■■2月23日(金) スプリント HS134/7.5km■■
◆前半ジャンプ 大倉山ジャンプ競技場
|
試技 m
|
本番 m/点
|
タイム差
|
11 |
キルヒアイゼン(GER) |
131.5 |
134.0/130.8 |
0:00 |
12 |
コイヴランタ(FIN) |
114.0 |
131.0/126.7 |
+0:16 |
13 |
ラウート(FRA) |
116.0 |
129.5/123.9 |
+0:28 |
14 |
クライナー(AUT) |
124.0 |
125.5/121.1 |
+0:39 |
15 |
ラミィシャプイ(FRA) |
122.0 |
125.5/119.1 |
+0:47 |
15 |
アッカーマン(GER) |
120.0 |
125.5/119.1 |
+0:47 |
15 |
タンデ(NOR) |
127.0 |
125.5/119.1 |
+0:47 |
18 |
モアン(NOR) |
123.0 |
125.0/119.0 |
+0:47 |
19 |
マンニネン(FIN) |
129.0 |
125.0/118.5 |
+0:49 |
10 |
ゴットヴァルト(AUT) |
122.5 |
126.0/117.7 |
+0:52 |
15 |
シュテヒャー(AUT) |
123.0 |
116.5/106.8 |
+1:36 |
17 |
ビーラー(AUT) |
117.5 |
115.5/104.6 |
+1:45 |
20 |
デモン(USA) |
114.0 |
114.5/102.4 |
+1:54 |
27 |
小林範仁(JPN) |
107.5 |
103.5/89.7 |
+2:44 |
33 |
加藤大平(JPN) |
113.5 |
102.5/85.0 |
+3:03 |
34 |
渡部暁斗(JPN) |
110.0 |
100.5/84.6 |
+3:05 |
|
高橋大斗(JPN) |
123.5 |
|
|
24番ゲートで行われた試技。17番スタート、無名のフレンツェル(GER)が133m飛んで、本番のゲートを22に下げさせた。そのお陰で距離が出ない。小雪が降り始めたのもあって助走速度が落ち、10番まで飛んだところでゲートをやっぱり24に上げて再スタート。
35番スタートのクライナー(AUT)あたりから向かい風が出始め、時折、強すぎるくらいになり、それが巻いて追い風になる、という繰り返し。
ゴットヴァルトはすぐ出してもらえた。距離だけなら4番なのに飛型が悪い。ちゃんとテレマークできていればあと5点近くもらえるのに。そうすれば40秒差以内だった。
ビーラーはまず向かい風が強すぎて待たされ、やがてK点付近は追い風に。ついてない。ジャンプ1本のみのスプリントは挽回できない。
モアンとマンニネンは待たされて、強すぎる向かい風が許容範囲の向かい風になったときに飛ばせてもらえた。
フレンツェルは本番では振るわなかったうえに(113.0m/101.1点)、スキーが長すぎて失格になった。走りが得意なようなので見たかったのだが。
高橋大斗の転倒:スキーと靴をつなぐ紐がはずれたらしい。あんな転び方をしたのに、首や頭は打たなかった、脳震盪を起こさなかったのは不幸中の幸いだ。空中でどう落ちれば一番いいか考えたというから...。左肩2カ所単純骨折、左膝骨折、靱帯は大丈夫、と言うことで、全治3カ月だそうだ。よりによって地元の世界選手権でこんなことが起こらなくても...。
前半ジャンプが終わってマンニネン49秒差の9位。充分、射程圏内だけれど、トップは走れるキルヒアイゼンだ。5位にアッカーマン。そしてモアンが47秒差の8位、ゴットヴァルト52秒差の10位、つまり8、9、10とほとんどタイム差がなく走れる3人が並んでいる。きっとキルヒがそのまま行く、あとは3人がどこまで詰めるか...。
◆スプリント後半クロスカントリー 札幌ドーム 7.5km (4×1.875km)

ドームを疾走するキルヒ...見えない?! |
札幌ドームで練習できたのは21、22日の2日間。21日の夜の練習では雪はキュッキュッとしまっていて良さそうだった。去年のCCの全日本スプリントのときのような状態だったら最高だったけど、試合の日は+2℃と気温が高く、ザクザクの雪だった。その上、NCのスプリントの前にはCCのスプリントも行われ、コース整備はするものの、限界はあった。
