WARSTEINER GRAND PRIX DEUTSCHLAND
ノルディックコンバインドでは年末年始、ドイツで3試合が行われる。その名も『ヴァールシュタイナー グランプリ ドイチュラント』。グランプリの総合優勝は3戦すべてでスタートし、もっともポイントを取った選手に与えられる。試合方式等は通常のWCと同様。

After Schonach
グランプリ総合 as of 6th Jan.
11. マンニネン( FIN) 260点
12. アッカーマン(GER) 180点
13. ロドウィック(USA) 145点
14. ゴットヴァルト(AUT) 145点
15. タンデ(NOR) 140点
16. シュテヒャー(AUT) 131点
18. 高橋大斗(JPN) 178点
13. 北村隆(JPN) 156点
WC総合 as of 6th Jan.
11. マンニネン( FIN) 546点
12. アッカーマン(GER) 540点
13. ロドウィック(USA) 370点
14. ゴットヴァルト(AUT) 297点
15. タンデ(NOR) 275点
16. シュテヒャー(AUT) 246点
19. 高橋大斗(JPN) 220点
15. 北村隆(JPN) 194点
同点の場合、各試合で上位の選手がランクが上になる。
◇◆Schwarzwaldpokal in Schonach ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2005年1月6日(木)
19:00 HS96 試技 10:00 1本目
2005年1月6日(木) 13:15 クロスカントリー15km(6×2.5km)
マンニネン、優勝、高橋大斗、3位。マンニネン、GP総合、WC総合でもトップを奪う。
※選手名の右がジャンプの距離と得点、順位、タイム差換算、クロスのタイムとトップとのタイム差。
11. マンニネン(FIN) 85.0+88.5m/213.5点(18) +1.14 35:11.9(12) 32-,8
12. シュテヒャー(AUT) 87.0+86.5m/214.0点(16) +1:10 36:02.4(16) +46.5
13. 高橋大斗(JPN) 93.5+87.0m/229.0点(12) +0:10 37.02.9(18) +46.7
14. ロドウィック(USA) 90.0+91.5m/231.5点(11) 32-,8 37.15.0(21) +49.1
15. タンデ(NOR) 88.0+85.5m/213.0点(18) +1:14 36:13.9(19) +1.02.0
16. ゴットヴァルト(AUT) 78.5+85.5m/191.5点(20) +2:40 34:55.9(11) +1.10.0
アッカーマン(GER) 80.0+67.0m/148.5点(41) +5.32
DNS
北村隆(JPN) 81.5+61.0m/138.0点(41) +6.40
DNS
ジャンプが終わって勝者は見えた。マンニネンだ。そして予想以上に彼は強かった。1分14秒差でスタートしたマンニネンがトップに立ったのは9km。雨も、厳しい寒さも、ベタ雪もものともしなかった。
喜ばしいのはマリオと高橋大斗。大斗選手、ゴールスプリントでトッドに勝った。マリオが2位になったのは98年オスロ以来。「生涯でベストレースだと思う。とにかくスキーがものすごく良くてサービスマンに感謝したい。ジャンプ後、けっこういい位置にいたので5位以内はいけるかなと思ったけど、こんなにいいとはね。昨日から今日にかけてコースを実に良く整備してくれた組織委員会も褒めたい」
扁桃腺炎を患っていたアッカーマンはジャンプで41位と出遅れ、週末のゼーフェルトに備えてクロカンのスタートを見送った。悪化したら大変だものね...でも、「このひどい成績は病気のせいじゃない」とキッパリ。よっぽど小さな台が嫌いなのかな...。
ゴットヴァルトはジャンプ20位からまたもやクロス最速タイムをたたき出して6位入賞。あと少し、です。

2005年1月5日(水) 公式練習 ( )はゲート
1本目
2本目
3本目
アッカーマン
93.5m(12)
189.0m(11)
94.5m(9)
北村隆 77.0m(11) 194.0m(11) 87.5m(9)
高橋大斗 89.5m(11) 192.5m(11) 87.0m(9)
ロドウィック 83.0m(11) 102.5m(11)
マンニネン 81.5m(11) 188.0m(10) 91.5m(9)
ビーラー 95.0m(11) 195.0m(10) 86.5m(9)
M.グルーバー 85.5m(11) 185.5m(10) 82.5m(9)
ゴットヴァルト 77.0m(11) 187.5m(10) 73.5m(9)
シュテヒャー 84.0m(11) 193.0m(10) 84.5m(9)
◇◆Rupolding Baer in Ruhpolding ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2005年1月2日(日)
10:00 HS127 試技 11:00 1本目
2005年12月30日( 13:00 クロスカントリー7.5km スプリント
アッカーマン、今季4勝、通算24勝。
※選手名の右がジャンプの距離と得点、順位、タイム差換算、クロスのタイムとトップとのタイム差。
11. アッカーマン(GER) 122.0m/122.4点(14) +0.16 20:13.3(18)8 32-,8
12. ロドウィック(USA) 121.5m/123.3点(13) +0:12 20:26.4(12) +13.1
13. マンニネン(FIN) 107.5m/103.5点(23) +1.31 19:01.9(12) +19.6
14. タンデ(NOR) 115.0m/114.0点(17) +0.49 20:08.5(19) +44.2
15. ゴットヴァルト(AUT) 109.5m/105.4点(18) +1.24 19:41.1(13) +51.8
16. 北村隆(JPN) 113.5m/112.2点(28) +2.20 20:18.2(14) +1:00.9
35. 高橋大斗(JPN) 110.5m/107.1点(13) +1.17 21:44.2(39) +2:47.9

