HOME || SKI JUMPING || ATHLETES || COMPETITIONS || MORE ABOUT SKI JUMPING || NORDIC COMBINED || LATEST INFORMATION
2004/2005 第53回 ジャンプ週間
■スケジュール:時間は現地時間。日本時間は+8時間
Oberstdorf(GER)
G.Partenkirchen(GER)
Innsbruck(AUT)
Bischofshofen(AUT)
公式練習 12/28(火)14:30
12/31(金)11:30
1/2(日)11:30
1/5(水)14:30
予選
12/28(火)16:30
12/31(金)13:45
1/2(日)13:45
1/5(水)16:30
試技
12/29(水)15:00
11/11(土)12:00
1/3(月)12:00
1/6(木)15:00
1本目
12/29(水)16:30
11/11(土)13:45
1/3(月)13:45
1/6(木)16:30
2本目
12/29(水)17:30
11/11(土)14:45
1/3(月)14:45
1/6(木)17:30
ドイツとオーストリアのまったくプロフィールの異なる4つのジャンプ台で年末年始に繰り広げられる伝統ある大会、ジャンプ週間。独語ではVier Schanzen Tournee(英:For Hills Tournament)と呼ばれる。97/98までスポンサーだったインタースポーツが撤退し、"Intersports "という冠が取れた。
■賞金:70,000Sfr.(スイスフラン)が以下のように分配される。(1Sfr.=約92円)
1位30,000Sfr. 2位15,000万Sfr. 3位10,000Sfr. 4位6,000Sfr. 5位3,000Sfr. 6位2,000Sfr. 7位-10位1,000Sfr. 
総合優勝者は副賞として日産サファリがもらえる。
ジャンプ週間総合
after Bischofshofen(5.Jan.05)
11. アホネン 1043.3点
12. ヘルヴァルト 1994.2点
13. モーゲンシュテルン 1985.5点
14. マリシュ 1985.3点
15. ヤンダ 1972.8点
16. リューケルソイ 1969.7点
17. 伊東大貴 1962.7点
11. 葛西紀明 1907.1点
21. 東輝 1699.7点
33. シュミット 1471.5点
39. 宮平秀治 1368.1点
40. 吉岡和也 1367.9点
52. 船木和善 1172.8点
WC総合
after Bischofshofen(5.Jan.05)
11. アホネン 1160点
12. ヘルヴァルト 1637点
13. ヤンダ 1627点
14. リューケルソイ 1555点
15. モーゲンシュテルン 1527点
16. マリシュ 1489点
10. 葛西紀明 1297点
11. 伊東大貴 1281点
25. 宮平秀治 1168点
34. 東輝 1141点
49. 船木和善 1115点
53. 吉岡和也 1113点

■OBERSTDORF■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
第1戦:04.12.29. オーバーシュトドルフ(GER)シャッテンベルクシャンツェ
K点:
120m ヒルサイズ(HS): 137m

アホネン、優勝。伊東大貴、4位。
11. アホネン(FIN) 137.0+133.5m/268.4点
12. リューケルソイ(NOR) 116.0+140.0m/258.8点
13. マリシュ(POL) 124.5+129.0m/253.8点
14. 伊東大貴(JPN) 125.0+125.0m/247.5点
15. ヘルヴァルト(AUT) 123.0+126.0m/244.7点
16. M.ハウタマキ(FIN) 122.5+126.5m/243.7点
12. ユッシライネン(FIN) 116.5+130.5m/238.1点
15. 葛西紀明(JPN) 121.0+123.0m/234.2点
34. 吉岡和也(JPN) 108.0m/188.4点
35. ヴィドヘルツル(AUT) 106.5m/186.7点
36. 東輝(JPN) 106.0m/185.8点
49. シュミット(GER) 194.5m/157.1点
アホネン:「確かに調子はいい。もしかしたら4戦全勝できるかもしれない。でも試合は大変だった。誰もがボクの失敗を待っているから」リュケルソイは1本目18位から2本目140mの最長不倒を飛んで表彰台へ。シュミット:「追い風に対応できなかった。踏み切った瞬間ダメだとわかった」

