FIS Nordic World Ski Championships 2005 in Oberstdorf

スケジュール 時間は現地時間。日本時間は8時間プラス。
2月16日(水) 18:00 開会式
2月17日(木) 10:00 ノルディック複合 公式練習 HS100
16:00 ジャンプ 個人ノーマルヒル 公式練習 HS100
2月18日(金) 10:00 ノルディック複合 個人グンダーセン HS100
15:00 ノルディック複合 個人グンダーセン
15km
14:00 ジャンプ 個人ノーマルヒル 予選 HS100
2月19日(土) 16:00 ジャンプ 個人ノーマルヒル HS100
2月20日(日) 10:00 ノルディック複合 団体 公式練習 HS100
17:00 ジャンプ 団体ノーマルヒル HS100
2月21日(月) 10:00 ノルディック複合 団体 公式練習 HS100
2月22日(火) 10:00 ノルディック複合 団体 公式練習 HS100
16:00 ジャンプ 個人ラージヒル 公式練習 HS137
2月23日(水) 10:00 ノルディック複合 団体 HS137 試技
11:00 ノルディック複合 団体 1本目
15:00 ノルディック複合 団体 リレー 4×5km
16:00 ジャンプ ラージヒル 公式練習 HS137
2月24日(木) 10:00 ノルディック複合 公式練習 HS137
16:00 ジャンプ ラージヒル 公式練習 HS137
17:00 ジャンプ ラージヒル 予選 HS137
2月25日(金) 16:00 ジャンプ 個人ラージヒル 試技 HS137
17:00 ジャンプ 個人ラージヒル 1本目 HS137
2月26日(土) 10:00 ノルディック複合 公式練習 HS137
17:00 ジャンプ団体ラージヒル 試技 HS137
16:00 ジャンプ団体ラージヒル 1本目 HS137
2月27日(日) 19:00 ノルディック複合 個人スプリント 試技 HS137
10:00 ノルディック複合 個人スプリント HS137
15:00 ノルディック複合 個人スプリント 7.5km
16:00 閉会式
放送予定
NHK BS1 放送はすべてがライブではありません。
2/17(木) 午後11:15 複合個人ジャンプ HS100
2/18(金) 深夜10:10 複合個人クロスカントリー15km
深夜11:10 ジャンプ個人 HS100予選
2/19(土) 深夜10:10 ジャンプ個人 HS100決勝
2/20(日) 午後11:25 ジャンプ団体 HS100
2/23(水) 午後11:15 複合団体ジャンプ HS137
深夜10:10 複合団体クロスカントリー 4×5km
2/24(木) 深夜10:10 ジャンプ個人 HS137予選
2/25(金) 深夜11:10 ジャンプ個人 HS137決勝
2/26(土) 深夜10:10 ジャンプ団体 HS137
2/27(日) 深夜10:10 複合スプリント ジャンプ HS137
深夜11:10 複合スプリント クロスカントリー 7.5km
ノルディック複合
05年2月27日(日) 個人スプリント HS137, 7.5km アッカーマン、2つ目の金!
※左からジャンプの距離と得点と順位、タイム差換算、クロスのタイムとトップとのタイム差。
11. アッカーマン(GER) 129.0m/125.8点(12) +0:24 19:51.6(14)
32-,8
12. モアン(NOR) 128.0m/124.6点(15) +0:29 19:57.7(15) +11.1
13. ハマー(NOR) 121.0m/115.2点(13) +1:06 19:47.3(11) +37.7
14. キルヒアイゼン(GER) 121.5m/114.3点(16) +1:10 19:48.6(12) +43.0
15. グルーバー(AUT) 125.5m/121.6点(26)
+0:41
20:23.6(10) +49.0
16. コイヴランタ(FIN) 134.0m/131.8点(11)
-
21:13.4(27) +57.8
18. マンニネン(FIN) 116.0m/107.7点(26) +1:36 19:51.2(13) +1:11.6
10. 高橋大斗(JPN) 128.5m/124.7点(14) +0:28 21:00.6(22) +1:13.0
11. ゴットヴァルト(AUT) 118.5m/110.2点(21) +1:26 20:47.0(26) +1:14.5
27. 青木純平(JPN) 121.5m/114.8点(14) +1:08 21:47.2(35) +2:39.6
28. 北村隆(JPN) 108.5m/195.7点(42) +2:24 20:53.2(19) +3:01.6
34. 畠山陽輔(JPN) 110.5m/100.1点(37) +2:07 21:23.8(30) +3:15.2
モアンとの勝負をゴールスプリントではなく最後の登りに賭けたアッカーマン。見事な金メダルだった。アッカーマン:「このWMはボクの人生だ。ここでの試合は現役生活のハイライトになるだろう」まさにアスリートとしてのピークを自国開催のWMに持ってくることに成功した。ドイツチームがジャンプスーツの下に着ているのはスピードスケートのウエア。ロニーはいつもヒーローものの主人公みたい。シルバーのスーツとヘルメットのときはロボコップだったし、今回の全身タイツはエイトマンみたい!

