2008/2009 第57回 ジャンプ週間
VIER SCHANZEN TOURNEE

■スケジュール■ 時間は現地時間。日本時間は+8時間 
公式練習
12/28(日)14:30
12/31(水)11:30
1/3(土)12:00
1/5(月)15:00
予選
12/28(火)16:30
12/31(金)13:45
1/2(日)13:45  
1/5(水)16:30
試技
12/29(月)15:00
11/11(木)12:00
1/4(日)12:30  
1/6(火)15:00
1本目
12/29(水)16:30
11/11(土)13:45
1/3(月)13:45
1/6(日)16:30

■OBERSTDORF■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 
第1戦:08年1月29日(月) オーバーシュトドルフ(GER)シャッテンベルクシャンツェ
K点:
120m HS: 137m シャンツェレコード: 143.5m/ペッテルセン(NOR)/03.12.29.
11 アマン(SUI) 136.5+134.0/286.4
12 ロイツル(AUT) 135.0+134.0/285.2
13 ヴァシリエフ(RUS) 134.5+136.0/284.4
14 シュリーレンツァウアー(AUT) 133.0+134.0/280.1
15 シュミット(GER) 134.5+129.0/273.8
16 ヤコブセン(NOR) 138.0+127.0/269.0
17 オッリ(FIN) 135.5+127.0/268.5
18 ケイトゥリ(FIN) 131.5+129.5/267.8
19 ノイマイヤー(GER) 133.0+125.5/259.8
10 ウアマン(GER) 131.5+124.0/256.9
11 モーゲンシュテルン(AUT) 128.0+126.0/254.7
16 湯本史寿(JPN) 127.5+123.0/244.9
17 葛西紀明(JPN) 127.0+123.5/243.9
19 伊東大貴(JPN) 128.0+120.0/240.9
35 渡瀬雄太(JPN) 122.5/117.0
40 栃本翔平(JPN) 119.0/109.2
47 ムジオール(GER) 116.5/103.7


■ ■GARMISCH-PARTENKIRCHEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第2戦:09年1月1日(木) ガルミッシュ-パルテンキルヒェン(GER)オリンピックシャンツェ
K点:
125 m HS: 140 m シャンツェレコード: 136.5 m ヴィルベルグ(NOR) 07.12.01.
11 ロイツル(AUT) 134.5+136.5/276.3
12 アマン(SUI) 140.0+134.5/274.6
13 オッリ(FIN) 133.0+131.5/258.6
14 シュリーレンツァウアー(AUT) 134.0+130.5/257.6
15 コッホ(AUT) 134.5+128.0/249.0
16 モーゲンシュテルン(AUT) 128.0+132.0/248.5
17 ヤコブセン(NOR) 134.0+126.0/247.0
18 シュミット(GER) 135.0+124.0/245.2
19 ヴァシリエフ(RUS) 131.0+126.0/239.6
10 M.ハウタマキ(FIN) 130.5+124.0/237.1
16 葛西紀明(JPN) 125.0+122.5/220.5
18 栃本翔平(JPN) 124.0+121.0/215.5
23 渡瀬雄太(JPN) 119.5+123.0/212.0
26 伊東大貴(JPN) 118.5+122.5/207.3
27 湯本史寿(JPN) 116.0+125.5/207.2
48 竹内択(JPN) 112.5/81.5
アマンは予選をパスしてシュリーレンツァウアーと当たる。
アマンが140m飛んだときは今日もアマンと思ったが。
ロイツル。勝てなくても、常にベストなジャンプをしていれば届くといういい例。
ロイツルのことはずいぶん長く見ているけど、やっと勝てて本当によかった。感無量です。どうしてもヘリ、ライニィ、ヴィドのグループで考えてしまうけど、28歳、そんなに年なわけではない、現在のAUTチームでは最年長だけど。
あとはコッホだな...。
ジャンプ週間総合 ガルミッシュパルテンキルヒェン終了時点
総点
Oberstd.
P.kirchen
11 ロイツル(AUT) (2) 561.5 285.2(2) 276.3(1)
12 アマン(SUI) (1) 561.0 286.4(1) 274.6(2)
13 シュリーレンツァウアー(AUT) (4) 537.7 280.1(4) 257.6(4)
14 オッリ(FIN) (7) 527.1 268.5(7) 258.6(3)
15 ヴァシリエフ(RUS) (3) 524.0 284.4(3) 239.6(9)
16 シュミット(GER) (5) 519.0 273.8(5) 245.2(8)
17 ヤコブセン(NOR) (6) 516.0 269.0(6) 247.0(7)
18 モーゲンシュテルン(AUT) (11) 503.2 254.7(11) 248.5(6)
19 M.ハウタマキ(FIN) (13) 487.6 250.5(13) 237.1(10)
10 シェダール(FRA) (12) 485.5 251.7(12) 233.8(11)
16 葛西紀明(JPN) (17) 464.4 243.9(17) 220.5(16)
21 湯本史寿(JPN) (16) 452.1 244.9(16) 207.2(27)
23 伊東大貴(JPN) (19) 448.2 240.9(19) 207.3(26)
28 渡瀬雄太(JPN) (35) 329.0 117.0(35) 212.0(23)
30 栃本翔平(JPN) (40) 324.7 109.2(40) 215.5(18)
58 竹内択(JPN) (-) 81.5
予選落ち
281.5(48)