予選:
11. アホネン(FIN) 135.0m/143.0点
12. リューケルソイ(NOR) 132.5m/139.5点
13. ヤンダ(CZE) 131.5m/137.2点
14. ヘルヴァルト(AUT) 123.0m/121.4点
15. 伊東大貴(JPN) 133.5m/134.3点
16. M.ハウタマキ(FIN) 132.5m/133.5点
18. 東輝(JPN) 127.0m/128.5点
16. シュミット(GER) 125.0m/122.5点
18. ユッシライネン(FIN) 123.5m/119.8点
23. 葛西紀明(JPN) 119.5m/113.1点
47. 吉岡和也(JPN) 114.5m/101.6点
49. 宮平秀治(JPN) 112.5m/100.0点
58. 船木和善(JPN) 111.5m/195.7点
47. ペッテルセン(NOR) 106.0m/185.7点
DNS マリシュ(POL)
本戦の主な組み合わせ:
ツァパロフ(3位) vs 葛西紀明(23位)
ノイマイヤー(9位) vs シュミット(17位)
東輝(8位) vs インゲブリットセン(18位)
伊東大貴(5位) vs ゴルトベルガー(21位)
吉岡和也(22位) vs ヘルヴァルト(4位)
アホネン(1位) vs マリシュ(50位)

彼にとってジャンプ週間の鬼門といわれるオーバーシュトドルフも今年は難なくこなしているアホネン。2つ下のゲートで最長不倒。練習2本目トップのマリシュは予選をパスしてアホネンと対戦する。宮平、そしてジャンプ週間総合優勝経験者、船木、ペッテルセンは予選落ちした。シュミットは3回優勝した場所で無事通過。4度も中断があり条件も公平ではなかったようだけど...。本番の注目カードはゴルディvs伊東大貴でしょう。


■ ■GARMISCH-PARTENKIRCHEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第2戦:05.01.01. ガルミッシュ-パルテンキルヒェン(GER)オリンピックシャンツェ
K点:
115 m ヒルサイズ(HS): 125 m

アホネン、連勝。
11. アホネン(FIN) 124.0+128.0m/260.1点
12. モーゲンシュテルン(AUT) 119.5+122.5m/254.1点
13. シュペート(GER) 120.5+118.5m/247.1点
14. ヘルヴァルト(AUT) 116.0+121.5m/243.0点
15. ウアマン(GER) 118.5+116.0m/236.6点
16. ヤンダ(CZE) 118.0+114.0m/233.1点
10. 伊東大貴(JPN) 115.0+114.5m/228.1点
15. 葛西紀明(JPN) 110.5+117.0m/223.0点
21. 東輝(JPN) 108.0+110.0m/203.4点
27. シュミット(GER) 105.0+106.5m/190.7点
31. 宮平秀治(JPN) 107.0m/198.6点
45. 吉岡和也(JPN) 102.0m/187.6点

予選:
11. アホネン(FIN) 124.5m/125.6点
12. リューケルソイ(NOR) 116.0m/115.8点
13. ヘルヴァルト(AUT) 114.0m/112.2点
14. ヤンダ(CZE) 111.5m/106.2点
15. マリシュ(POL) 124.0m/134.3点
16. モーゲンシュテルン(AUT) 124.0m/126.2点
18. 葛西紀明(JPN) 113.0m/110.4点
28. 東輝(JPN) 110.0m/1045点
36. シュミット(GER) 108.5m/100.8点
39. 伊東大貴(JPN) 108.0m/199.4点
47. 宮平秀治(JPN) 106.0m/196.3点
49. 吉岡和也(JPN) 105.0m/192.5点
55. 船木和善(JPN) 101.5m/186.7点
本戦の主な組み合わせ:
ホッケ(33位) vs 葛西紀明(23位)
メーリンガー(14位) vs シュミット(36位)
東輝(28位) vs シェダール(23位)
伊東大貴(39位) vs ロイツル(12位)
ヤンダ(22位) vs 宮平秀治(47位)
アホネン(1位) vs 吉岡和也(50位)


■ ■ ■INNSBRUCK■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
第3戦:05.01.03. インスブルック(AUT) ベルクイーゼル-シャンツェ

K点: 120m ヒルサイズ(HS): 130m
シャンツェレコード: 136.0m マリシュ(POL) 04.09.11. 

アホネン、ジャンプ週間グランドスラムに王手。
11. アホネン(FIN) 128.5+120.0m/243.8点
12. マリシュ(POL) 123.5+120.0m/236.8点
13. ヤンダ(CZE) 122.0+118.0m/232.5点
14. モーゲンシュテルン(AUT) 112.5+127.5m/229.0点
15. ヘルヴァルト(AUT) 118.5+121.5m/228.5点
16. ヴィドヘルツル(AUT) 115.0+123.5m/227.3点
17. シュミット(GER) 117.0+119.5m/223.7点
19. 東輝(JPN) 113.0+122.5m/219.9点
11. 伊東大貴(JPN) 114.0+120.5m/217.6点
20. 葛西紀明(JPN) 113.0+114.5m/204.0点
29. 宮平秀治(JPN) 110.5+102.5m/175.4点
30. 船木和善(JPN) 107.0+103.5m/172.8点
アホネンは2本目、着地が乱れ、勝てないかと思われたが1本目のリードは十分だった。アホネン:「条件が常に変わる難しい状況だった。試合がどうなるかはわからなかった。誰もが条件次第の試合だった。4連勝については考えていない。とにかくみんなと一緒に飛ぶだけ。直接、視野には入れていない。勝てない可能性も少しはある。いろんなことが起こりうるから」今季初めてトップ10入りのシュミット。「確かにボクの時は条件がよかった。でも2本ちゃんと飛べた」



