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ノルディック複合 in Torinoスキージャンプ in Torino

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ノルディックコンバインド◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2月21日(火) 個人スプリント HS140/7.5km ゴットヴァルト、団体戦に続いて金。
1 ゴットヴァルト(AUT) 123.0m/112.1点(12)
+0:54
17:35.0(1)
-
2 モアン(NOR) 124.0m/111.8点(13) +0:56 17:38.4(2) +5.4
3 ヘティッヒ(GER) 133.5m/127.5点(1)
-
18:38.6(26) +9.6
14 ラミィシャプイ(FRA) 132.0m/124.4点(2) +0:05 18:46.5(29) +22.5
15 タッルス(FIN) 129.5m/120.9点(4) +0:19 18:39.1(27) +29.1
16 タンデ(NOR) 128.5m/118.2点(5) +0:30 18:29.1(22) +30.1
17 キルヒアイゼン(GER) 120.0m/106.5点(21) +1:17 17:48.7(3) +36.7
18 アッカーマン(GER) 125.0m/114.0点(10) +0:47 18:20.7(19) +38.7
19 ロドウィック(USA) 121.5m/107.3点(19) +1:14 17:57.4(6) +42.4
10 スピレーン(USA) 122.5m/109.5点(14) +1:05 18:10.2(11) +46.2
11 コイヴランタ(FIN) 130.0m/121.5点(3) +0:17 19:00.7(35) +48.7
12 マンニネン(FIN) 121.5m/108.3点(16) +1:10 18:11.0(13) +52.0
13 M.グルーバー(AUT) 127.0m/116.9点(6) +0:35 18:48.3(30) +54.3
14 シュテヒャー(AUT) 122.0m/108.9点(15) +1:07 18:23.3(21) +1:01.3
15 高橋大斗(JPN) 121.0m/107.7点(18) +1:12 18:19.4(18) +1:02.4
18 小林範仁(JPN) 117.0m/103.9点(28) +1:27 18:09.0(10) +1:07.0
19 渡部暁斗(JPN) 127.0m/115.4点(9) +0:41 18:56.3(32) +1:08.3
22 畠山陽輔(JPN) 122.5m/116.1点(7) +0:38 19:05.0(37) +1:14.0
28 ビーラー(AUT) 126.5m/115.8点(8) +0:40 19:04.0(36) +1:15.0
ヘティッヒがまたもジャンプを1位で折り返す。逃げるヘティッヒ、追うモアンとゴットヴァルト。展開は個人戦とほぼ同じ。そして表彰台もこの3人が場所を取り替えただけだった。

ゴットヴァルトは大ジャンプではなかったけど、この位置からならメダルを狙える。スキーは滑っていたし、今回はとてもうまくペース配分した。ドーピングとはほど遠い、最もクリーンな(バイアスロンのことがあるので...)努力の人、ゴットヴァルト。五輪、世界選手権通算14個目にして初の個人金メダル。やっと!!

五輪に入って、すべてのマテリアルを新しくしたアッカーマンは個人メダルには届かなかった。

マンニネンはまったく勝負に絡めず。カメラに抜かれることもあまりなかった。1分差なら表彰台は行けると思ったが、13位タイムは戦意喪失か、はたまたどこか調子が悪かった?

高橋大斗の18位というタイムはがんばった。ジャンプが本調子であれば、入賞はできたと思うと残念。

2月19日(日) 公式練習1 HS140/K125
アッカーマン(GER) 125.0/125.5m ロドウィック(USA) 123.0/122.0m
ガイザー(GER) 122.5/120.0m 高橋大斗(JPN) 123.0/129.5m
ハーゼナイ(GER) 111.5/95.0m 渡部暁斗(JPN) 118.5/123.5m
ヘティッヒ(GER) 128.0m グレースリ(NOR) 111.5/120.5m
キルヒアイゼン(GER)
128.5m
ハマー(NOR) 105.0/120.5m
シュミット(GER) 114.5/116.5m クレメトセン(NOR) 116.0/128.0m
ラミィシャプイ(FRA) 123.5/122.0/121.0m モアン(NOR) 125.0/120.0m
リーダー(SUI) 116.5/122.0/123.0m
タンデ(NOR)
126.5/128.5m
コイヴランタ(FIN)
122.5/124.0m
マスレニコフ(RUS) 118.0/121.5m
タッルス(FIN) 124.0m
NORチームが復活。本日の欠席:マンニネン、AUTチーム、畠山、北村、小林。
2月16日(木) 団体戦 後半クロスカントリー 4×5km オーストリア、初の団体五輪金メダル!
タイム
(順位)
リレー時の
タイム(順位)
リレー時の
タイム差

1
AUT
前半903.2点(2)
+00:10
後半49:42.6(1)
M.グルーバー
11:50.3(3)
12:00.3(2) +36.4
ビーラー 13:01.0=(5) 25:01.3(2) +47.0
ゴットヴァルト 12:01.4(1) 37:02.7(2) +20.8
シュテヒャー 12:49.9(3) 49:52.6(1) +00.00

2
GER
前半913.5点(1)
+00:10
後半50.07.9(4)
+15.3
キルヒアイゼン 11:23.9(1) 11:23.9(1) +00.00
ヘティッヒ
12:50.4(4) 24:14.3(1) +00.00
アッカーマン 12:27.6(6) 36:41.9(1) +00.00
ガイザー 13:26.0(7) 50:07.9(2) +15.3

