WARSTEINER GRAND PRIX DEUTSCHLAND 2007/2008
スケジュール 時間は現地時間。日本時間は+8時間
I.G. HS140/15km
Sprint HS96/7.5km
I.G. HS96/15km
公式練習 12/29(土) 10:00
1/4(金) 10:00
試技
12/30(日) 19:00
1/5(土) 19:15
1/6(日) 19:00
1本目
12/30(金) 10:00
1/3(火) 10:00
1/6(金) 10:00
クロカン
12/30(金) 14:00
1/3(火) 11:45
1/6(金) 13:45

ヴァールシュタイナー グランプリ ドイチュラント
昨季は暖冬による雪不足で、オーバーホフがルーポルディングに、ショーナッハはオーバーシュトドルフに開催地が変更された。今季はルーポルディングでは開催されず、オーバーホフとショーナッハの2カ所で3試合が行われる。そのためヴァールシュタイナーGP総合順位というのはなくなった。

歴代優勝者
Oberhof
Schonach
優勝
ジャンプ
クロス
優勝
ジャンプ
クロス
2007.8.26 I.G.
Kreiner
B.Gruber
Demong
2006
Cancelld
2007
Cancelld
2005.12.30 I.G.
Manninen
高橋大斗
Manninen
2006.1.6 I.G.
Manninen
Bieler
Moan
2004.12.30 I.G.
Manninen
高橋大斗
Manninen
2005.1.6 I.G.)
Manninen
Lodwick
Gottwald
2003.12.30 I.G.
Ackemann
Ackemann
Manninen
2004.1.6 I.G.
Lodwick
高橋大斗
Ackemann
2003.1.1 S
Gottwald
Ackemann
Haseney
2002.1.5 I.G.
Gottwald
Tallus
Rotevatn
オーバーホフのハンスレンナーシャンツェはHS140、2003年を除いて試合はグンダーセンで行われている。クロカンコースはきついことで有名。ショーナッハ、ランゲンヴァルトシャンツェはノーマルヒル、HS96。

今シーズンのこれまでの展開
2シーズン優勝から遠ざかっているアッカーマンが開幕戦を制す。ドイツはキルヒアイゼンが連勝中で、TV放映権や経済的な問題にもかかわらず好成績を残している。エース、ゴットヴァルト引退後のAUTも全体的に好調で、すでにビーラーが1勝。トロンハイム、ラムザウをインフルエンザで欠場したマンニネンも戦線復帰する。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ Schonach ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
08年1月6日(日) 個人グンダーセン HS96/15km ピットストップレース
タンデ、今季初優勝、通算3勝目。

11 タンデ(NOR) 96.0+86.0/224.0(18) +1:52 39:19.7(6)
12 マンニネン(FIN) 93.5+92.0/238.0(7) +0:56 38:35.4(2) +11.7
13 アッカーマン(GER) 99.0+87.0/240.0(6) +0:48
38:51.4(5)
+19.7
14 モアン(NOR) 94.5+85.5/224.5(17) +1:50 38:21.4(1) +51.7
15 デモン(USA) 93.0+89.5/231.0(10) +1:42 38:47.5(4)
+51.8
16 ラミィシャプイ(FRA) 97.5+89.5/241.0(5) +0:44 39:49.1(11) +1:13.4
17 キルヒアイゼン(GER) 93.5+88.5/226.5(10) +1:42 39:42.3(9)
+2:04.6
18 J.シュミット(NOR) 91.5+87.0/221.5(20) +2:02 39:27.7(7) +2:09.5
19 小林範仁(JPN)
96.5+85.0/227.0(15)
+1:40 39:52.3(12) +2:12.6
10 クライナー(AUT) 93.0+89.5/230.5(12) +1:26 40:15.3(15) +2:21.6
15 ツァウナー(AUT) 98.5+95.0/252.0(1) +0 42:09.7(34) +2:50.0
16 加藤大平(JPN)
97.0+95.5/244.0(3)
+0:32 41:38.0(29) +2:50.3
19 ビーラー(AUT) 97.0+87.0/232.5(9) +1:18 41:09.8(22) +3:08.1
28 高橋大斗(JPN) 90.5+86.5/216.5(25) +2:22 41:12.8(23) +4:12.8
36 シュテヒャー(AUT) 73.0/66.5(43)
風の定まらないコンディションの中、行われたジャンプは1本目は11人でキャンセル、やり直し。2本目は6人でキャンセルやり直し。ジャンプ3位だった加藤選手は1本目、キャンセルにならなければ、2本目には進めなかっただろう。犠牲になったのはシュテヒャー。いくらジャンプの調子が悪いと言っても、73mは明らかに条件のせい...。
後半クロスカントリーは初めて「ピットストップレース」が行われた。2.5km×6周のコースでスタジアムに入る毎にスキーを代えてもいいというルール。もっともトップの3人はスキーチェンジをしなかった。よっぽどスキーが合っていない場合を除いて、履き替えるロスの方が大きいのだろう。ちなみにスキーチェンジしたモアンがクロカンタイムトップ。
タンデは3.9kmでトップに立つと最後までトップを譲らなかった。10kmまではマンニネン、アッカーマン、ラミィシャプイが2位グループ。マンニネンかアッカーマンがスパートしてどちらかが勝つと思ったのだが、なかなかタンデとの25から30秒の差は詰まらず。タンデは2006年、オスロ以来の優勝で、通算3勝目。マンニネンはクーサモ以来、今季2度目の表彰台。アッカーマン2位、キルヒアイゼン7位でWC総合トップが入れ替わった。