05年2月26日(土) トレーニングリザルツ
アッカーマン(GER) 126.0/128.0/125.0m
キルヒアイゼン(GER) 119.0/122.0m
ヘティッヒ(GER) 125.5/130.5/135.5m
ビーラー(AUT) 125.0/129.5/142.0m
シュテヒャー(AUT) 116.0/128.5/133.5m
グルーバー(AUT) 122.0/129.5m
ゴットヴァルト(AUT) 118.0/121.0m
モアン(NOR) 129.5/134.5m
タンデ(NOR) 130.0/130.5m
ロドウィック(USA) 121.0/129.5/126.5m
コイヴランタ(FIN) 137.5/135.5/126.0m
マンニネン(FIN) 119.5/118.0/115.0m
畠山陽輔(JPN) 123.5/121.5/111.5m
正木誠(JPN) 114.0/111.0/112.5m
北村隆(JPN) 113.0/110.5/105.0m
青木純平(JPN) 124.0/123.0/116.0m
高橋大斗(JPN) 130.5/131.5/127.5m
コイヴランタ、大斗の大ジャンプが復活し、AUTのジャンプ得意組は相変わらず好調。ゴットヴァルト、マンニネンもジャンプはとくによくはなく走りに賭ける。アッカーマンはもちろん2つ目の金に調子も気合いも充分、そしてNORのモアンあたりが大穴か。マリオは出られるの?