3
FIN
前半878.6点(4)
+00:35
後半49:44.4(2)
+26.8
クイスマ
11:56.8(5)
12:31.8(3) +1:07.9
コイヴランタ
13:01.0=(5) 25:32.8(3) +1:18.5
タッルス 12:25.5(5) 37:58.3(3) +1:16.4
マンニネン 12:21.1(1) 50:19.4(3) +26.8
4
SUI
前半839.6点(7)
+01:14
後半839.6(5)
+1:22.3
ヘア 11:42.5(2) 12:56.5(5) +1:32.6
シュミット 13:23.0(8) 26:19.5(6) +2:05.2
フーシュラー 12:02.5(2) 38:22.0(5) +1:40.1
リーダー 12:52.9(4) 51:14.9(4) +1:22.3
5
FRA
前半848.2点(6)
+01:05
後半50:19.6(6)
+1:32.0
ブロー 12:09.2(7) 13:14.2(7) +1:50.3
ルー 12:49.6(3) 26:03.8(5) +1:49.5
ラミィシャプイ 12:23.6(3) 38:27.4(6) +1:45.5
バル 12:57.2(5) 51:24.6(5) +1:32.0
6
JPN
前半864.2点(5)
+00:49
後半50:47.0(7)
+1:43.4
高橋大斗 12:02.5(6) 12:51.5(4) +1:27.6
北村隆 12:49.5(2) 25:41.0(4) +1:26.7
小林範仁 12:33.7(7) 38:14.7(4) +1:32.8
畠山陽輔 13:21.3(6) 51:36.0(6) +1:43.4
7
USA
前半820.6点(8)
+01:33
後半50:19.5(5)
+1:59.9
スピレーン 11:53.2(4) 13:26.2(8) +2:02.3
ファンローン 13:20.9(7) 26:47.1(7) +2:32.8
デモン 12:24.2(4) 39:11.3(7) +2:29.4
ロドウィック 12:41.2(2) 51:52.5(7) +1:59.9
8
CZE
前半805.1点(9)
+01:48
後半52:10.5(8)
+4:05.9
リーグル 12:33.7(8) 14:21.7(9) +2:57.8
シュラヴィ 12:38.2(1) 26:59.9(9) +2:45.6
ヴォドセダラク 13:15.8(8) 40:15.7(9) +3:33.8
スラヴィク 13:42.8(8) 53:58.5(8) +4:05.9
9
RUS
前半890.1点(3)
+00:23
後半53:42.1(9)
+4:12.5
フェセンコ 12:38.0(9) 13:01.0(6) +1:37.1
カメネフ 13:52.4(9) 26:53.4(8) +2:39.1
マトフェーフ 13:18.5(9) 40:11.9(8) +3:30.0
マスレニコフ 13:53.2(9) 54:05.1(9) +4:12.5
期せずして2日間にわたって行われた団体戦の決着がようやくついた。ついにAUTが五輪でノルディック複合初の団体金メダルを獲った。
GER かAUTかは、リレーのオーダーで決まったような気もするし、5分前に決めたというワックスでAUTのスキーが滑っていた、というところにもあるのだろう。スタート前は、強弱強弱という順番で並べたGERが先行逃げ切りで勝ったように思った。

一走グルーバーがキルヒアイゼンについていけるわけもなく、スタート時に10秒だった差は36秒に広がる。それでも3位タイムはグミ的にはスゴイのだけど。

GERは金メダリスト、ヘティッヒを経て、アッカーマンにリレー。ビーラー、頑張るも、リードはさらに広がる。それが三走のゴットヴァルトで20秒にまでつまったものの、GERのアンカーのガイザーがリードを守りきるように見えた。でも、シュテヒャーの全力疾走は凄かった。こんなに行って大丈夫なの? と思うくらいの走りで、半分も走らずに追いつく。あとは力をセーブしながらアタック時を狙う。マリオは昨季のWMでは団体メンバーに入れず、トリノ入りしてからはジャンプが今イチだった。今季はクロスの調子がいいので、アンカーは適任だったのかもしれない。「最後の登りはすごくきつかったけど、行かなきゃダメでしょ、勝ちたきゃ。完璧だったね」

35秒差、3位でスターしたFINは、ハンヌは強いし、タッルスも走れるようになったけど、金には届かなかった。そうそうジャンプが終わって、FINはキルヒアイゼンがスーツのファスナーを閉めていなかったと抗議。彼ら、オーバーシュトドルフでも抗議してました、AUTのバトンタッチ前の走りについて。


日本はエース、高橋大斗のジャンプの不調が言われているけど、大斗クン一人が大ジャンプをしてもトップ3には追いつけない。似たような結果だったと思う。もちろん、とくに1本目のみんなジャンプはすばらしかったし、エースの不調をみんなでカバーしようと団結できたという。一度はメダルが視野にも入った。少なくともこの4人が常時、WCに出場し、競争力がついていけばいいと思う。