重たい雪に平坦なコース。ふつう難コースの方がテクニックが出ると言われるが、マンニネンには有利な条件だったのかもしれない。
|
|
タイム
|
タイム差
|
11 |
マンニネン(FIN) |
16:51.2(1) |
0:00 |
12 |
モアン(NOR) |
16:53.5(2) |
+0.3 |
13 |
キルヒアイゼン(GER) |
18:09.7(24) |
+29.5 |
14 |
コイヴランタ(FIN) |
17:59.4(18) |
+35.2 |
15 |
ゴットヴァルト(AUT) |
17:40.3(7) |
+52.1 |
16 |
タンデ(NOR) |
17:51.1(15) |
+57.9 |
17 |
ラミィシャプイ(FRA) |
17:51.4(15) |
+58.2 |
18 |
アッカーマン(GER) |
17:51.8(16) |
+58.6 |
19 |
クライナー(AUT) |
18:19.1(30) |
+1:17.9 |
10 |
ラウート(FRA) |
18:30.7(35) |
+1:18.5 |
12 |
シュテヒャー(AUT) |
17:49.1(11) |
+1:44.9 |
13 |
デモン(USA) |
17:32.1(3) |
+1:45.9 |
16 |
ビーラー(AUT) |
17:59.2(17) |
+2:04.0 |
25 |
小林範仁(JPN) |
17:48.7(10) |
+2:52.5 |
31 |
渡部暁斗(JPN) |
18:20.6(31) |
+3:45.4 |
32 |
加藤大平(JPN) |
18:41.4(37) |
+4:04.2 |
トップで走り出したキルヒアイゼンは必死で逃げる。作戦とかペース配分とかもなく、息が続く限り、足が持つ限り、という感じの走りだった。
2周終わってコイヴランタ、マンニネン、モアン、ゴットヴァルトが2位集団。その後ろがアッカーマン、クライナー、ラウート、タンデの6位集団。
キルヒアイゼンは3周目もトップで外へ出ていく。4周目に入るところで、2位集団からマンニネンとモアンが抜け出す。6.6km地点でマンニネンがスパートし、それについていったのはモアン1人。キルヒアイゼンの「とにかく逃げる作戦」ももはやこれまで。キルヒ、力尽きる。
マンニネンがずっと前を引く。モアンのスキーの方が滑っているようだし、ずっと「つき位置」で力を貯めているか。最後のストレートでモアンとマンニネンが並ぶ。え〜っ!! ハンヌ、またも涙を呑むのか?! いや、ハンヌは強かった。ゴール前、マンニネンが体ひとつ分で制する。
そして4位で入ってきたのはコイヴランタ。ゴットヴァルト、どこでそんなに離されたの?
「キルヒ行けると思ったんだけど...」とバウアージャンプコーチに聞いてみた。「ワックスを合わせるが難しかったし、スキーの選択もまちがった」と彼は言った。「 それでも3位には満足してるよ」まさに金を失ったのではなく銅を獲ったのだ。
本当に誰もがハンヌの初タイトルを喜んでいた。2位に甘んじたモアンが、後輩アンッシが。きらりと光る涙...。ハンヌ、よかったね。表彰式で「1st place and world champion」と紹介されたときの満足そうな顔と言ったら!! それは憎たらしいほど強いハンヌではなかった。1位には何度もなってるけど、世界チャンピオンと呼ばれるの、初めてだもんね。
 |
 |
 |
国歌「わが祖国」に涙が...。
|
メダリストたち。いい試合だった。
|
5位に何を思う?
|
スプリント後半はTV放映時間が変更になり、時間が余ったのか、しかも表彰が始まるまであんなに時間があったのに、しっかり表彰式まで放送された。ふつうなら日本人が誰もいないからカットなのだろうが、ハンヌの喜ぶ顔が見られてよかった。写真はTVの映像から。
|
CAN:今回、1人で参加したマックス・トンプソン。スタートリストを見るとわかるが、彼はザコパネ所属。だからコーチはポーランド人で会話もブロークンジャーマン。バンクーバー五輪対策なのだろうか?