05年2月23日(水) 団体戦 HS137,4×5km NORに金メダル。

前半ジャンプ
1.
NOR
999.5点
クレメトセン 128.5+131.0m/239.6点
ハマー 128.5+121.0m/241.4点
モアン 129.0+128.5m/251.5点
タンデ 136.5+124.5m/255.7点
2.
AUT
981.0点
+0:19
M.グルーバー 130.5+133.0m/259.7点
クライナー 117.5+121.5m/224.8点
ゴットヴァルト 129.0+124.0m/242.1点
ビーラー 129.0+130.5m/254.4点
3.
USA
963.5点
+0:36
ヴァンローン 125.5+126.0m/241.8点
スピレーン 124.5+121.5m/235.2点
デモン 129.5+125.0m/246.9点
ロドウィック 128.0+120.0m/239.6点
4.
FIN
913.6点
+1:01
タッルス 128.0+128.0m/250.7点
カイタイネン 118.0+126.0m/231.8点
クイスマ 108.0+121.5m/212.4点
マンニネン 124.5+128.0m/243.6点
5.
GER
913.6点
+1:26
ヘティッヒ 125.5+127.5m/244.6点
ハーゼナイ 110.5+107.5m/193.6点
キルヒアイゼン 128.0+125.5m/244.7点
アッカーマン 122.0+121.5m/230.7点
6.
SUI
913.4点
+1:26
リーダー 125.5+119.0m/232.4点
ヘア 118.5+111.5m/212.5点
フーシュラー 122.0+124.0m/235.2点
シュミット 125.0+121.5m/233.3点
8.
JPN
899.0点
+1:41
青木純平 126.0+124.5m/239.6点
畠山陽輔 127.0+125.0m/246.4点
北村隆 122.5+115.0m/223.0点
正木誠 107.5+107.5m/190.0点
後半クロスカントリー
1.
NOR
49:45.5
(3)
タンデ 12:39.1
クレメトセン 12:56.1
モアン 12:08.8
ハマー 12:00.9
2.
GER
48:26.6
(1)
+7.1
ハーゼナイ 13:31.3
ヘティッヒ 12:21.0
キルヒアイゼン 11:53.6
アッカーマン 12:00.9
3.
AUT
49:33.9
(2)
+7.4
M.グルーバー 12:58.5
ビーラー 12:47.3
クライナー 12:22.3
ゴットヴァルト 11:44.8
4.
FIN
49:54.0
(4)
+1:09.5
クイスマ 13:23.4
タッルス 12:44.8
カイタイネン 12:40.5
マンニネン 12:06.3
5.
USA
50:38.9
(5)
+1:29.4
デモン 13:03.4
ヴァンローン 12:50.3
ロドウィック 12:13.5
スピレーン 13:07.7
6.
SUI
51:03.5
(6)
+2:44.0
フーシュラー 13:57.6
ヘア 12:40.4
シュミット 13:06.1
リーダー 12:45.4
9.
JPN
52:40.6
(9)
+4:35.5
畠山陽輔 15:02.4
北村隆 12:45.7
正木誠 12:58.6
青木純平 13:34.3
走力のあるNORがあれだけいいジャンプをすれば金メダルはほぼ確定だった。
アッカーマンはジャンプスキーの選択を誤り、それが大ジャンプをもたらさなかった。ドイツはジャンプ5位と出遅れる。銀メダルの鍵となったのは2走ヘティッヒ。第1走者のハーゼナイは予想ほど速くはなかったが、ヘティッヒがものすごくがんばった。ヴァインブーフコーチはキルヒアイゼンが一番心配だったという。スタートしていったとき不安がよぎった。しかし彼はここ最近でペース配分することを学んでいた。そしてアッカーマンは個人金メダル獲得後、とても落ち着いていて、自信に満ちて、ついにチームリーダーに成長した。
アンカーのアッカーマンとゴットヴァルトの勝負では、アッカーマンが先頭交替をしなかった。していればNORに追いつけていたかもしれないが、お互いに目先の銀がほしかったのでしょう。
FINは風邪をひいたコイヴランタに代わってクイスマが出場。残念ながら個人戦に続いてメダルには届かなかった。
シュテヒャーの棄権:「最後のジャンプ練習を終えて調子が悪かったので悔しいけれど出場を断念した」彼がこのWMのためにどれだけ練習してきたか知っていればこれがどんなに辛い決断かはわかる。しかしチーム成績のためには調子が悪いまま試合に臨むわけにはいかなかった。スプリントまでに回復できるといいのですが...
すわ反則?:FINはAUTのビーラーとクライナーのバトンタッチの前に違反があったと抗議した。TVにも映っているが、たしかに交替前のカーブでビーラーはコースのやや左側を走っている(つまり近道)。しかしこれでAUTはアドバンテージを得たわけではないと、抗議は受け入れられなかった。
ゴットヴァルト:「銀も可能だったと思うと悔しい。でも銅でよしとしなくちゃね。ゴールスプリントではどうしちゃったの?という質問の答えは簡単。追いついて、アタックして、そしてゴールスプリントというのはとてもキツイ。今度から走る前にライバルたちの前に立てる(つまり追いつくということが省ける)ようにするよ」
ハマー:「ジャンプも走りもよかった。この前、団体でメダルを取ったのはいつだったか覚えていない」


05年2月22日(火) 団体戦メンバー
高橋大斗は腰痛のため団体戦欠場を決めた。高橋の穴を埋めるのは正木誠。またマリオ・シュテヒャー(AUT)も胃の調子が悪いため団体戦の出場を断念した。マリオは個人戦のときから腸インフルエンザにかかり体調を崩していた。