さて、メダルを2つ獲ったAUTはとてもリラックスしてスプリントに臨めることだろう。
もちろんGERにも望みはあるし、マンニネンも怖い。すごく楽しみ。
2月16日(木) 団体戦 後半クロスカントリー 4×5km
1走
2走
3走
4走
1 GER キルヒアイゼン ヘティッヒ アッカーマン ガイザー
2 AUT M.グルーバー ビーラー ゴットヴァルト シュテヒャー
3 RUS フェセンコ カメネフ マトフェーフ マスレニコフ
4 FIN クイスマ コイヴランタ タッルス マンニネン
5 JPN 高橋大斗 北村隆 小林範仁 畠山陽輔
6 FRA ブロー ルー ラミィシャプイ バル
7 SUI ヘア シュミット フーシュラー リーダー
8 USA スピレーン ファンローン デモン ロドウィック
9 CZE リーグル シュラヴィ ヴォドセダラク スラヴィク
スタートリスト、出てます。なんだか、すごく、おもしろい!! AUTのアンカーはフェリックスじゃなくてマリオですか。5kmでしょ、いいかも。ドイツは一番速いキルヒアイゼンを一走に、逃げ切りを図る。ドイツ、勝ったような気がする。
2月16日(木) 団体戦 前半ジャンプ HS140 K125
m(順位)+m(順位)/点数(順位)
m(順位)+m(順位)/点数(順位)
1
GER
464.5(1)
449.0(2)
913.5点 
ガイザー
125.0(3)+121.0(6)/223.2(4)
6
FRA
431.9(6)
416.3(6)
848.2点
+01:05 
ブロー 124.0(6)+112.0(9)/205.7(9)
キルヒアイゼン 126.0(1)+125.5(1)/227.8(1) バル 110.0(8)+108.0(8)/182.1(8)
アッカーマン 126.0(1)+122.5(4)/223.7(2) ルー 118.5(8)+122.5(8)/213.2(6)
ヘティッヒ 130.5(3)+126.0(4)/238.8(3) ラミィシャプイ 132.0(2)+131.5(2)/247.2(2)
2
AUT
453.4(2)
449.8(1)
903.2点
+00:10
M.グルーバー 127.0(2)+123.0(3)/225.5(2) 7
SUI
427.5(7)
412.1(7)
839.6点
+01:14 
シュミット 124.0(4)+122.0(2)/222.2(5)
シュテヒャー
121.5(3)+125.0(2)/221.8 (2) フーシュラー 118.0(5)+109.0(7)/193.4(7)
ゴットヴァルト 122.0(5)+120.0(5)/217.5(4) ヘア 122.5(4)+115.0(7)/212.0(7)
ビーラー 128.5(4)+128.5(3)/238.4(4) リーダー 115.5(10)+124.5(7)/212.0(8)
3
RUS
450.1(3)
440.0(3)
890.1点
+00:23
マトフェーフ
121.5(9)+118.5(8)/209.5(7)
8
USA
409.9(8)
410.7(8)
820.6点
+01:33
デモン 120.0 (8)+122.5(2)/218.0(6)
フェセンコ
119.5(4)+118.5(4)/209.6(4) ファンローン 103.0(10)+103.0(9)/164.2(9)
カメネフ 120.5(6)+123.0(3)/216.2(5) スピレーン 124.0(2)+119.5(6)/218.2(3)
マスレニコフ 136.5(1)+132.5(1)/254.8(1) ロドウィック 120.0(7)+123.5(6)/220.2(6)
4
FIN
444.7(4)
433.9(4)
878.6点
+00:35
コイヴランタ 129.5(1)+120.0(7)/228.5(1) 9
CZE
396.3(9)
408.8(9)
805.1点
+01:48
ヴォドセダラク 116.0(10)+122.5(5)/207.7(8)
クイスマ 114.5(7)+115.5(5)/198.0(6) スラヴィク 115.0(6)+115.5(6)/198.6(5)
マンニネン 125.0(3)+124.5(1)/224.4(1) リーグル 113.0(9)+117.0(8)/196.5(9)
タッルス 124.5(5)+124.0(3)/227.7(5) シュラヴィ 117.5(9)+116.5(9)/202.3(9)
5
JPN
437.7(5)
426.5(5)
864.2点
+00:49
畠山陽輔 124.5(5)+123.0(1)/224.0(3) 10
ITA
393.9
DNS
ブレサドラ 124.5/111.4(7)+DNS
小林範仁 122.0(2)+124.5(3)/221.3(3) ストローブル 107.5/88.5(9)+DNS
北村隆 120.0(7)+110.5(9)/199.1(8) ムナリ 109.0/89.8(10)+DNS
高橋大斗 122.0(6)+122.0(8)/219.8(7) ミキエッリ 118.5/104.(8)+DNS
ITAはブレサドラが虫垂炎のため2本目の参加を断念した。

2月15日(水) 団体戦 HS140 K125/4×5km 1本目が終わって、翌日に持ち越し。
2本目、方向がくるくる変わる強風のため最初は中断され、約1時間後、再開されるも、これも最後まで行かなかった。この日の2本目の中止を決定し、そして、まったっく新しく試合を始めるのか、これを続けるのか、長い時間、ジュリーは話し合い、木曜日、2本目から始めることが決まった。木曜日、試合が成立しなければ、団体戦は日を改めて設定され、1本目の成績は持ち越されない。
2月14日(火) 公式練習3 HS140 K125
Gate(24)/(23)/(23)
Gate(23)/(23)/(20)
ハマー(NOR) 110.5/108.0/103.0m ロドウィック(USA) 117.5/117.5/127.5m
クレメトセン(NOR) 126.5/124.0/118.5m デモン(USA) 120.0/122.0/124.0m
タンデ(NOR) 125.0/127.0/130.5m スピレーン(USA) 122.5/121.5/123.0m
マスレニコフ(RUS) 140.5/134.5m ビーラー(AUT) 127.0/128.5/129.0m
Gate(22)/(23)/(23)
ゴットヴァルト(AUT) 122.0/123.0m
アッカーマン(GER) 121.0/125.0/128.5m B.グルーバー(AUT) 126.5/126.5/125.0m
ガイザー(GER) 122.5/122.0/128.0m M.グルーバー(AUT) 125.0/127.0m
ハーゼナイ(GER) 114.5/112.0/116.5m
クライナー(AUT)
124.0/126.0m
ヘティッヒ(GER)
128.5/128.5/129.0m
シュテヒャー(AUT) 118.0/124.5/122.0m
キルヒアイゼン(GER) 123.5/126.0m 畠山陽輔(JPN) 121.0/123.0/120.0m
シュミット(GER) 120.0/122.0/120.0m 北村隆(JPN) 116.0/114.0/115.5m
コイヴランタ(FIN) 125.5/124.0/129.5m 小林範仁(JPN) 115.0/123.5m
マンニネン(FIN) 119.0/121.5/120.0m 渡部暁斗(JPN) 110.5/115.0/125.5m
タッルス(FIN) 125.0/125.5/131.5m