KAZ:よく転んでいたけど、まぁ、まだまだなんですね。カザフは純ジャンプは悪くはないけど、複合となると選手がいない。よくまぁ、4人集めて団体戦に出た。WMならではで、WCにはまだ出られないレベル。
世界初、史上初の室内からのスタート。悲しいほどお客さんは入ってなかったし、スタンドからコースは遠かった。それはサッカーのときドイツのコも「いいスタジアムだけど、ピッチが遠いね」と言っていた。集客を考えると、その昔、桂市長時代のアイディア、「大通公園クリテリウム」というのもよかったかなと、ツール・ド・北海道のとき思った。見に行きやすいし。でも、ドームのレースは世界的に評判よかったという。それはひとえに、キルヒが逃げ、やがてハンヌたちが追いつき、最後まで接戦で、ハンヌが悲願を遂げる、というレース展開のおかげでもある。とくにサプライズはなかった。でも、もし、例えばハンヌが3位あたりから勝ったのではおもしろくなかっただろうと思う。ジャンプで3位になった時点で勝負はほぼ決まり...。とにかくオメデトウ! いきなり三冠もあるかなぁ...。
■公式練習 HS134 大倉山ジャンプ競技場■
|
2/24(土) T4
|
|
G24
|
G19
|
永井秀昭(JPN) |
102.5 |
105.5 |
渡部暁斗(JPN) |
122.5 |
112.5 |
加藤大平(JPN) |
119.0 |
120.5 |
フレンツェル(GER) |
130.5 |
120.5 |
|
G22
|
|
カイタイネン(FIN) |
119.0 |
99.5 |
カハコネン(FIN) |
118.0 |
121.0 |
ヘティッヒ(GER) |
131.0 |
137.0 |
|
G20
|
|
リューナネン(FIN) |
102.5 |
130.5 |
リアン(NOR) |
116.5 |
122.0 |
B.グルーバー(AUT) |
113.5 |
101.0 |
シュテヒャー(AUT) |
132.0 |
135.0 |
タッルス(FIN) |
119.5 |
130.5 |
|
|
G17
|
タンデ(NOR) |
121.0 |
128.5 |
ハーゼナイ(GER) |
116.5 |
110.0 |
ラミィシャプイ(FRA) |
133.5 |
117.0 |
ビーラー(AUT) |
136.0 |
126.0 |
さて、再び、団体戦に向けて練習。しかし、休息を取った選手が多い。
M.グルーバー、クライナー、ゴットヴァルト(以上AUT)、コイヴランタ、マンニネン(以上FIN)、エーデルマン、キルヒアイゼン、アッカーマン(GER)、湊祐介、小林範仁(JPN)、モアン(NOR)といったところはお休み。
もうジャンプ練習は必要ないのではと思われるビーラーは休んでいなかった。大倉で何か納得いかないもでもあるのだろうか? でも確かに今日が一番いいジャンプだった。
〈団体戦のエントリー〉
AUT:クライナー、シュテヒャー、ビーラー、ゴットヴァルト
CZE:フラヴィ、スコペク、ドヴォラク、スラヴィク
FIN:コイヴランタ、タッルス、リューナネン、マンニネン
FRA:ブロウ、マルチネス、ラウート、ラミィシャプイ
GER:エーデルマン、ハーゼナイ、キルヒアイゼン、アッカーマン
JPN:渡部暁斗、加藤大平、永井秀昭、小林範仁
KAZ:ソコレンコ、グリン、シャラバエフ、カンケノフ
NOR:クレメッツェン、リアン、タンデ、モアン
SUI:A.フーシュラー、S.フーシュラー、ヘア、リーダー
USA:フレッチャー、E.カメロータ、スピレーン、デモン
※エントリーは試合前日のチームリーダースミーティングの2時間前までに提出しなければらならない(個人戦も同様)。
血液検査について
RUSのヴォロニンとマトフェーフ、ITAのシュトローブルは、血液検査でヘモグロビン値が基準値を上回ったので5日間の出場停止となった。これによって4人しか来札していないRUSは団体戦に出られなくなった。
血液検査はCCとNCの選手全員に行われていて、ドーピング検査とは異なる。血液中のヘモグロビン値は例えば下痢、発汗、嘔吐によって、要するに脱水症状を起こすと高くなり、食後30分が一番濃度が高いとされる。だから検査前はたっぷり水分を摂り、また検査を受ける時間帯も考えた方がいい。