主要国の団体メンバー:
JPN:青木純平/畠山陽輔/北村隆/正木誠
NOR:クレメツェン/ハマー/モアン/タンデ

FIN:タッルス/カイタイネン/コイヴランタ/マンニネン
GER:ヘティッヒ/ハーゼナイ/キルヒアイゼン/アッカーマン
AUT:M.グルーバー/クライナー/ゴットヴァルト/ビーラー


05年2月22日(火) トレーニングリザルツ

マンニネン(FIN) 129.5/121.5/121.5m
コイヴランタ(FIN) 139.5/132.5/135.5m
青木純平(JPN) 120.0/124.0/120.0m
畠山陽輔(JPN) 113.0/110.0/110.5m
北村隆(JPN) 116.5/119.5/70.0m
正木誠(JPN) 106.5/113.5/103.5m
ビーラー(AUT) 136.0m
ゴットヴァルト(AUT) 124.5/118.5/117.5m
グルーバー(AUT) 131.0/129.5/126.5m
クライナー(AUT) 118.5/113.5/116.5m
シュテヒャー(AUT) 125.5/131.0/128.5m
GER、NORは飛んでいない。

05年2月18日(金) 個人戦 HS100, 15km ドイツ、1・2フィニッシュ!
※右からジャンプの距離と得点と順位、タイム差換算、クロスのタイムとトップとのタイム差。
11. アッカーマン(GER) 91.5+92.0m/234.5点(10) +1:28 37:28.2(17)
32-,8
12. キルヒアイゼン(GER) 91.0+92.0m/233.5点(11) +1:32 37:25.6(15) +1.4
13. ゴットヴァルト(AUT) 89.5+90.0m/226.5点(19) +2:00 36:59.4(13) +3.2
14. モアン(NOR) 96.0+96.0m/233.0点(12) +1:34 37:26.2(16) +4.0
14. クイスマ(FIN) 90.5+88.5m/226.0点(21)
+2:02
36:58.2(12) +17.7
16. グルーバー(AUT) 95.0+88.5m/237.5点(19) +1:16 37:57.9(11) +47.9
19. マンニネン(FIN) 90.5+84.5m/216.5点(30) +2:40 37:09.0(14) +52.8
23. 畠山陽輔(JPN) 93.5+87.5m/232.5点(13) +1:36 40:09.7(28) +2:49.5
アッカーマン:試技を含めて4本飛んだというのは初めて。簡単ではなかったがとてもいいジャンプができた。とてもたくさんの力と集中力を要した。クロスカントリーも経験したことのないようなレースで、ベストレースのうちの1つ。とにかくきょうはすべてが合った。調子、スキー、そして運もあった。
キルヒアイゼン:シャンツェの5時間は長く、ストレスがたまった。
ゴットヴァルト:きょうは複合選手にとってとてもとても長い1日だった。「もう一度シャンツェに戻って」と電話を受けたとき、クロカンコースに向かっていた。でもそれからはすべてうまくいった。ジャンプ後の順位は良くはなかったけど、チャンスを信じた。最後の登りで6人グループの人数を減らそうとスパートをかけた。風を受けていなかったロニーが飛び出して来て速いのは明らかだったけど。でもきょうはロニーとビヨルンを祝福する。まだ団体戦もスプリントもあるしね。
高橋大斗はトレーニング後、腰痛が再発し、棄権した。
スキージャンプ
05年2月26日(土) HS137団体戦 AUTに2つ目の金。 
11.
AUT
1137.3点
ロイツル 131.0+132.0m/273.4点(3)
ヴィドヘルツル 131.0+135.5m/280.2点(1)
モーゲンシュテルン 135.0+137.5m/286.5点(2)
ヘルヴァルト 138.5+138.0m/297.2点(2)
12.
FIN
1122.9点
ユッシライネン 130.5+134.5m/274.5点(2)
キウル 131.0+126.0m/259.6点(2)
M.ハウタマキ 139.5+139.5m/306.7点(1)
アホネン 129.5+142.5m/282.1点(5)
13.
NOR
1113.5点
ロモレン 136.5+133.5m/286.0点(1)
ペッテルセン 123.5+128.5m/246.6点(3)
ビストール 136.0+131.5m/281.5点(3)
リューケルソイ 134.0+141.5m/299.4点(1)
14.
SLO
1004.6点
ペテルカ 119.5+129.0m/243.3点(7)
ボガタイ 116.5+119.0m/215.4点(7)
ダミヤン 128.0+124.5m/251.5点(5)
ベンコヴィッチ 139.5+138.5m/294.4点(3)
15.
GER
985.6点
シュミット 121.5+128.0m/241.1点(6)
リッツァーフェルト 117.5+120.0m/216.5点(6)
ウアマン 127.0+125.5m/253.0点(4)
シュペート 134.5+128.0m/271.0点(6)
16.
RUS
933.6点
ファトクリン 120.0+130.5m/248.4点(5)
イパトフ 119.0+117.5m/219.7点(5)
コルニコフ 119.0+114.0m/212.4点(7)
ヴァシリエフ 131.0+126.0m/253.1点(7)
10.
JPN
422.6点
葛西紀明 111.5m/97.2点
岡部孝信 120.5m/114.4点
宮平秀治 116.0m/105.3点
東輝 116.5m/105.7点
今シーズンを象徴するような結果だった。AUTにはアホネンのように連勝できる選手はいないが、チームとなると鉄壁だった。NORはペッテルセン以外は絶好調で、個人の結果からもっと上に行けそうだったがとにかく足りなかった。アホネン以外はよくないと言われたFINだったがなんだかんだ言って強い。シュミットが復調してきたとはいえGERはメダルには力不足で運は味方しなかった。ノーマルでは風が当たらなかったと言う日本。また2本目に進めなかった。これが実力ですね...。
7位SUI(932.9点)、8位CZE(916.9点)、9位POL(449.7点)。
試技で大転倒し、病院へ運ばれたCZEのハイェック。肋骨骨折の疑いがあるそうだ。ところでアホネンのあばら骨も折れているらしい...
モーゲンシュテルン:「2回も世界一になれるなんてすごい!!まだまだボクの現役は長い。今から(次の)札幌が楽しみ(待ってま〜す!!)」

