■■■■ジャンプ週間■■■■
VIER SCHANZEN TOURNEE 基本情報 |
ドイツとオーストリアのまったくプロフィールの異なる4つのジャンプ台、オーバーシュトドルフ、ガルミッシュ-パルテンキルヒェン、インスブルック、ビショッフスホーフェンで年末年始に繰り広げられる伝統ある大会。 |
■ジャンプ週間歴代総合優勝者■ See details→ 02/03・03/04・04/05・05/06 ・06/07・07/08・08/09
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■歴代優勝者■
WM(LH)=世界選手権 2年に一度 99ラムザウ 01ラハティ 03ヴァルディフィエンメ 05オーバーシュトドルフ 07札幌 挙げたのはラージヒルの金メダリスト |
■試合形式■ 試合は96/97から導入されたK.O.システムで行われる。まず前日の予選で50人に絞られ、この50人が、予選1位と50位、2位と49位...25位と26位というふうに対戦し(対戦は25位対26位から始まる)、点数が上の選手が勝ち残る。勝った25人と、ラッキールーザーと呼ばれる負けた選手の中の上位5人(敗者復活)の計30人が決勝に進める。決勝は通常のWCと同様、1本目の順位の逆順で30位からスタートする。 悪天候等で前日に予選が行われなかった場合、試合はK.O.システムでは行われない。 ■各ジャンプ台の特徴■ |
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第1戦 オーバーシュトドルフ(GER)シャッテンベルクシャンツェ
HS: 137m シャンツェレコード: 143.5m/ペッテルセン(NOR)/03.12.29. 特徴:午後の早いうちは強い追い風が吹くことがある。助走路は急で踏み切り台が短くてむずかしい台。 |
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第2戦 ガルミッシュ-パルテンキルヒェン(GER)オリンピックシャンツェ
HS: 140 m シャンツェレコード: 141.0 m/シュリーレンツァウアー(AUT)/00.01.01. 特徴:技術的に多くを要求される台。向かい風であることは珍しく、上昇気流もほとんどない。助走中はいいのか悪いのかわからず、距離を聞いてやっとわかる。 2007年、改修ではなく、取り壊して新築された。K115/HS125から、K125/HS140へ。150mまで飛べるという。助走路は急になり、テーブルは短くなった。プロフィール上は平らになったがラディウスは大きくなった。 |
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第3戦 インスブルック(AUT) ベルクイーゼル-シャンツェ
HS: 130m シャンツェレコード: 136.0m/マリシュ(POL)/04.09.11. 特徴:風の状況は変わりやすい。向かい風を得れば距離を出せる台。スタートからインスブルックの街と墓地が見える。「踏み切り台は短く、着地面のRがきつくてブレーキングトラックはいつも凍ってる」とトーマに言わしめたこの台も01年K120に改修され、ブレーキングゾーンも作り替えられた。 *2008年、インスブルックは悪天候のため中止、ジャンプ週間第3戦はビショッフスホーフェンで行われた(つまりビショッフスで2戦)。 |
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第4戦 ビショッフスホーフェン(AUT) パウル-アウサーライトナー-シャンツェ
シャンツェレコード:145.0m/シュリーレンツァウアー/08.01.05. 特徴:すばらしい向かい風であることもある。大変危険な横風が吹くことも。ハナヴァルト:「永遠に助走が続くんじゃないかと思える。ず〜っとクラウチングしていて速さの感覚がなくなる、シャンツェが広いから。そうすると踏み切り台が来て、踏み切らなければならない。まだ何にも見えないのに」 体重の軽い、板の短い選手には不利とも言われている。 *2008年、インスブルックが悪天候で中止になったため、第3戦、第4戦とビショッフスホーフェンで2戦が行われた。勝者はいずれもアホネン。 |