7位-10位:1,000Sfr. 総合優勝者は副賞として車がもらえる。
■ジャンプ週間総合■
Oberstd.
Garmisch
Inns.
Bischofh.
総得点
11 アホネン(FIN)
270.9(1)
262.2(2)
255.4(6)
293.0(1)
1081.5
11 ヤンダ(CZE)
262.6(3)
264.7(1)
263.2(2)
291.0(2)
1081.5
13 リューケルソイ(NOR)
268.4(2)
249.8(5)
256.9(5)
282.0(3)
1057.1
14 キュッテル(SUI)
230.2(20)
259.8(4)
255.2(7)
277.7(4)
1022.9
15 M.ハウタマキ(FIN)
258.0(5)
260.3(3)
247.1(15)
252.5(15)
1018.0
16 岡部孝信(JPN)
260.8(4)
238.6(10)
253.8(8)
264.6(6)
1017.8
17 ロムレン(NOR)
243.8(10)
230.2(16)
258.1(3)
265.8(5)
2997.9
18 コフラー(AUT)
236.7(15)
248.9(6)
251.3(11)
255.9(10)
2992.8
19 葛西紀明(JPN)
238.0(13)
236.3(12)
251.7(9)
255.5(11)
2981.5
10 シュペート(GER)
245.3(7)
240.8(9)
248.4(13)
242.2(22)
2976.7
23 伊東大貴(JPN)
232.4(16)
242.9(26)
108.0(39)
239.9(23)
2793.4
51 一戸剛(JPN)
293.1(35)
予選落ち
286.1(49)
予選落ち
2179.2
66 山田大起(JPN)
282.6(44)
予選落ち
予選落ち
予選落ち
2282.6
■WC総合■2006年1月6日 ビショッフスホーフェン終了後
11 ヤンダ(CZE) 872点
12 アホネン(FIN) 755点
13 キュッテル(SUI) 577点
14 ウアマン(GER) 461点
15 リューケルソイ(NOR) 410点
16 ビストール(NOR) 358点
17 ヴィドヘルツル(AUT) 345点
18 モーゲンシュテルン(NOR) 316点
19 コフラー(AUT) 273点
10 マリシュ(POL) 270点
11 岡部孝信(JPN) 253点
20 葛西紀明(JPN) 117点
38 伊東大貴(JPN) 31点
47 一戸剛(JPN) 9点

※WCスタンディングはこちらのページもご覧ください。


■OBERSTDORF■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
第1戦:05年1月29日 オーバーシュトドルフ(GER)シャッテンベルクシャンツェ
K点:
120m HS: 137m シャンツェレコード: 143.5m/ペッテルセン(NOR)/03.12.29.
12月29日(木) アホネン、今季初優勝。
11 アホネン(FIN) 130.5+130.0m/270.9点
12 リューケルソイ(NOR) 128.5+132.0m/268.4点
13 ヤンダ(CZE) 123.5+133.5m/262.6点
14 岡部孝信(JPN) 128.0+130.5m/260.8点
15 M.ハウタマキ(FIN) 129.5+125.5m/258.0点
16 ヴィドヘルツル(AUT) 119.5+130.0m/248.1点
17 シュペート(GER) 119.5+129.0m/245.3点
18 アマン(SUI) 120.5+128.0m/244.8点
19 ウアマン(GER) 120.5+127.5m/244.4点
10 ロモレン(NOR) 117.0+131.5m/243.8点
13 葛西紀明(JPN) 119.5+125.5m/238.0点
13 マリシュ(POL) 121.0+124.0m/238.0点
16 伊東大貴(JPN) 116.5+126.5m/232.4点
20 キュッテル(SUI) 111.0+130.5m/230.2点
35 一戸剛(JPN) 109.5m/93.1点
44 山田大起(JPN) 104.5m/82.6点

12月28日(水)
 予選結果
11 ヴィドヘルツル(AUT) 142.5m/150.5点
12 ウアマン(GER) 137.5m/147.5点
13 キュッテル(SUI) 136.5m/144.7点
14 クラニエッツ(SLO) 135.0m/144.0点
15 コフラー(AUT) 132.5m/138.0点
16 ペテルカ(SLO) 132.5m/136.5点
12 葛西紀明(JPN) 129.0m/124.9点
15 岡部孝信(JPN) 125.5m/124.9点
19 アホネン(FIN) 119.5m/102.6点
25 伊東大貴(JPN) 121.0m/115.8点
43 一戸剛(JPN) 113.0m/98.4点
------------------
50 山田大起(JPN) 109.5m/92.6点
56 宮平秀治(JPN) 108.0m/89.4点
予選5位だったヤンダは板が長すぎて失格したが、シードされているので本戦には出場する。