05年2月25日(金) HS137 アホネン、悲願の金メダル!!
11. ヤンネ・アホネン(FIN) 141.5+142.5m/313.2点
12. ロアー・リューケルソイ(NOR) 140.5+138.5m/307.2点
13. ヤクブ・ヤンダ(CZE) 138.0+141.0m/304.2点
14. ラース・ビストール(NOR) 137.5+143.0m/300.4点
15. ロク・ベンコヴィッチ(SLO) 137.5+140.0m/300.0点
16. マッティ・ハウタマキ(FIN) 136.5+136.0m/294.5点
19. マルティン・ヘルヴァルト(AUT) 136.5+134.5m/289.8点
14. ミヒャエル・ウアマン(GER) 129.5+130.5m/268.0点
15. トーマス・モーゲンシュテルン(AUT) 132.5+128.0m/267.9点
16. マルティン・シュミット(GER) 132.0+125.0m/261.1点
25. 宮平秀治(JPN) 125.5+119.5m/239.0点
28. 岡部孝信(JPN) 125.5+119.0m/236.1点
31. 伊東大貴(JPN) 122.5m/118.0点
36. 葛西紀明(JPN) 119.0m/110.7点
勝つべき人が勝った見応えのある試合だった。「語れないくらい嬉しい。ラージのタイトルがやっと取れたことはとにかく信じられない。試合前からいい感じだった。大成功のうちの1つで、もしからしたらベストかも」と言うアホネン。「ヤンネは病気後、体力的には前より劣っているが、精神的にはむしろ強くなったのではないか。どん底から頂点に登りつめた」とコーチのニクネン。アホネンの2本目、飛型点にNORのジャッジが1人17.5点をつけている。ほかは全員19点だった。
ドイツチームは悪くはなかったが、シュミット曰く「WMではメダルしか価値がない。団体戦でサプライズをやってのけるために立て直す」明日の団体戦でのメダル獲得に賭ける。
AUTも今ひとつ不発に終わった。一番だったのは投入を疑問視さえされたロイツル(7位, 135.5+136.0/291.7点)。ヴィドヘルツル:「ここ数日システムに問題があって、ヘンに(体が)回ってしまっていた。それが靴のせいだと試合でわかった」