■ ■ ■INNSBRUCK■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第3戦:09年1月4日(日) インスブルック(AUT) ベルクイーゼル-シャンツェ
K点:
120m HS: 130m シャンツェレコード: 136.0m マリシュ(POL) 04.09.11. 
11 ロイツル(AUT) 126.5+128.5/261.0
12 シュリーレンツァウアー(AUT) 126.0+127.5/260.3
13 シュミット(GER) 128.5+125.5/257.7
14 M.ハウタマキ(FIN) 123.5+128.0/253.2
15 モーゲンシュテルン(AUT) 124.5+125.0/250.6
16 葛西紀明(JPN) 124.0+126.0/249.0
17 ノイマイヤー(GER) 124.0+126.0/246.5
18 アマン(SUI) 125.5+123.5/245.7
19 ヴァシリエフ(RUS) 121.5+129.0/244.9
10 ヤコブセン(NOR) 121.5+126.5/244.4
18 渡瀬雄太(JPN) 118.0+122.0/255.5
22 伊東大貴(JPN) 116.5+121.5/223.4
25 湯本史寿(JPN) 115.0+123.0/220.9
30 栃本翔平(JPN) 112.5+122.0/213.6
38 竹内択(JPN) 111.0/94.8
シュミット、1本目なんとトップで終える。2本目、最後に飛ぶのはすっごく、ひさしぶりだね。こっちが緊張する。
いいジャンプだった。でもさすがに勝てはしなかった。でもついに表彰台。このまま行こう...。
いやぁ、ハニーの幻影が見えて、
我ながら 笑った...。マルティン、一番強かったときでも、ジャンプ週間総合は獲っていない。
番組中に、優勝候補としてジャンプ週間に入ると不思議と勝てないというヴィドのコメントが紹介されていたけど、今回はアマンv.s.シュリーリと言われていて...そのうち勝つと言われていたロイツルがここで来るとはね...。ロイツルは勝ちパターンにはまった感じ。Jスポさん、せっかくのインタビュー、聞かせてほしかった、そのために英語でやってるんだからさ。
1月3日(土) 予選
PQ ロイツル(AUT) 131.0/137.8
12 ヤコブセン(NOR) 128.5/132.3
PQ アマン(SUI) 128.0/131.4
PQ モーゲンシュテルン(AUT) 127.5/130.5
15 M.ハウタマキ(FIN) 126.5/127.2
PQ ヴァシリエフ(RUS) 125.0/124.0
16 ウアマン(GER) 125.0/124.0
PQ オッリ(FIN) 124.0/121.2
PQ コッホ(AUT) 123.0/120.9
PQ シュミット(GER) 123.5/120.3
13 伊東大貴(JPN) 121.5/116.7
15 葛西紀明(JPN) 120.5/113.9
29 湯本史寿(JPN) 117.0/107.1
37 渡瀬雄太(JPN) 115.5/104.4
40 栃本翔平(JPN) 115.0/102.0
PQ シュリーレンツァウアー(AUT) DNS
予選落ち
45 竹内択(JPN) 113.5/99.8

