N
O
R
D
I
C
C
O
M
B
I
N
E
D
2
0
0
6
2
0
0
7

SKI JUMPING & NOEDIC COMBINEDCOMPETITIONS

Prizemoney Standings 賞金ランキングから見る今シーズン
賞金は10位以内につく。WCスタンディングと賞金ランキングが一致しないのは、例えば、2位2回だったら160点で賞金は12000フラン。1位と3位でも160点だけど、15500フランだから。1位賞金は2位の倍。ヴァールシュタイナーGPのボーナスも大きい。
WC総合
11 マンニネン(FIN) 763点
12 モアン(NOR) 644点
13 ビーラー(AUT) 643点
14 ラミィシャプイ(FRA) 596点
15 ゴットヴァルト(AUT) 572点
16 コイヴランタ(FIN) 484点
17 キルヒアイゼン(GER) 480点
18 ハーゼナイ(GER) 474点
19 アッカーマン(GER) 423点
10 タンデ(NOR) 403点
13 シュテヒャー(AUT) 262点
26 高橋大斗(JPN) 199点
36 小林範仁(JPN) 174点
49 加藤大平(JPN) 130点
賞金ランキング
11 マンニネン(FIN) 75,700Sfr. 2勝
12 ゴットヴァルト(AUT) 54,740 2勝
13 ビーラー(AUT) 50,460 3勝
14 ラミィシャプイ(FRA) 50,100 2勝
15 モアン(NOR) 43,625 2勝
16 ハーゼナイ(GER) 37,260
17 キルヒアイゼン(GER) 32,850 2勝
18 コイヴランタ(FIN) 25,750
19 デモン(USA) 24,340 1勝
10 アッカーマン(GER) 20,900
11 シュテヒャー(AUT) 12,250




各試合の賞金
Lillehammer
その他
WC
ドイツGP
総合
団体戦
Team
Sprint
11
10,000
12,000
15,600
1,500×4
4,000×2
12
15,000
16,000
19,360
1,000×4
2,500×2
13
12,900
13,500
16,240
1625×4
1,250×2
14
12,000
12,500
13,900
1,000×2
15
11,600
12,000
12,340
1750×2
16
11,250
11,500
11,560
1500×2
17
11900
11,000
18
11650
11750
19
11450
11500
10
11250
11250
25,000
30,000
39,000
12,500
20,000

今季は団体戦とチームスプリントが1戦ずつあった。
賞金が出るのは上位10位まで。左のように分配される。お正月のヴァールシュタイナードイツグランプリでは総合上位6人にさらにボーナスが。
賞金をもらっているのは全部で28人しかいない。世界選手権は(五輪も)賞金は出ない、メダルと名誉のみ。
※リレハンメルはトロンハイムから急遽、代わったので少なめ。



WC総合 TOP 10 ATHLETS
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
Hannu
Jason
Mag
Bieles
Felix
Kirch
Anssi
Hasi
Acker
Petter
総点
765点 696点 684点 679点 652点 494点 484点 474点 423点 406点
勝ち数
2勝 2勝 2勝 3勝 2勝 2勝
Kuusamo G 2(2) 1(1) 4(4) 6(6) 13(13) ** 5(5) 3(3) 9(9) 11(11)
Kuusamo
−−中止−−  
Lillehammer G 3(3) 4(1) 1(1) 7(5) **(20) 5(11) 11(6) 2(3) **(16) 8(7)
Lillehammer S 9(5) 5(2) 4(1) 1(4) 19(21) 10(11) 2(6) 8(4) 15(13) 11(10)
Ramsau M 6(4) *(5) 9(2) 1(1) 7(14) 5(8) 2(2) 23(6) 4(10) 10(9)
Ramsau HS 10(5) 2(4) 1(1) 6(2) 15(14) 21(10) 4(3) 26(7) 3(8) 5(9)
Ruhpolding G 1(3) 22(5) 12(2) 6(1) 5(11) 8(10) 10(4) 2(7) 3(8) 11(9)
Oberstdorf G 2(1) 11(6) 8(3) 6(2) 1(8) DNS(12) 14(5) 3(4) 10(7) 7(10)
Warsteiner GP 1位 12位 11位 6位 3位 7位 2位 4位 10位
Val di fiemme M 6(2) 3(4) 5(3) 1(1) 2(6) 17(13) *(6) DNS(5) 13(8) 8(9)
Seefeld 4(2) 2(4) 3(3) 8(1) 1(5) 15(13) 9(6) 14(7) 11(8) 10(9)
Seefeld
−−中止−−
Harrachov
−−中止−−
Harrachov
−−中止−−
Zakopane M 1(1) 9(4) 4(2) *(3) 12(5) 3(10) 14(6) 26(7) 6(8) 7(9)
Zakopane S 2(1) 5(4) 3(2) 9(3) 11(5) 1(9) 6(6) 17(7) 10(8) 8(10)
Sapporo S 1位 7位 2位 16位 5位 3位 4位 26位 8位 6位
Sapporo G 6位 15位 10位 4位 5位 7位 3位 9位 1位 13位
Lahti G 3(1) 17(4) 6(2) 7(3) 5(5) 8(9) 9(7) 2(6) 4(8) 10(10)
Lahti HS 14(1) 3(4) 25(2) 4(3) 2(5) 1(7) 5(6) 8(8) 12(9) 6(10)
Oslo
−−中止−−
Oslo S 29(1) 1(2) 6(3) 7(4) 2(5) 17(6) DNS(7) DNS(8) 42(9) 28(10)
G=Gundesen S=Sprint M=Mass start HS=Hurricane Sprint
*マススタート後半ジャンプ1本目で30位以内に入れず2本目に進めなかった。
**今季の新ルール。個人グンダーセン前半ジャンプで35位以内に入れず、2本目、つまりは後半クロスカントリーにも出場できず。