05年2月24日(木) HS137 予選
11. ビヨルン-アイナル・ロモレン(NOR) 137.0m/147.6点
12. ラース・ビストール(NOR)* 135.5m/144.4点
13. ジグール・ペッテルセン(NOR) 134.5m/140.6点
14. ロク・ベンコヴィッチ(SLO) 135.5m/140.4点
15. タミ・キウル(FIN) 132.0m/137.6点
16. マルティン・ヘルヴァルト(AUT)* 131.0m/136.8点
17. ヤンネ・アホネン(FIN)* 130.0m/134.0点
10. トーマス・モーゲンシュテルン(AUT)* 129.5m/132.6点
12. マルティン・シュミット(GER) 129.0m/131.7点
16. 宮平秀治(JPN) 126.5m/125.7点
25. 岡部孝信(JPN) 123.0m/117.9点
29. 葛西紀明(JPN)* 122.5m/116.5点
67. ゲオルク・シュペート(GER)* 197.5m/164.5点
日本は東に変えて宮平を使う。全員予選通過。ヤンダ、伊東大貴は予選を棄権。シードされている上位15人(*)はゲートを2つ下げて飛んだ。シュミット、シュペートはインフルエンザにかかっていて、スタートに座るのもやっと。24歳の誕生日を迎えたシュペートは39度以上熱があるんだそうだ。

05年2月23日(水) HS137 トレーニングリザルツ
()はゲート。2本目、3本目はここに出ている全員が17番ゲートで飛んでいる。
岡部孝信(JPN) 120.0(19)/122.0/118.0m
東輝(JPN) 125.0(19)/117.5/121.0m
宮平秀治(JPN) 127.5(19)/108.5/113.5m
葛西紀明(JPN) 124.5(17)/128.5/125.0m
伊東大貴(JPN) 117.0(17)/126.5/126.0m
ラース・ビストール(NOR) 131.5(17)/130.0/131.5m
リスト・ユッシライネン(FIN) 134.5(17)/132.5/132.5m
マッティ・ハウタマキ(FIN) 126.0(17)/134.0/136.0m
トーマス・モーゲンシュテルン(AUT) 124.0(17)/132.5/132.5m
ヤクブ・ヤンダ(CZE) 123.0(17)/125.5/130.5m
ロアー・リューケルソイ(NOR) 124.0(17)/132.5m
アダム・マリシュ(POL) 130.0(17)/129.5/130.5m
ヤンネ・アホネン(FIN) 133.0(17)/133.0/136.0m
ドミトリ・ヴァシリエフ(RUS) 138.0(17)m
イェルネイ・ダミヤン(SLO) 125.5(17)/135.0m
お休み:シュミット、ヘルヴァルト、ベンコヴィッチ

05年2月22日(火) HS137 トレーニングリザルツ
()はゲート。2本目はここに出ている全員が16番ゲート、3本目は20番ゲートで飛んでいる。
マルティン・シュミット(GER) 123.0(18)/128.5/125.5m
岡部孝信(JPN) 124.5(18)/116.5/114.0m
東輝(JPN) 114.5(18)/119.0/105.0m
ロク・ベンコヴィッチ( SLO) 136.0(16)/138.5/130.5m
ジグール・ペッテルセン(NOR) 136.0(16)/132.0/130.0m
葛西紀明(JPN) 126.5(16)/124.5/123.0m
伊東大貴(JPN) 128.5(16)/124.5/123.0m
ゲオルク・シュペート(GER) 112.0(15)/123.5/128.0m
マッティ・ハウタマキ(FIN) 125.0(15)/128.5/134.5m
アンドレアス・ヴィドヘルツル(AUT) 122.5(15)/130.0/129.5m
ヤクブ・ヤンダ(CZE) 124.0(15)/132.5m
アダム・マリシュ(POL) 125.0(15)/130.5/128.0m
ロアー・リューケルソイ(NOR) 107.5(15)/134.0/124.5m
マルティン・ヘルヴァルト(AUT) 127.5(15)/132.5/123.5m
ヤンネ・アホネン(FIN) 133.0(15)/133.0/134.5m