「選手の健康に配慮して出場停止」とのことだが、ヘモグロビン値が高いと頭痛、めまいなどの症状があり、脳梗塞、心筋梗塞などにつながる可能性もある。試合中のアスリートの突然死を防ぐ対策でもあると思われる。
ちなみに、今回、抜き打ちでドーピング検査があったとは聞いていない。選手は求められればいつ何時でも検査に応じなければならず、常に居場所を明らかにしておく必要があるのだが、今回はトリノのようなことはなかったようだ。試合後は上位4人と無作為抽出2人がドーピング検査を受ける。
|
■■2月25日(日) 団体戦 HS134/5km×4■■
◆戦力比較
|
|
Performance
|
|
NOR
|
WC
|
Ski Jumping
|
Cross Country
|
計
|
タンデ |
10
|
●●●●●●●●●○
|
●●●●●●●○○○ |
17 |
クレメッツェン |
20
|
●●●●●●●○○○
|
●●●●●●○○○○ |
13 |
モアン |
2
|
●●●●●●●○○○
|
●●●●●●●●●● |
17 |
リアン |
17
|
●●●●●●●●●●
|
●●●●○○○○○○ |
14 |
国別3位
|
|
33 |
27 |
60 |
JPN
|
|
|
|
|
渡部暁斗 |
−
|
データなし |
|
永井秀昭 |
−
|
データなし |
|
小林範仁 |
40
|
●●●●○○○○○○
|
●●●●●●●●○○ |
|
加藤大平 |
−
|
データなし |
|
国別8位
|
|
|
|
|
FRA
|
|
|
|
|
ブロウ |
36
|
●●●●●●○○○○
|
●●●●●●○○○○ |
14 |
マルチネス |
31
|
●●●○○○○○○○
|
●●●●●●●●●○ |
12 |
ラウート |
11
|
●●●●●●●●○○
|
●●●●●●○○○○ |
14 |
ラミィシャプイ |
4
|
●●●●●●●●●●
|
●●●●●●●○○○ |
17 |
国別5位
|
|
27 |
28 |
55 |
SUI
|
|
|
|
|
S.フーシュラー |
51
|
●●●○○○○○○○
|
●●●●●●○○○○ |
9 |
A.フーシュラー |
42
|
●●●○○○○○○○
|
●●●●●●●●○○ |
11 |
ヘア |
24
|
●●●●●○○○○○
|
●●●●●●●○○○ |
12 |
リーダー |
39
|
●●●●●○○○○○
|
●●●●●●○○○○ |
11 |
国別7位
|
|
16 |
27 |
43 |
FIN
|
|
|
|
|
リューナネン |
21 |
●●●●●●●●○○ |
●●●●○○○○○○ |
12 |
タッルス |
12 |
●●●●●●●●○○ |
●●●●●●○○○○ |
14 |
マンニネン |
1 |
●●●●●●●○○○ |
●●●●●●●●●● |
17 |
コイヴランタ |
6 |
●●●●●●●●●● |
●●●●●●●○○○ |
17 |
国別2位
|
|
33 |
27 |
60 |
GER
|
|
|
|
|
アッカーマン |
8 |
●●●●●●●○○○ |
●●●●●●●●●○ |
16 |
エーデルマン |
18 |
●●●●●●●○○○ |
●●●●●●●○○○ |
14 |
ハーゼナイ |
7 |
●●●●●●○○○○ |
●●●●●●●●●● |
16 |
キルヒアイゼン |
9 |
●●●●●●●○○○ |
●●●●●●●●○○ |
15 |
国別4位
|
|
27 |
34 |
61 |
AUT
|
|
|
|
|
クライナー |
15 |
●●●●●●●○○○ |
●●●●●●○○○○ |
13 |
シュテヒャー |
13 |
●●●●●●●●○○ |
●●●●●●●○○○ |
15 |
ゴットヴァルト |
5 |
●●●●●●○○○○ |
●●●●●●●●●● |
16 |
ビーラー |
3 |
●●●●●●●●●● |
●●●●●●●○○○ |
17 |
国別1位
|
|
31 |
30 |
61 |
FISのWCのスタートリストのパフォーマンス評価から各国の戦力を比較してみる。