3 JPN 畠山陽輔 小林範仁 北村隆 高橋大斗
7 USA デモン ファンローン スピレーン ロドウィック
8 FIN コイヴランタ クイスマ マンニネン タッルス
9 AUT M.グルーバー シュテヒャー ゴットヴァルト ビーラー
10 GER ガイザー キルヒアイゼン アッカーマン ヘティッヒ
11 NOR クレメトセン ハマー モアン タンデ
アッカーマン、見事に再生した、スゴイ!!
団体戦のジャンプのスタートリストが出ているので主なチームの構成を書いておく。

GERは走りの強いハーゼナイではなくガイザーを起用。NORはクレメトセンを除く全員が健康ではなく、昨夜、棄権を表明した。モアンとタンデは風邪、ハマーは胃の調子が悪く、控えのグレースリは最悪で隔離されている。


2月13日(月) 公式練習2 HS140 K125
Gate(22)/(23)/(24)
Gate(21)/(24)/(24)
ビーラー(AUT) 119.0/125.5/128.5m ガイザー(GER) 120.0/126.5m
ゴットヴァルト(AUT) 124.5/118.5/125.0m ハーゼナイ(GER) 104.0/119.5m
B.グルーバー(AUT) 127.0/122.0/129.5m ヘティッヒ(GER) 122.5/135.5m
M.グルーバー(AUT) 126.0/121.0/127.0m キルヒアイゼン(GER) 120.5/132.0m
クライナー(AUT) 129.0/123.5/127.0m シュミット(GER) 111.5/122.0m
シュテヒャー(AUT) 121.5/117.0/123.5m
Gate(22)/(24)/(24)
Gate(21)/(23)/(24)
ラミシャプイ(FRA) 120.5/131.0/130.5m
北村隆(JPN) 97.0/112.0/110.0m コイヴランタ(FIN) 121.5/128.5/135.0m
高橋大斗(JPN) 126.0/124.0/129.0m マンニネン(FIN) 120.5/127.5/125.0m
小林範仁(JPN) 109.5/117.5/123.0m タッルス(FIN) 123.0/132.5/130.0m
グレースリ(NOR) 111.0/107.0/114.0m リューナネン(FIN) 119.0/126.5/121.5m
ハマー(NOR) 112.0/105.5/106.5m デモン(USA) 111.5/111.5/120.5m
クレメトセン(NOR) 115.5/115.5/115.5m ロドウィック(USA) 120.5/122.0/126.5m
モアン(NOR) 117.0/119.5/125.0m スピレーン(USA) 112.5/120.5/118.5m
アッカーマンは助走姿勢が定まらず、助走速度を高めるべく、クーシュヴェル(フランス。クルマで約2時間)でトレーニング中。団体戦に出るかどうかはプラジェラートでの火曜日の最終トレーニングで決めるという。AUTはシュテヒャーの調子が上がらない。ヘティッヒは相変わらず調子がよく、アッカーマンなしでもGERはメダルに手が届きそう。

2月12日(日) 公式練習1 HS140 K125

高橋大斗(JPN) 133.0/119.5/117.0m
渡部暁斗(JPN) 121.0/111.5/113.5m
アッカーマン(GER) 114.5/112.0/114.0m
試合の翌日、FIN/USA/AUT/NORなど、ほとんどの選手が練習を見合わせる中、高橋がいいジャンプを見せた。