05年2月20日(日) 団体戦 HS100 オーストリア、快勝。
1.
AUT
970.5点
ロイツル 197.5+93.0m/256.0点
ヴィドヘルツル 188.5+91.5m/228.0点
モーゲンシュテルン 100.0+82.5m/230.0点
ヘルヴァルト 194.0+97.5m/256.5点
2.
GER
964.0点
ノイマイヤー 190.0+86.5m/219.5点
シュミット 191.5+94.5m/246.5点
ウアマン 192.5+92.0m/241.5点
シュペート 194.0+99.0m/256.5点
3.
SLO
929.5点
ペテルカ 191.0+84.0m/217.0点
ボガタイ 181.5+91.0m/207.5点
ベンコヴィッチ 197.0+94.5m/248.0点
ダミヤン 198.0+95.0m/257.0点
4.
FIN
928.0点
M.ハウタマキ 191.5+92.5m/240.5点
J.ハウタマキ 186.5+86.0m/211.0点
ユッシライネン 193.0+84.5m/222.0点
アホネン 195.0+97.0m/254.5点
5.
RUS
899.5点
ファトクリン 191.0+87.5m/244.5点
イパトフ 183.0+82.5m/193.0点
コルニコフ 190.5+91.0m/230.5点
ヴァシリエフ 194.0+96.5m/251.5点
6.
POL
859.0点
ストッホ 186.5+84.5m/211.0点
バハレダ 183.0+80.0m/188.5点
マリシュ 195.0+91.0m/243.0点
マテヤ 189.0+90.0m/225.5点
9.
JPN
409.5点
伊東大貴 83.5m/99.0点
岡部孝信 81.5m/94.0点
東輝 90.5m/113.0点
葛西紀明 85.5m/103.5点

05年2月19日(土) 個人戦 HS100 SLOの新鋭、HSジャンプで金メダル。 
11. ロク・ベンコヴィッチ( SLO) 101.0+91.0m/256.0点
12. ヤクブ・ヤンダ(CZE) 196.0+91.5m/249.5点
13. ヤンネ・アホネン(FIN) 197.0+92.0m/249.0点
14. ビヨルン-アイネル・ロモレン(NOR) 198.5+89.5m/248.0点
15. ゲオルク・シュペート(GER) 197.0+92.0m/247.5点
16. アダム・マリシュ(POL) 194.5+93.0m/246.0点
16. イェルネイ・ダミヤン(SLO) 199.5+89.5m/246.0点
16. ヴォルフガング・ロイツル(AUT) 193.0+94.5m/246.0点
18. 東輝(JPN) 189.5+94.5m/239.0点
21. 葛西紀明(JPN) 193.5+90.0m/237.0点
36. 伊東大貴(JPN) 88.0m/110.0点
37. 岡部孝信(JPN) 87.5m/109.0点
WCでも名前をあまり聞かない始めの方に飛んだ選手が距離を出した。マルティン・シュミットは1本目は風に恵まれなかった。2本目は最高。このコンディションではベストなジャンプ。優勝したベンコヴィッチは18歳、WC参戦3シーズン目。2年前ジュニア世界選手権で準優勝している。「先週はジャンプがよくなくてスピードが出ず、アプローチポジションを変えたら良くなった」アホネン:「ここ3週間良くなかったので銅メダルは嬉しい。1本目がこの3日間でベストジャンプ。2本目は1本目よりもやや風が不公平だった」