予選:
11. アホネン(FIN) 131.0m/129.3点
12. M.ハウタマキ(FIN) 126.5m/127.7点
13. リューケルソイ(NOR) 124.5m/123.6点
14. ヤンダ(CZE) 120.5m/116.4点
15. モーゲンシュテルン(AUT) 121.5m/113.7点
16. ヘルヴァルト(AUT) 119.5m/109.1点
17. マリシュ(POL) 133.5m/137.8点
19. 伊東大貴(JPN) 126.5m/128.2点
12. 葛西紀明(JPN) 119.0m/113.2点
20. シュミット(GER) 124.5m/123.6点
25. 宮平秀治(JPN) 122.0m/117.6点
29. 船木和善(JPN) 121.0m/115.8点
32. 東輝(JPN) 124.5m/115.1点
57. 吉岡和也(JPN) 112.5m/198.0点
本戦の主な組み合わせ:
フォーファング(26位) vs 宮平秀治(25位)
船木和善(29位) vs ビストール(22位)
ペッテルセン(31位) vs シュミット(20位)
東輝(32位) vs メヒラー (19位)
イパトフ(39位) vs 葛西紀明(12位)
ペテルカ(42位) vs 伊東大貴(9位)
アホネン(1位) vs アマン(50位)


■ ■ ■ ■BISCHOFSHOFEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第4戦:05.01.06. ビショッフスホーフェン(AUT) パウル-アウサーライトナー-シャンツェ
K点: 125m ヒルサイズ(HS): 140m

アホネン、グランドスラムならず。ヘルヴァルト、連勝。

11. ヘルヴァルト(AUT) 135.0+137.5m/277.0点
12. アホネン(FIN) 132.0+140.5m/271.0点
13. 伊東大貴(JPN) 127.0+143.0m/269.5点
14. ヤンダ(CZE) 132.0+134.5m/265.2点
15. モーゲンシュテルン(AUT) 130.5+135.0m/263.9点
16. リューケルソイ(NOR) 130.0+136.5m/262.7点
10. 葛西紀明(JPN) 128.5+129.5m/245.9点
28. 吉岡和也(JPN) 116.5+116.5m/191.9点
29. 東輝(JPN) 114.0+118.0m/190.6点
38. 宮平秀治(JPN) 114.5m/194.1点

ついにアホネンが負けた。ジャンプ週間でAUTが勝つのはなんと5年振りなのだそうだ。ということはヴィドの時? アホネンのグランドスラムは費えたが、ジャンプ週間総合優勝は揺るがなかった。98年、03年に次いで3回目の総合優勝。試合前にヤンネは言った。「4連勝に興味はない。ジャンプ週間は勝つ」そして、伊東大貴、初の表彰台!! それもシャンツェレコードで。「嬉しいです」そのあとの言葉が見つからない。表彰台に立ちながらも何が起こったのかわからない様子だったという...。

予選:
11. ヘルヴァルト(AUT) 135.5m/135.9点
12. マリシュ(POL) 131.0m/126.8点
13. モーゲンシュテルン(AUT) 131.0m/126.3点
14. アホネン(FIN) 133.5m/123.3点
15. リューケルソイ(NOR) 126.5m/118.2点
16. ヤンダ(CZE) 124.0m/112.2点
19. 伊東大貴(JPN) 131.0m/126.8点
12. 葛西紀明(JPN) 128.0m/120.9点
24. 東輝(JPN) 124.0m/113.7点
31. 吉岡和也(JPN) 124.5m/123.6点
36. 宮平秀治(JPN) 120.0m/105.0点
54. 船木和善(JPN) 114.5m/193.1点
55. シュミット(GER) 114.5m/192.1点
本戦の主な組み合わせ:
シュヴァルツェンベルガー(27位) vs 東輝(24位)
吉岡和也(31位) vs ユッシライネン(20位)
宮平秀治(36位) vs ビストール(15位)
メーリンガー (39位) vs 葛西紀明(12位)
メシーク(47位) vs アホネン(4位)

予選免除のベスト15ではゲートを25から23に、さらにベスト6は21で飛んだ。アホネンはテレマークを入れられず飛型点は15.5〜17.0。1人AUTのジャッジだけが13.5点を付けている。そんなに勝たせたくない? どうせ最低点はカットされるし、それがなければ勝てていたというわけではないけれど...