2月11日(土) 個人グンダーセン HS106/15km ヘティッヒ、金メダル。
1 ヘティッヒ(GER) 101.5+104.0m/262.5点(1)
-
39:44.6(18)
-
2 ゴットヴァルト(AUT) 197.5+196.0m/234.5点(11) +1:52 38:02.4(2) +9.8
3 モアン(NOR) 197.5+197.0m/237.5点(9) +1:40 38:20.8(3) +16.2
14 タンデ(NOR) 103.0+102.5m/262.0点(2) +0:02 39:58.9(22) +16.3
15 タッルス(FIN) 100.5+101.5m/257.0点(3) +0:22 39:39.9(13) +17.3
16 ハーゼナイ(GER) 192.5+191.5m/212.5点(28) +3:20 37:14.7(1) +51.1
17 キルヒアイゼン(GER) 196.0+193.5m/224.0点(16) +2:34 38:21.1(4) +1:10.5
18 ロドウィック(USA) 197.0+195.5m/232.0点(13) +2:02 38:54.6(6) +1:12.0
19 マンニネン(FIN) 196.5+198.5m/238.0点(8) +1:38 39:42.2(14) +1:35.6
10 マスレニコフ(RUS) 100.0+199.5m/251.0点(5) +0:46 40:44.2(30) +1:45.6
12 M.グルーバー(AUT) 199.0+100.0m/248.5点(7) +0:56 40:51.9(34) +2:03.3
13 ビーラー(AUT) 100.0+100.5m/251.0点(5) +0:46 41:05.3(36) +2:06.7
16 小林範仁(JPN) 194.0+192.0m/217.0点(23) +3:02 39.21.1(9) +2:38.5
18 アッカーマン(GER) 192.5+192.5m/213.5点(18) +3:16 39:42.9(15) +3:14.3
19 シュテヒャー(AUT) 194.0+195.0m/223.0点(17) +2:38 40:21.2(25) +3:14.6
32 畠山陽輔(JPN) 198.0+197.0m/235.0点(10) +1:50 42:37.3(44) +4:45.2
43 北村隆(JPN) 187.5+188.5m/192.5点(40) +4:40 42:37.3(44) +7:32.7
高橋大斗(JPN) 197.5+196.0m/233.5点(12) +1:56 DNS
難コースと言われるクロカンを前に、なるべく多くリードしておきたいジャンプ得意な選手たちにはプレッシャーがかかり、後半に賭ける選手たちは比較的リラックスして飛ぶことができたのだろう。練習ではあんなにいいジャンプをしていたビーラーは体調のせいか、前半5位ではノーチャンス。同様にアッカーマン(18位)も前半が終わってメダルの希望が消えた。
ヘティッヒ、タンデ、タッルスの先頭グループに、マンニネン、モアン、ゴットヴァルトが追いつくのは時間の問題と思われた。この追走グループがこのままメダルを獲るのではと思ったが、どうして、差はなかなか詰まらなかった。
1:38差でスタートし、今度こそメダルは楽勝に見えたマンニネン。1人で風を受けて疲れたのか、10kmで脱落。またも大イベントでの個人メダルには届かなかった。
残るはヘティッヒ、タンデ、タッルス、モアン、ゴットヴァルトの5人。最後の登りでゴットヴァルトがスパート。金メダル争いはゴットヴァルトとヘティッヒの2人に絞られた。ゴットヴァルトは追いつくのに力を使い果たしてたのだろう、ゴールスプリントをせずして2位に甘んじた。まぁ団体戦もあるので、力をセーブしましょうかね。
ヘティッヒ、WCで表彰台は何度かあるものの、勝ったことはなかった。おととしあたりまでは非常にジャンプが強い選手だったが、昨季はその得意のジャンプの調子を落としていた。オーバーシュトドルフのWMではドイツ団体金に一番貢献した選手と言われていて、リレーの走りはすばらしかった。
団体戦はおもしろくなりそうだ。
2月10日(金) 公式練習3 HS106 K95
ビーラー(AUT) 99.5/100.0/104.0m
ゴットヴァルト(AUT) 91.5/95.0m
M.グルーバー(AUT) 95.0/101.0m
シュテヒャー(AUT) 93.5/99.0/100.5m
マンニネン(FIN) 103.0/103.5/98.0m
モアン(NOR) 93.0/99.0/100.0m
アッカーマン(GER) 95.5/95.5/98.5m
キルヒアイゼン(GER) 97.0m
リザルツ、出てないので、記事からしか読みとれませんが...。ハンヌがこれだけ飛ぶとヤバイです。
GERはジャンプの調子がいいシュミットを使わず、難コース克服のために、走りの強いハーゼナイを出すようだ。







2月9日(木) 公式練習2 HS106 K95
リーダー(SUI) 101.5(20)/93.0(19)/98.5(19)m
ラミシャピュイ(FRA) 91.5(18)/93.0(19)m
ビーラー(AUT) 103.0(19)/102.5(19)m
ゴットヴァルト(AUT) 96.5(19)/91.5(19)m
B.グルーバー(AUT) 98.0(19)/92.5(19)m
M.グルーバー(AUT) 95.0(19)/96.5(19)m
シュテヒャー(AUT) 95.5(19)/95.0(19)m
畠山陽輔(JPN) 92.0(19)/95.5(19)m
北村隆(JPN) 86.5(19)/85.5(19)m
小林範仁(JPN) 90.5(19)/92.0(19)m
高橋大斗(JPN) 97.5(19)m
グレースリ(NOR) 91.0(19)/92.0(19)m
ハマー(NOR) 90.0(19)/90.0(19)m
クレメトセン(NOR) 95.5(19)/97.5(19)m
モアン(NOR) 94.5(19)/92.5(19)m
タンデ(NOR) 98.0(19)/92.0(19)m
マスレニコフ(RUS) 98.0(19)/98.0(19)m
アッカーマン(GER) 96.5(19)/91.0(19)m
ガイザー(GER) 90.0(19)/93.5(19)m
ハーゼナイ(GER) 88.5(19)/89.5(19)m
シュミット(GER) 98.5(19)/98.0(19)m
(19)はゲート。上からスタートが早い順。
前日より気温は下がったが、相変わらずの追い風。
ビーラーはまだ本調子ではないが、やはりいい。風の条件等もあるが、彼がいるとゲートが下げられる...。
ほかにはSUIのリーダー、RUSのマスレニコフらが距離を伸ばしている。
ドイツはアッカーマン、ヘティッヒ、キルヒアイゼンのスタートは確定しているが、4人目はどうやらシュミットになりそうだ。
NORのクレメトセン。2本目の着地後、転倒し、かちかちのランディングバーンに後頭部を打ち付け、病院に行った。診断は首の打撲。明日は飛ぶという。
FINチーム、ロドウィック、ヘティッヒ、キルヒアイゼン、渡部暁斗はきょうはお休み。
複合は予選がなく、1回の公式練習にたいてい3本のジャンプが予定されている(今回3本目は途中で打ち切り)。WCでもそうだが、全員が3本飛ぶわけではない。調子がよければいい印象のままそれ以上飛ばないこともあるし、とくに出場が確定している選手は体調も考え、練習を見合わせる場合がある。
金曜日、最後の公式練習が行われる。