2005年1月1日(土) 公式練習 ( )はゲート
1本目
2本目
3本目
マンニネン
106.5m(23)
112.0m(24)
107.0m(24)
ビーラー 109.5m(23) 123.0m(24) 126.0m(24)
ゴットヴァルト 103.0m(23) 108.0m(24) 112.0m(24)
M.グルーバー 115.5m(23) 109.5m(24) 113.5m(24)
シュテヒャー 110.5m(23) 113.0m(24) 116.5m(24)
アッカーマン 126.5m(24) 125.5m(24) 133.0m(24)
高橋大斗 115.5m(24) 114.0m(24) 121.5m(24)
北村隆 105.0m(24) 105.0m(24) 112.5m(24)
ロドウィック 119.5m(24) 117.0m(24) 115.0m(24)

◇◆Thueringercup in Oberhof ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2004年12月30日(木)
10:00 HS140 試技 11:00 1本目
2004年12月30日(木) 14:30 クロスカントリー15km(6×2.5km)
マンニネン、優勝。
※選手名の右がジャンプの距離と得点、順位、タイム差換算、クロスのタイムとトップとのタイム差。

11. マンニネン(FIN) 120.5+119.5m/226.0点(21) +2.14 39:11.3(11)8 32-,8
12. アッカーマン(GER) 135.5+130.0m/256.6点(13) +0:11 42:01.9(16) +47.6
13. ゴットヴァルト(AUT) 116.0+124.0m/226.5点(20) +2.12 40:03.1(12) +49.8
14. シュテヒャー(AUT) 124.0+127.0m/242.2点(19) +1.09 41:38.6(12) +1:22.3
15. タンデ(NOR) 120.0+131.5m/240.8点(10) +1.12 41:34.2(11) +1:22.9
16. キルヒアイゼン(GER) 118.0+121.5m/224.4点(24) +2.20 40:28.6(15) +1:23.3
19. ビーラー(AUT) 128.5+135.0m/258.7点(12) +0.03 43:15.3(20) +1:53.0
13. 高橋大斗(JPN) 130.0+134.5m/259.4点(11) 32-,8 43:51.5(32) +2:26.2
18. 北村隆(JPN) 118.0+120.5m/227.2点(19) +2.09 41:53.2(15) +2:36.9
濃霧の中、行われたジャンプは風に当たりはずれがあった。ジャンプを3位、11秒差で終えたアッカーマン。走る前にもう勝者は決まったかのように思われた。ところがジャンプ20位と21位のゴットヴァルトとマンニネンが驚異的な速さで2分差を追いかけた。ところによってその速さは70km/hにも達したという。11.5km、2人はアッカーマンを捉える。マンニネンは速かった。時折吹く突風と寒さが大柄の彼に味方したのかもしれない。アッカーマンを抜き去り、1位でゴールした。1度は2位に上がったゴットヴァルトだったが3位に後退。クリスマスに病気をして体調が万全ではなかったという。「本調子ではなかったし、シーズン一の難コースを走る前に2分も差があって、追いつくのだけで精一杯だった」

2004年12月29日(水) 公式練習 ( )はゲート
1本目
2本目
3本目
アッカーマン 195.5m(10) 116.0m(14) 132.5m(16)
高橋大斗 117.0m(14) 107.0m(14) 127.5m(16)
ロドウィック 123.0m(14) 112.0m(14) 124.0m(16)
マンニネン 109.5m(14) 101.5m(14) 119.5m(16)
ビーラー 114.0m(14) 102.0m(15) 126.0m(16)
ゴットヴァルト 108.5m(14) 195.0m(15) 114.0m(16)
M.グルーバー 110.0m(14) 108.0m(15) 118.5m(16)
シュテヒャー 121.0m(14) 120.0m(17) 125.5m(16)