ロイツル、トップ。
でも簡単に連勝はさせてもらえないだろう。
トレーニングがよかったシュリーリは予選をパス。いよいよ地元で臨戦態勢か。
本戦ではロイツルv.s.シュリーリ。
1本目を1・2フィニッシュして、2人で打倒アマンか。
ジャンプ週間総合 インスブルック終了時点
総点
Oberstd.
P.kirchen
Innsbruck
11 ロイツル(AUT) (1) 822.5 285.2(2) 276.3(1) 261.3(1)
12 アマン(SUI) (2) 806.7 286.4(1) 274.6(2) 245.7(8)
13 シュリーレンツァウアー(AUT) (3) 798.0 280.1(4) 257.6(4) 260.3(2)
14 シュミット(GER) (6) 776.7 273.8(5) 245.2(8) 257.7(3)
15 ヴァシリエフ(RUS) (5) 768.9 284.4(3) 239.6(9) 244.9(9)
16 オッリ(FIN) (4) 766.7 268.5(7) 258.6(3) 239.6(11)
17 ヤコブセン(NOR) (7) 760.4 269.0(6) 247.0(7) 244.9(10)
18 モーゲンシュテルン(AUT) (8) 753.8 254.7(11) 248.5(6) 250.6(5)
19 M.ハウタマキ(FIN) (9) 740.8 250.5(13) 237.1(10) 253.2(4)
10 ノイマイヤー(GER) (15) 717.5 259.8(9) 211.2(24) 246.5(7)
12 葛西紀明(JPN) (16) 713.4 243.9(17) 220.5(16) 249.0(6)
19 湯本史寿(JPN) (19) 673.0 244.9(16) 207.2(27) 220.9(25)
20 伊東大貴(JPN) (23) 671.6 240.9(19) 207.3(26) 223.4(22)
25 渡瀬雄太(JPN) (28) 554.5 117.0(35) 212.0(23) 225.5(18)
28 栃本翔平(JPN) (30) 538.3 109.2(40) 215.5(18) 213.6(30)
50 竹内択(JPN) (58) 176.3
予選落ち
281.5(48) 94.8(48)


■ ■ ■ ■BISCHOFSHOFEN■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
第4戦:09年1月6日(火) ビショッフスホーフェン(AUT) パウル-アウサーライトナー-シャンツェ
K点: 125m HS: 140m シャンツェレコード:145.0m シュリーレンツァウアー 08.01.05.
11 ロイツル(AUT) 142.5+141.5/301.2
12 アマン(SUI) 137.5+140.5/284.4
13 ヴァシリエフ(RUS) 138.0+138.5/279.2
14 シュリーレンツァウアー(AUT) 138.5+136.0/279.1
15 シュミット(GER) 138.5+136.5/278.5
16 ノイマイヤー(GER) 136.0+135.0/268.8
17 ヤコブセン(NOR) 132.5+137.5/267.5
18 ウアマン(GER) 133.5+131.5/258.0
19 コッホ(AUT) 130.5+134.5/257.0
10 オッリFIN) 134.5+138.0/252.5
16 モーゲンシュテルン(AUT) 130.0+129.0/247.2
18 伊東大貴(JPN) 130.5+126.5/241.1
19 葛西紀明(JPN) 129.5+127.5/240.1
20 渡瀬雄太(JPN) 125.5+128.0/235.3
38 竹内択(JPN) 122.0/106.1
47 湯本史寿(JPN) 117.5/97.5
ロイツル、言うことなしのジャンプでした。
今、メディアに出まくっている。で、彼の周辺情報を今日は書こうと思う。興味がない人はスルーしてください。

再三、映っていた綺麗な人は、奥様。ロイツルには4歳と2歳の2人の息子がいる。子供が生まれてすぐ、札幌でWCがあって、出場を取りやめた、なんてことがあった、あれ、わたしが通訳したときだから、長男のときなんだろう。奥様とは共通の女友達の紹介で知り合ってもう10年になる。一目惚れではなかったそうで、ファーストキスまでに3カ月もかかったとか...(ほっとけ)。奥さん曰く、彼は目立つのが好きじゃなくて、なかなか心を開かない人。それが、控えめだけど、確かな団体戦要員である理由の一つなのかも。ああ、勝てて本当によかったね。

最終戦ということで、ついでにトップ3のコメントの訳も載せておく。
ヴッフ(ロイツル)
:「わけわかんないよ。だって、このために長年戦ってきたんだよ、できるだけ遠くに飛ぼうって。なのに今はすごくあっけなくて。とにかく一勝したかった。一番大事な局面で三連勝してジャンプ週間総合を獲って。そりゃあ、全ジャンパーの夢でしょ」

シミィ:「ヴッフにはすべての面で納得。オーベで勝てて嬉しい。2位はすっごくうれしいってわけじゃないけど、満足はしている。すでにガルミッシュで100%じゃなくて、でも、ジャンプ週間って4つ飛ばなきゃじゃでしょ」

シュリーリ:「あんまうまくいかなかったけど、トップ3ってのはすごくいいことで、満足。きょうのヴォルフガングはすごかったね。これまでの人生でベストだよね。心から祝福する」

ええと、バッケンは大貴くんではなく、去年のシュリーリだと思う。それから、たぶん、開幕前、引退を考えてたのはマッティ・ハウタマキではなく、ユッシの方ではないかと。いや、マッティも考えてたのかもしれないけど、だとしたら、初耳。以上。