2月8日(水) 公式練習1 HS106 K95
ガイザー(GER) 89.0/95.5/93.0m
ハーゼナイ(GER) 90.0/88.5/91.0m
ヘティッヒ(GER) 94.5/97.0/95.0m
キルヒアイゼン (GER) 95.0/97.5/96.5m
シュミット(GER) 95.0/98.5/94.5m
コイヴランタ(FIN) 96.0/99.0/100.0m
マンニネン(FIN) 93.0/93.5/91.0m
タッルス(FIN) 100.5/98.5/99.0m
デモン(USA) 90.5/93.0/94.5m
ロドウィック(USA) 92.5/97.0/100.5m
ゴットヴァルト(AUT) 90.0/91.0/91.0m
M.グルーバー(AUT) 94.0/91.5/94.0m
シュテヒャー(AUT) 95.0/93.5/97.5m
畠山陽輔(JPN) 93.0/98.0/94.5m
北村隆(JPN) 86.5/80.5/94.0m
小林範仁(JPN) 88.0/88.0/90.5m
高橋大斗(JPN) 95.5/101.5/92.0m
渡部暁斗(JPN) 92.5/95.0/93.5m
初めてのノーマルヒルでの練習。去年のプレ大会はラージヒルだったのでみんな初飛び。ゲートはいずれも22番ゲート。
1本目が始まった10時半の気温は0.7℃、3本目の正午前後は5℃。暖かい。そして、常に追い風。
ここでいいジャンプをするのは、とくにジャンプが得意ではない選手には簡単ではないようだ。すでにマンニネンのコメントがメディアに出ているが、彼は「踏み切り後、すぐに吹き上げられて、そして突然、落とされる。ボクは大柄なので不利。重い分早く落ちる」と言っている。岡部、伊東、有利か?! 大斗:「いや標高で不公平な試合にはならない、重要なのはテクニックでしょ」標高1518mの高地は気圧が低い。確かに小柄なタッルス、軽量なキルヒアイゼンなどが距離を伸ばしてはいる。皮算用してみる:高橋大斗が一番よかった2本目のマンニネンとの差は8m。このジャンプが2本できる、そして飛型点に差がないとして2分以上の差になる。それでもマンニネンは追いついてくるだろう。
なお、アッカーマン、ビーラー、NORは飛んでいない。アッカーマンは到着したばかりで疲れていて、ビーラーは胃の調子が悪いとのこと。
木曜日、2回目の公式練習がある。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇スキージャンプ◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2月20日(月) 団体戦 HS140 K125 金、銀メダリストを擁するAUTに金メダル。

m(順位)+m(順位)/点数
m(順位)+m(順位)/点数

1
AUT
472.6(1)
511.4(1)
984.0点
ヴィドヘルツル
122.0(6)+129.0(3)/229.8
5
POL
445.2(5)
449.2(7)
894.4点
フラ 118.0(9)+119.0(7)/201.1
コフラー 133.5(1)+130.0(1)/259.8 ストッホ 122.0(6)+124.5(3)/220.7
コッホ 122.0(6)+128.5(5)/226.9 マトゥラ 126.0(2)+123.5(6)/227.1
モーゲンシュテルン 129.5(1)+140.5(2)/267.5 マリシュ 128.0(4)+129.5(7)/245.5

2
FIN
467.2(2)
509.4(2)
976.6点
キウル 124.5(3)+131.5(2)/240.8 6
JPN
426.8(6)
466.3(5)
893.1点
 
伊東大貴 121.5(8)+121.5(6)/213.4
ハッポネン
122.5(4)+124.0(4)/221.7 一戸剛 121.0(9)+119.5(7)/207.4
アホネン 129.0(1)+132.0(1)/251.8 葛西紀明 122.5(4)+130.5(2)/236.9
M.ハウタマキ 128.0(3)+138.0(3)/262.3 岡部孝信 121.0(9)+132.0(6)/235.4

3
NOR
452.4(3)
497.7(3)
950.1点
ビストール
126.0(1)+135.5(1)/254.2
7
SUI
424.2(8)
462.7(8)
886.9点
 
メーリンガー 121.5(5)+121.5(5)/215.9
ロムレン
124.5(3)+126.0(2)/230.9 アマン 122.5(5)+122.0(6)/216.1
インゲブリットセン 116.5(9)+116.5(8)/194.4 ランダート 116.5(10)+122.0(7)/204.3
リューケルソイ 128.5(2)+141.0(1)/270.6 キュッテル 123.5(5)+136.0(4)/250.8
4
GER
446.0(4)
476.6(4)
922.6点 
ノイマイヤー 126.0(2)+127.5(4)/231.8 8
RUS
425.0(7)
431.8(7)
856.8点
コルニロフ 121.5(7)+117.5(8)/204.2
シュミット 125.5(2)+118.0(8)/217.3 イパトフ 121.0(7)+123.0(5)/215.2
ウアマン 120.5(7)+130.0(4)/230.4 ヴァシリエフ 125.0(3)+131.0(3)/240.3
シュペート 123.0(7)+134.0(5)/243.1 ファトクリン 117.5(10)+117.0(8)/197.1
9.CZE 397.0点 10.SLO 390.4点 11.ITA 328.4点 12.KAZ 322.2点 13.KOR 321.5点 14.USA286.8点 15.CAN276.8点 16.CHN 206.1点