言うことナシのマンニネン
マンニネンは昨季に比べたらそれほどジャンプがよくなく、従って連戦連勝ではなかったもののWC総合四連覇。そしてついに札幌WM、スプリントで金メダル。個人タイトルも手に入れた。「もうほしいものはない」というのもうなずけるが、引退ということではない。来季、札幌でWCはないが、「また来たい」と言っていた。

今イチ勝ちきれなかったモアン
昨季、マンニネンを追い落とすのはモアンでは、と思ったが、今季はジャンプの調子が今ひとつ。それでもWMのスプリントでは銀メダル、総合3位なのだから、よかった。

一番悔しかったであろうビーラー
総合2位のモアンとわずか1点差、4位ラミィシャプイとは47点差の3位で最終戦を迎えたビーラー。最終戦では7位。6位に入ったモアンに3位をキープされたばかりか、ラミィシャプイは勝って総合2位に。それによって総合の表彰台を逃した。スプリント総合でも3位キルヒアイゼンと1点差の4位。こちらも3位もあったのに...。シーズン前半は好調で、今季最多の3勝。本人としては残念さが残るシーズンだったかもしれない。しかしこうして見ると一番安定しているのではないか。ほとんどTOP10を外していない。初優勝も遂げ、次の目標である総合と個人タイトルが現実味を帯びてきた。

成長著しいラミィシャプイとコイヴランタ
FRAのラミィシャプイは開幕戦、そして最終戦を勝って総合で2位に入った。スプリント総合では優勝。コイヴランタはまだ勝ちはないが、WM個人グンダーセンで3位に入った。FINは団体戦でも金メダルを獲ったし、若手3人(ヤーッコは若手か? ちがうか...)のジャンプのリードを守りきれる走りができるようになった。まぁ、あれだけリードしてればねぇ...

ゴットヴァルトの引退
昨季の今ごろ、現役続行か引退かで揺れていた。今季はこれが最後と決めてのスタートだった。それでも気が変わりはしないかと期待したが、試合毎に「最後」だと口にする。自分に言い聞かせているのではないかと思う。それでも最後のシーズンは単なるさよなら公演ではなく、目標はWC総合優勝。正直、え"っ!?と思った。でも、では「総合で表彰台」とか「トップ10」とかいうのは、もう彼の目標ではない、明らかに。滑り出しで、これが引退間近、ということなのか、と思う。それでもモチベーションは一向に下がらず。札幌のメダルもコレクションに加えてほしかったんだけど...

日本チーム
何と言っても高橋大斗のWMでの転倒は痛かった。でも、順調にリハビリが進んでいるようだし、来季、WCA-は高橋、小林の2人で参戦する。Bでがんばって、クオータ増やそう!!


国別対抗
2005/2006
11
GER
2950点
12
FIN
2828点
13 AUT 2558点
14 NOR 2322点
15 FRA 8944点
16 JPN 8754点
17 SUI 8739点
18 USA 8597点
19 CZE 8130点
10 RUS 8104点
11 ITA 8831点
12 SLO 8827点
13 EST 8887点
14 CAN 8882点
2006/2007
11 AUT 2305点
12 FIN 2126点
13 GER 1893点
13 NOR 1780点
15 FRA 1170点
16 USA 1439点
17 SUI 1327点
18 JPN 1161点
19 CZE 1140点
10 RUS 1132点
11 ITA 1129点
12 EST 1115点
13 SLO 1122点

AUTのコーチが、来季、フェリックスなしで国別優勝を繰り返すのは難しいだろうと言っている。確かに572点がなくなればそうかもしれないが。フェリックス以外で勝てる選手が増えたし、ベルニやダヴィットなどもポイントを稼いでるのだけどね。

今季、ドイツが3位に甘んじたのは、A-WCには最高で8人までしか出場できない、というルールができたのが大きい。事実、ドイツはWC-Bではダントツだし、もし昨季までのように40位以内は人数制限なくAに出られていたら、ドイツは11人。

FINは昨季も今季も2位だが、昨季はマンニネンが1人で12勝、総点の半分以上の1500点をたたき出していた。