1月5日(月) 予選+公式練習
Quali.
T1
T2
PQ ヴァシリエフ(RUS) 137.0/138.6 137.5 134.0*
12 ヤコブセン(NOR) 137.5/138.5 131.5 138.0
PQ シュミット(GER) 135.5/135.4 136.5 129.5*
PQ ロイツル(AUT) 134.0/134.7 133.0 132.5*
15 キュッテル(SUI) 134.0/132.2 118.0 131.5
16 バルダル(NOR) 132.5/129.0 126.5 133.0
17 ノイマイヤー(GER) 133.5/128.8 132.5 136.0
PQ モーゲンシュテルン(AUT) 130.0/125.5 133.5 132.0*
19 ホッケ(GER) 129.5/123.6 119.5 126.5
PQ ラリント(FIN) 129.5/122.1 121.5 125.5*
13 渡瀬雄太(JPN) 127.5/119.5 125.5 125.0
15 伊東大貴(JPN) 127.5/118.5 122.5 121.0
17 葛西紀明(JPN) 127.5/117.5 123.0 126.0
27 湯本史寿(JPN) 122.5/108.0 122.0 121.0
39 竹内択(JPN) 118.5/100.3 127.0 124.5
PQ シュリーレンツァウアー(AUT)
DNS
PQ アマン(SUI)
DNS
予選落ち
43 栃本翔平(JPN) 115.5/93.9 117.5 118.0

トレーニング、1本目のゲートは全員26、2本目は*が24、それ以外は26。ヤコブセンが138m飛んでゲートが下がった。
シュリーリとアマンは練習も予選もパス。
ヴァシリエフが珍しく飛型点で上回る。
予選の勝者はシード選手以外で一番で、ヤコブセン。でも、対戦相手を決めるために、全員の順位をつける。シード選手が予選をパスした場合、ランキング上位選手の方が順位が上に来るので、アマン49番、シュリーリ50番になる。

対戦
湯本v.s.ペッテシェン
ズィラv.s.葛西
コッロレドv.s.大貴
エリクソンv.s.雄太
択v.s.コッホ
ボーグナーv.s.ロイツル
ダミアンv.s.シュミット
アマンv.s.ヤコブセン
シュリーレンツァウアーv.s.ヴァシリエフ



宮様に来ていたシャーベライターが1Aで出ている。ゼッケン1。インスブルックに続いて今回も予選落ちだった。トレー二ングではしっかり飛べてるのに(121m/124m)。相変わらず左に行くのか、TVで見たかったのに。
ジャンプ週間総合 ビショッフスホーフェン終了時点(最終結果)
総点
Bischofs.
Innsbruck
P.kirchen
Oberstd.
11 ロイツル(AUT) (1) 1123.7 301.2(1) 261.3(1) 276.3(1) 285.2(2)
12 アマン(SUI) (2) 1091.1 284.4(2) 245.7(8) 274.6(2) 286.4(1)
13 シュリーレンツァウアー(AUT) (3) 1077.1 279.1(4) 260.3(2) 257.6(4) 280.1(4)
14 シュミット(GER) (6) 1055.2 278.5(5) 257.7(3) 245.2(8) 273.8(5)
15 ヴァシリエフ(RUS) (5) 1048.1 279.2(3) 244.9(9) 239.6(9) 284.4(3)
16 ヤコブセン(NOR) (7) 1027.6 267.5(7) 244.9(10) 247.0(7) 269.0(6)
17 オッリ(FIN) (6) 1019.2 252.5(10) 239.6(11) 258.6(3) 268.5(7)
18 モーゲンシュテルン(AUT) (8) 1001.0 247.2(16) 250.6(5) 248.5(6) 254.7(11)
19 M.ハウタマキ(FIN) (9) 1991.4 250.6(12) 253.2(4) 237.1(10) 250.5(13)
10 ノイマイヤー(GER) (15) 1986.3 268.8(6) 246.5(7) 211.2(24) 259.8(9)
13 葛西紀明(JPN) (16) 1953.5 240.1(19) 249.0(6) 220.5(16) 243.9(17)
19 伊東大貴(JPN) (20) 1912.2 241.1(18) 223.4(22) 207.3(26) 240.9(19)
21 渡瀬雄太(JPN) (25) 1789.8 235.3(25) 225.5(18) 212.0(23) 117.0(35)
23 湯本史寿(JPN) (18) 1770.5 97.5(47) 220.9(25) 207.2(27) 244.9(16)
34 栃本翔平(JPN) (28) 1538.3
予選落ち
213.6(30) 215.5(18) 109.2(40)
47 竹内択(JPN) (50) 1282.4 106.1(38)
94.8(48)
281.5(48)
予選落ち