団体戦 HS140 K125 メンバー

1
2
3
4
19 SLO ベンコヴィッチ クラニェッツ ペテルカ ダミアン
10 SUI メーリンガー アマン ランダート キュッテル
11 JPN 伊東大貴 一戸剛 葛西紀明 岡部孝信
12 CZE マトゥラ ヴァクリク セドラク ヤンダ
13 GER ノイマイヤー シュミット ウアマン シュペート
14 AUT ヴィドヘルツル コフラー コッホ モーゲンシュテルン
15 NOR ビストール ルメレン インゲブリットセン リューケルソイ
16 FIN キウル ハッポネン アホネン M.ハウタマキ
出場は16チーム。日本は11番スタート。1番から8番は...CHN/USA/CAN/KOR/KAZ/ITA/RUS/POL。
2月18日(土) HS140 K125 モーゲンシュテルン、金メダル。
1本目m/点(順位)+ 2本目m/点(順位)/合計点
1 モーゲンシュテルン(AUT) 133.0/131.4(2)+140.0/145.5(1)/276.9
2 コフラー(AUT) 134.0/135.7(1)+139.5/141.1(2)/276.8
3 ビストール(NOR) 127.5/121.5(5)+131.5/129.2(3)/250.7
14 リューケルソイ(NOR) 131.0/127.8(3)+125.0/115.0(14)/242.8
15 M.ハウタマキ(FIN) 126.0/117.3(7)+129.5/125.1(4)/242.4
16 キュッテル(SUI) 127.5/120.0(6)+127.0/119.1(10)/239.1
17 ルメレン(NOR) 128.5/121.8(4)+123.5/116.4(12)/238.2
18 岡部孝信(JPN) 125.0/115.0(8)+128.5/121.8(7)/236.8
19 アホネン(FIN) 123.5/112.3(9)+128.5/121.8(7)/234.1
10 ヤンダ(CZE) 122.0/108.6(13)+128.0/121.9(6)/230.5
12 葛西紀明(JPN) 120.0/104.0(21)+128.5/123.(5)/227.3
25 一戸剛(JPN) 122.5/108.5(16)+115.5/93.9(28)/202.4
42 伊東大貴(JPN) 112.5/82.5
AUTの同室コンビ、19歳と21歳の1・2フィニッシュ。コフラーは練習チャンピオンの汚名を返上し、モーゲンシュテルンは16歳でWC初勝利して以来の勝ちがこの金メダルとなった。0.1点差に泣いたコフラーは「まぁ、オリンピックに出て金を獲る機会はまたあるでしょう」と言っている。あと2回だって出られる...。AUTは1992年アルベールヴィルのノーマルヒル以来のオリンピック金メダルで、このときも1・2(ヴェットーリとヘルヴァルト)だった。ちなみにこのとき、原田はラージで4位になっている。
アホネンはまたもメダルを逃す。
きょうの結果を見ると、NORが一番そろっているような。団体戦はNORか。
2月17日(金) HS140 K125 予選
11 モーゲンシュテルン(AUT) 136.0m/136.8点
12 アホネン(FIN) 136.0m/136.3点
13 コフラー(AUT) 133.5m/133.8点
14 キュッテル(SUI) 134.5m/132.6点
15 M.ハウタマキ(FIN) 132.0m/129.6点
16 ビストール(NOR) 131.5m/129.2点
17 岡部孝信(JPN) 129.5m/122.1点
18 ルメレン(NOR) 128.0m/120.9点
19 葛西紀明(JPN) 126.0m/117.3点
10 シュペート(GER) 126.0m/116.8点
18 伊東大貴(JPN) 123.0m/110.9点
13 リューケルソイ(GER) 124.5m/114.1点
14 マリシュ(POL) 125.0m/114.0点
15 ヤンダ(CZE) 124.0m/112.7点
33 一戸剛(JPN) 113.0m/89.9点
予選に先立って行われた公式練習の結果、葛西(128.0m)、一戸(122.5m)、岡部(122.0m)、伊東大貴(117.0m)が出場することになり、予選は4人全員が通過。ラージの投入も期待された原田は結果が出せず(112.5m)、伊藤謙司郎(101.5m)の初出場も見送られた。