08年1月5日(土) 個人スプリント HS96/7.5km ラミィシャプイ、今季初優勝、通算4勝目。
11 ラミィシャプイ(FRA) 93.0/120.0(3) +0:12 17:17.6(12)
12 デモン(USA) 90.0/112.5(12) +0:42 16:47.8(1) +0.2
13 モアン(NOR) 90.0/113.5(10) +0:38
16:52.3(2)
+0.7
14 ビーラー(AUT) 94.0/121.5(2) +0:06 17:28.3(20) +4.7
15 アッカーマン(GER) 90.5/115.0(5) +0:32 17:04.7(8)
+7.1
16 クライナー(AUT) 90.5/115.0(5) +0:32 17:06.5(9) +8.9
17 タンデ(NOR) 91.0/115.0(5) +0:32 17:10.1(10)
+12.5
18 B.グルーバー(AUT) 92.5/118.5(4) +0:18 17:26.7(18) +15.1
19 小林範仁(JPN)
90.0/112.5(12)
+0:42 17:03.8(7) +16.2
10 リューナネン(FIN) 95.5/123.0(1) +0 17:57.6(31) +28.0
11 コイヴランタ(FIN) 90.5/113.5(10) +0:38 17:29.8(23) +38.2
16 キルヒアイゼン(GER)
86.0/103.0(21)
+1:20 17:01.4(6) +51.8
24 マンニネン(FIN) 83.5/98.5(31) +1:38 17:27.9(19) +1:36.3
28 シュテヒャー(AUT) 84.5/95.5(28) +1:30 17:47.4(27) +1:47.8
36 加藤大平(JPN) 83.5/95.5(32) +1:50 19:07.7(37) +3:281
高橋大斗(JPN) 90.5/91.5(36) +2:06
DNS
雨と風で難しい条件の中、前半ジャンプを3位で終えたラミィシャプイが久々に勝利を挙げた。今季、FISのパフォーマンスでジャンプの評価を10から8に下げていた。本人も「これはジャンプを改造しなくちゃダメかな」と思ったと言うが今季初の納得いくジャンプだったようだ。後半もよく粘った。走る力が付いてきているのでジャンプがこれ以下に落ちなければいい結果を残せる。デモン、モアンというクロカンの巨頭に勝てたのはすばらしい。
クロカン前半はリューナネン、ラミィシャプイ、ビーラーの3人の先頭グループをビーラーが引いていた。そのうちデモン率いる集団に追いつかれ、先頭は10人ほどになる。その中に小林選手も含まれていた。
高橋大斗は着地のテレマークでスキーが重なってしまい、転倒。後半はスタートしなかった。