本戦のおもな対戦
伊東大貴(JPN) v.s. マトゥラ(CZE)
メヒラー(GER) v.s. アホネン(FIN)
シュミット(GER) v.s. 岡部孝信(JPN)
ベンコビッチ(SLO) v.s. 葛西紀明(JPN)
一戸剛(JPN) v.s. ヘル(GER)
山田大起(JPN) v.s. ウアマン(GER)
ヤンダ(CZE) v.s. ヴィドヘルツル(AUT)
■ ■GARMISCH-PARTENKIRCHEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第2戦:06年1月1日 ガルミッシュ-パルテンキルヒェン(GER)オリンピックシャンツェ
K点:
115 m HS: 125 m シャンツェレコード: 129.5 m マリシュ(POL) 01.01.01.
1月1日(日) ヤンダ、再び。
11 ヤンダ(CZE) 125.0+121.5m/264.7点
12 アホネン(FIN) 122.5+124.0m/262.2点
13 M.ハウタマキ(FIN) 123.0+120.5m/260.3点
14 キュッテル(SUI) 122.5+121.0m/259.8点
15 リューケルソイ(NOR) 120.0+118.5m/249.8点
16 コフラー(AUT) 124.5+116.0m/248.9点
17 ウアマン(GER) 122.0+117.5m/246.6点
18 アマン(SUI) 120.5+117.5m/242.9点
19 シュペート(GER) 117.0+119.0m/240.8点
10 岡部孝信(JPN) 116.5+118.0m/238.6点
12 葛西紀明(JPN) 119.0+114.5m/236.3点
21 マリシュ(POL) 114.5+112.5m/222.6点
26 伊東大貴(JPN) 112.0+117.5m/242.9点
マリシュはガルミッシュでジャンプ週間を終え、今後のWCと五輪に備える。
マッティ・ハウタマキがいつもより早く、調子を上げてきている。









12月31日(土) 予選結果
11 葛西紀明(JPN) 122.5m/128.5点
12 M.ハウタマキ(FIN) 121.0m/128.3点
13 シュペート(GER) 121.0m/126.8点
14 キュッテル(SUI) 118.5m/123.3点
15 アホネン(FIN) 119.0m/123.2点
16 コフラー(AUT) 120.0m/136.5点
15 岡部孝信(JPN) 125.5m/123.0点
42 伊東大貴(JPN) 108.5m/101.3点
47 山田大起(JPN) 108.0m/98.9点
------------------
57 一戸剛(JPN) 105.5m/93.9点
71 宮平秀治(JPN) 101.0m/85.3点
葛西が予選1位通過。つい来たか...。予選をパスしたWC総合トップのヤンダと当たる。

本戦のおもな対戦
ハイェック(CZE) v.s. 岡部孝信(JPN)
伊東大貴(JPN) v.s. ブラハト(GER)
マトゥラ(CZE) v.s. アホネン(FIN)
ヤンダ(CZE) v.s. 葛西紀明(JPN)
■ ■ ■INNSBRUCK■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第3戦:06年1月3日 インスブルック(AUT) ベルクイーゼル-シャンツェ
K点:
120m HS: 130m シャンツェレコード: 136.0m マリシュ(POL) 04.09.11. 
1月4日(水) ビストール、初優勝。
11 ビストール(NOR) 127.0+129.5m/264.7点
12 ヤンダ(CZE) 123.5+133.0m/263.2点
13 ロモレン(NOR) 126.0+128.5m/258.1点
14 モーゲンシュテルン(AUT) 130.0+124.5m/257.6点
15 リューケルソイ(NOR) 128.0+125.0m/256.7点
16 アホネン(FIN) 124.0+129.0m/255.4点
17 キュッテル(SUI) 127.5+124.0m/255.2点
18 岡部孝信(JPN) 123.5+130.0m/253.8点
19 葛西紀明(JPN) 128.0+123.5m/251.7点
10 ベンコヴィッチ(SLO) 126.0+124.5m/251.4点
39 伊東大貴(JPN) 117.5m/108.0点
49 一戸剛(JPN) 107.0m/86.1点
1本目、首位に立ったモーゲンシュテルン。ついに初優勝かと思ったが、0.5点表彰台にも足りなかった。
優勝は夏から調子のよかったビストール。WC初優勝。「もちろん嬉しいよ。ボクだけじゃなくてチームもね。コーチは何も言わず微笑んでいた」NORは1位、3位、5位とフライングWM、オリンピックに向け、調子が上がってきた。

予選落ちしたシュミットはジャンプ週間を終了し、スキー休暇でリフレッシュ。オリンピックに備える。
ジャンプ週間総合はたったの2点差。アホネン、三連覇なるか?!




1月3日(火) 予選結果
11 アホネン(FIN) 131.5m/130.2点
12 ストッホ(CZE) 128.5m/129.8点
13 伊東大貴(JPN) 126.0m/125.8点
14 ヘル(GER) 126.5m/125.2点
15 キュッテル(SUI) 123.5m/122.8点
16 シュヴァルツェンベルガー(AUT) 124.5m/122.1点
28 葛西紀明(JPN) 118.5m/110.8点
46 一戸剛(JPN) 115.5m/102.9点
-------------
53 岡部孝信(JPN) 112.5m/90.0点
65 山田大起(JPN) 110.5m/93.4点
72 宮平秀治(JPN) 108.0m/89.4点
岡部選手は53位だったがシードされているので本戦には出場できる。またもアホネン対ヤンダ!!