GERはウアマン、シュペート、ノイマイヤーに、4人目はシュミットが選ばれた。確かに練習では121.5mでヘル(108.5m)より飛んでいた。選に漏れたヘルは「風がよかっただけ」とおかんむり...。ちなみにシュミット、予選は114.0m/92.1点で30位だった。
改めて五輪の予選について考えてみる。各国最大で8人出られるWCに比べ、4人しか出られない五輪では、WCでその8人全員が予選を通過するとして、単純に考えて4つ席が空くことになる。それに加えWC下位国も参加している。日本の予選通過は当然なのかもしれない。この予選、始めは条件が悪く、いつキャンセルになるかと思った。でも、終わってみれば、結局、トップはいつも通り。それだけ下位選手には酷なゲート設定だったのだろう。
ノーマルヒルが通常の条件だったなら表彰台だったと言われるモーゲンシュテルン、アホネンが好調だ。
2月14日(火) 公式練習1 HS140 K125
原田雅彦(JPN) 120.5/122.5/123.0m 伊東大貴(JPN) 122.5/126.5/129.0m
伊藤謙司郎(JPN) 127.0/118.5/122.0m シュペート(GER) 126.0/126.5/134.5m
一戸剛(JPN) 123.0/116.0/115.5m マリシュ(POL) 131.5/131.0/129.5m
シュミット(GER) 129.5/124.5/128.5m ヴィドヘルツル(AUT) 132.5/128.0/128.0m
ペッテルセン(NOR) 125.0/125.0/126.0m 岡部孝信(JPN) 131.0/130.5/123.5m
ヴァシリエフ(RUS) 124.5/129.5/128.5m ビストール(NOR) 132.0/130.0/122.0m
ユッシライネン(FIN) 116.0/129.0/128.0m ルメレン(NOR) 129.0/125.5/121.0m
ノイマイヤー(GER) 121.5/131.0/129.5m コフラー(AUT) 128.0/127.5/132.5m
コッホ(AUT) 129.5/129.5/127.0m モーゲンシュテルン(AUT) 134.0/136.0/139.5m
ヘル(GER) 136.5/132.5/132.0m ウアマン(GER) 125.5/127.0/137.5m
ハッポネン(FIN) 129.0/128.5/129.0m リューケルソイ(NOR) 125.5/129.5/137.0m
葛西紀明(JPN) 130.5/128.5/130.5m アホネン(FIN) 130.5/131.0/136.5m
太字がラウンド毎の最長不倒。M.ハウタマキ、キウル、キュッテル、ヤンダなどは休んでいる。
2月12日(日) HS106 K95 
1 ビストール(NOR) 101.5(6)+103.5(2)m/266.5点
2 M.ハウタマキ(FIN) 102.0(6)+103.5(3)m/265.5点
3 リューケルソイ(NOR) 102.5(5)+102.5(4)m/264.5点
14 ウアマン(GER) 101.0(10)+104.5(1)m/264.0点
15 キュッテル(SUI) 103.0(4)+101.0(8)m/262.5点
16 アホネン(FIN) 103.5(2)+100.0(9)m/261.5点
17 マリシュ(POL) 101.5(8)+102.5(5)m/261.0点
18 ノイマイヤー(GER) 103.5(9)+103.0(5)m/260.5点
19 モーゲンシュテルン(AUT) 103.5(2)+199.5(12)m/259.5点
10 ヴァシリエフ(RUS) 104.5(1)+100.5(13)m/258.5点
13 ヤンダ(CZE) 199.0(18)+100.0(11)m/249.0点
13 伊東大貴(JPN) 100.0(13)+196.0(19)m/243.5点
20 葛西紀明(JPN) 100.0(13)+194.5(20)m/231.0点
23 岡部孝信(JPN) 196.5(24)+194.5(25)m/229.5点
NORでした。でも、ビストール、と誰が考えただろう? ビストールは今季、インスブルックで1勝しているが、複合のヘティッヒ同様、とくにメダル候補として名前が挙がってはいなかった。予選ではスーツの規定違反で失格になったが、シードされている(WC総合15位以内)ので、本戦に進んだ。NORが金メダルを獲ったのはリレハンメルのブレーデセン以来12年ぶり。コヨンコスキ、ついに金を獲った。
上位は僅差。2本目、最長不倒を飛んだウアマンは0.5点差でメダルを逃した。ヴァシリエフはテレマークさえ入れればメダルが獲れていたのに。
それにしても劇的だった。



2月11日(土) 予選 HS106 K95
11 キュッテル(SUI) 104.0m/134.5点
11 コフラー(AUT) 103.5m/134.5点
13 アホネン(FIN) 104.5m/133.5点
14 葛西紀明(JPN) 103.0m/132.5点
15 マリシュ(POL) 102.0m/130.5点
16 M.ハウタマキ(FIN) 102.5m/130.0点
17 ヴィドヘルツル(AUT) 102.0m/129.0点
17 イパトフ(RUS) 102.0m/129.0点
19 ヴァシリエフ(RUS) 102.5m/128.5点
10 岡部孝信(JPN) 101.0m/127.5点
17 伊東大貴(JPN) 199.0m/123.0点
20 ヤンダ(CZE) 198.5m/121.5点
21 リューケルソイ(NOR) 198.0m/120.0点
この予選で原田、ビストール(PQ)、カルペンコ、ペッテルセンの4人が失格。
原田は95mを飛んだが、マテリアルコントロールでひっかかった。体重が200g足りなかったという。おそらくここ数日のストレスで痩せてしまったのでしょう...。FISのプレスコーディネーターもコメントしているが、試技後にチェックする機会はあったし、足りなければ水分を摂るなどの対策をとることはできたはず。ご本人は「初歩的なミス」としているが、危ないかなと思ったら自ら積極的に本番前に検査を受けることをお勧めする。

今回、複合は前日の公式練習後にチェックがあり、コイヴランタは板を短くせざるを得なかったが、試合で失格になるよりはいい。複合は昨年のWMの本番でいきなり失格者を出したことに批判もあった。選手は意識して違反マテリアルを使っているわけではないし、BMIルールは選手の健康のためにできたルールであって、コントロールの真の目的は違反者の摘発ではないはずなのだから。

2月10日(金) 公式練習 HS106 K95
1本目m(位)/ 2本目m(位)/3本目m(位)
原田雅彦(JPN) 100.5(12)/102.0(6)/101.5(4)m
伊藤謙司郎(JPN) 90.5(10)/94.5(6)/92.5(4)m
一戸剛(JPN) 85.5(8)/91.5(6)/97.0(4)m
葛西紀明(JPN) 105.0(6)/100.5(4)/103.5(4)m
伊東大貴(JPN) 93.5(6)/96.5(4)/101.5(4)m
シュペート(GER) 90.5(6)/99.5(4)/100.5(4)m
ヴィドヘルツル(AUT) 92.5(6)/102.5(4)/101.0(4)m
岡部孝信(JPN) 94.5(6)/101.0(4)/98.5(4)m
M.ハウタマキ(FIN) 94.5(6)/101.5(4)/101.0(4)m
コフラー(AUT) 97.0(6)/96.5(4)/102.5(4)m
モーゲンシュテルン(AUT) 95.5(6)/105.0(4)m
ウアマン(GER) 92.5(6)/105.5(4)/98.0(4)m
リューケルソイ(NOR) 93.0(6)/100.5(4)/95.0(4)m
キュッテル(SUI) 95.0(6)/101.5(4)/97.5(4)m
アホネン(FIN) 97.0(6)/101.5(4)/103.0(4)m
ヤンダ(CZE) 96.5(6)/93.0(4)/101.0(4)m

2月9日(木) 公式練習 HS106 K95
強風のため中止...。