08年1月4日(金) 公式練習 HS96
gate15
gate16
gate18
加藤大平(JPN) 88.5m 89.5m 93.0m
シュテヒャー(AUT) 83.5m 85.0m
88.5m
gate17
小林範仁(JPN) 85.5m 90.0m 90.0m
マンニネン(FIN) 81.0m 85.0m 89.0m
高橋大斗(JPN) 85.0m 88.5m 89.0m
ツァウナー(AUT) 79.5m
94.0m
94.5m
コイヴランタ(FIN) 85.5m 90.5m 94.0m
ラミィシャプイ(FRA) 80.0m 87.5m
93.0m
フレンツェル(GER) 77.0m 88.5m 88.0m
モアン(NOR) 79.5m 83.5m
86.5
タンデ(NOR) 86.5m 91.5m
DNS
B.グルーバー(AUT)
84.0m
89.5m 91.5m
ビーラー(AUT) 82.0m 89.5m 92.0m
デモン(USA) 84.0m 86.5m 89.0m
アッカーマン(GER) 83.5m 90.0m
DNS
キルヒアイゼン(GER) 81.5m 84.0m 87.0m


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ Oberhof ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
07年12月30日(日) 個人グンダーセン HS140/15km モアン、今季初優勝。
11 モアン(NOR) 123.0+126.5/238.4(14) +1:30 38:38.8(2)
12 デモン(USA) 123.5+126.0/237.4(15) +1:34 38:34.9(1) +0.1
13 タンデ(NOR) 125.0+127.0/239.9(12) +1:24
38:53.9(5)
+9.1
14 アッカーマン(GER) 130.0+129.5/255.9(2) +0:20 40:00.6(9) +11.8
15 クライナー(AUT) 130.0+132.0/254.4(4) +0:26 40:13.0(11)
+30.2
16 フレンツェル(GER) 127.0+135.5/255.5(3) +0:22 40:39.6(18) +52.8
17 エーデルマン(GER) 125.0+131.5/249.3(5) +0:47 40:21.9(13)
+1:00.1
18 ハーゼナイ(GER) 121.0+122.0/228.6(14) +2:10 39:08.7(5) +1:09.9
19 キルヒアイゼン(GER)
113.5+127.0/224.1(25)
+2:28 38:59.1(4) +1:18.3
10 J.シュミット(NOR) 112.0+128.0/223.5(26) +2:30 39:10.9(6) +1:32.1
14 高橋大斗(JPN) 119.0+124.5/227.7(21) +2:13 40:04.4(10) +2:08.6
18 小林範仁(JPN)
116.0+118.5/218.4(29)
+2:50 39:56.8(8) +2:38.0
20 シュテヒャー(AUT) 110.5+128.0/222.7(27) +2:33 40:29.5(15) +2:53.7
22 ビーラー(AUT) 122.0+130.0/239.9(12) +1:24 41:58.7(27) +3:13.9
24 ツァウナー(AUT) 131.5+133.5/261.0(1) 0 43:23.6(31) +3:14.8
26 マンニネン(FIN) 111.0+108.0/196.3(36) +4:19 39:30.4(7) +3:40.6
このくらいの差だと走りの速い選手に勝たれてしまう。唯一、誤算だったのは、アッカーマン。ジャンプが終わって、20秒差の2位。辺りを見回してもこれは勝ったと思ったのだが。1位で最終周に突入するも惜しくも表彰台も逃した。ずっとアッカーマンとトップを走っていたクライナー。表彰台?!と思ったが。最後に抜かれてしまったが、がんばった。

07年12月29日(土) 公式練習 HS140
gate7
gate6
gate7
シュテヒャー(AUT) 123.5m 129.5m
DNS
小林範仁(JPN) 121.5m 117.5m 122.5m
高橋大斗(JPN) 118.0m
DNS
DNS
マンニネン(FIN) 111.0m 117.5m 127.0m
ツァウナー(AUT) 135.5m 128.5m
DNS
デニフル(AUT) 129.0m 127.5m 125.5m
モアン(NOR) 114.5m 129.0m
124.5
コイヴランタ(FIN) 127.5m 126.5m 124.5m
gate6
クライナー(AUT) 129.0m 125.5m 126.0m
フレンツェル(GER) 122.0m 125.0m 137.0m
ラミィシャプイ(FRA)
129.0m
127.0m 129.5m
B.グルーバー(AUT) 119.5m 105.0m 131.5m
デモン(USA) 122.5m 124.5m 122.0m
ビーラー(AUT) 118.0m 115.0m 133.0m
アッカーマン(GER) 120.5m 124.5m 130.5m
キルヒアイゼン(GER) 122.0m 125.0m 112.0m