本戦のおもな対戦
葛西紀明(JPN) v.s. シュペート(GER)
一戸剛(JPN) v.s.キュッテル(SUI)
岡部孝信(JPN) v.s. ヘル(GER)
アマン(SUI) v.s. 伊東大貴(JPN)
アホネン(FIN) v.s. ヤンダ(CZE)
■ ■ ■ ■BISCHOFSHOFEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第4戦:06年1月6日 ビショッフスホーフェン(AUT) パウル-アウサーライトナー-シャンツェ
K点: 125m HS: 140m シャンツェレコード:143.0m 伊東大貴 05.01.06.
1月6日(金) アホネン、優勝。ジャンプ週間総合はアホネン、ヤンダ、両者に!

11 アホネン(FIN) 141.0+141.5m/293.0点
12 ヤンダ(CZE) 141.0+139.0m/291.0点
13 リューケルソイ(NOR) 137.0+138.0m/282.0点
14 キュッテル(SUI) 137.0+137.0m/277.7点
15 ロモレン(NOR) 134.0+134.5m/265.8点
16 岡部孝信(JPN) 135.5+131.5m/264.6点
17 ヘル(GER) 132.0+135.5m/262.0点
18 モーゲンシュテルン(AUT) 132.0+132.0m/256.6点
19 ヴィドヘルツル(AUT) 133.0+132.0m/256.6点
10 コフラー(AUT) 129.0+134.0m/255.9点
11 葛西紀明(JPN) 132.5+130.0m/255.5点
23 伊東大貴(JPN) 127.5+128.0m/239.9点
1本目、アホネンとヤンダは同距離、飛型点でヤンダが1点差でトップに立った。これだけでもスゴイのに、2本目でアホネンがこの試合には勝つのだが、点差がちょうどジャンプ週間が3戦終わっての差、2点。つまりジャンプ週間総合では2人は同点で両者優勝となった。54回のジャンプ週間史上こんなことは初めてだそうだ。







1月5日(木) 公式練習
アホネン(FIN) 135.0m/135.5m
ヤンダ(CZE) 135.0m/135.0m
キュッテル(SUI) 133.0m/130.5m
ヴィドヘルツル(AUT) 133.0m/133.0m
リューケルソイ(NOR) 127.5m/123.0m
ヘル(GER) 131.5m/136.5m
ロムレン(NOR) 123.5m/131.5m
葛西紀明(JPN) 128.5m/131.5m
岡部孝信(JPN) 125.5m/130.0m
伊東大貴(JPN) 105.0m/121.5m
一戸剛(JPN) 106.0m/117.0m
山田大起(JPN) 109.0m/116.5m
宮平秀治(JPN) 114.5m/120.0m
 1月5日(木)予選結果
11 アホネン(FIN) 129.5m/123.6点
12 キュッテル(SUI) 126.5m/118.8点
13 ロムレン(NOR) 137.0m/138.6点
14 リューケルソイ(NOR) 135.5m/135.9点
15 マトゥラ(CZE) 134.5m/133.6点
16 ヴィドヘルツル(AUT) 138.0m/133.4点
18 葛西紀明(JPN) 133.5m/130.8点
10 岡部孝信(JPN) 132.0m/128.6点
22 伊東大貴(JPN) 128.0m/119.9点
-------------
57 一戸剛(JPN) 115.5m/93.9点
65 山田大起(JPN) 110.0m/85.3点
74 宮平秀治(JPN) 105.5m/74.4点

やはり、日本勢では葛西、岡部が安定している。宮平選手は最初は久々の国際舞台での緊張かと思われたが、一戸、山田、宮平は予選結果のアンダーラインの下、つまり予選落ちの場所に定着しつつある...。
予選、最長不倒は76番スタートのヴィドヘルツルの138m。その後3人飛ばせて、アホネンとキュッテルはゲートを2つ下げて飛んだ。アホネン対ヤンダの様相でありながら、またNORかヴィドヘルツルあたりが来るか...。ヤンダは予選をパスしている。個人的にはアホネンに勝ってほしいが、ヤンダが勝ちそうな気がする。

本戦のおもな対戦
バーダル(NOR) v.s. 伊東大貴(JPN)
メシーク(SVK) v.s. 岡部孝信(JPN)
ストッホ(POL) v.s. 葛西紀明(JPN)
スリツ(POL) v.s. リューケルソイ(NOR)

クラニエッツ(SLO) v.s. キュッテル( SUI)
ヤンダ(CZE) v.s. アホネン(FIN)