選手名の横の数字はWCランキングで、世界選手権直前のザコパネWCが終わった時点でのデータ。
パフォーマンスは10点満点。日本選手はWC-Aに出場していないので小林選手以外データがない。ちなみに高橋大斗選手のジャンプの評価は7、走りも7。
AUTはいずれもジャンプ9の2人のグルーバーを外した。
注:SUIのゼッピ・フーシュラーとアンドレアス・フーシュラーは6つ違いの兄弟でアンディがお兄さん。USAのエリック&ブレット・カメロータは双子。AUTのミヒャエル・グルーバーとベルンハート・グルーバーは赤の他人である。
マンニネンは05/06からジャンプの評価を1つ落としている。確かに去年ほど調子はよくないが、スプリントで金を獲ってノっている。FINはほかの3人がCCでどこまでがんばるか。ジャンプを失敗すれば、万事休す。
ジャンプ評価7のキルヒアイゼンは今、絶好調。ジャンプではFINとNORが頭1つ抜けているが、CCのバランスを考えると、というか、ジャンプで大失敗しなければ、トップでなくても追い上げられる。
NORは走力があるイメージがあるが、こうして見ると全員7以上のGERの方が走りは強い。NORが金メダルを獲った前回WMではハマーがいた。2人走れる選手がいるとオーダーの幅が広がる。
このところGER、AUT、FIN、NORの4チームが3つのメダルを争っている。どこか1チームが必ずが貧乏くじを引く、つまりメダルなしに終わるわけだ。このパフォーマンスで見るとおもしろいほど力は拮抗している。今回はどうなるか...。
|
参考までに過去の大イベントのメダル
|
2006
Torino |
2005
Oberstdorf |
2003
Val di Fiemme |
2002
Salt Lake |
2001
Lahti |
AUT |
金 |
銅 |
金 |
銅 |
銀 |
M.グルーバー
ビーラー
ゴットヴァルト
シュテヒャー |
M.グルーバー
ビーラー
クライナー
ゴットヴァルト |
M.グルーバー
ビーラー
デニフル
ゴットヴァルト |
M.グルーバー
ビーラー
シュテヒャー
ゴットヴァルト |
シュテヒャー
クライナー
オイゲン
ゴットヴァルト |
GER |
銀 |
銀 |
銀 |
銀 |
4位 |
キルヒアイゼン
ヘティッヒ
アッカーマン
ガイザー |
ハーゼナイ
ヘティッヒ
キルヒアイゼン
アッカーマン |
シュミット
ヘティッヒ
キルヒアイゼン
アッカーマン |
キルヒアイゼン
ヘティッヒ
ヘーリッヒ
アッカーマン |
アッカーマン
バーケ
ダイメル
ハーゼナイ |
FIN |
銅 |
4位 |
銅 |
金 |
銅 |
クイスマ
コイヴランタ
タッルス
マンニネン |
クイスマ
タッルス
カイタイネン
マンニネン |
マンニネン
カイタイネン
タッルス
ラユネン |
マンティラ
マンニネン
タッルス
ラユネン |
マンティラ
ラユネン
マンニネン
タッルス
|
NOR |
|
金 |
4位 |
5位 |
金 |
DNS |
タンデ
モアン
クレメッツェン
ハマー |
グレースリ
タンデ
ハマー
ブローテン |
ロテヴァートン
オストヴィク
グラーヴェ
ハマー |
ハマー
ブローテン
ヴィーク
ロテヴァートン |
JPN |
6位 |
9位 |
6位 |
8位 |
5位 |
高橋大斗
北村隆
小林範仁
畠山陽輔
|
青木純平
畠山陽輔
北村隆
正木誠 |
小林範仁
高橋大斗
青木純平
森敏 |
富井彦
荻原健司
森敏
高橋大斗
|
森敏
富井彦
高橋大斗
荻原健司 |
メンバーは少しずつちがっているのだが、ここ数年、アッカーマン、ゴットヴァルト等の主要選手は変わっていない。ソルトレイクの4位はUSA。
|
◆団体戦前半ジャンプ 1本目 大倉山ジャンプ競技場
第1グループ ゲート25 |
合計点
|
|
|
|
m/点
|
|
1位
|
FIN |
リューナネン
|
138.5/136.7(1)
|
136.7 |
2位
|
NOR |
タンデ
|
134.0/130.8(2)
|
130.8 |
3位
|
AUT |
クライナー
|
130.5/127.6(3)
|
127.6 |
4位
|
GER |
アッカーマン
|
129.5/125.9(4)
|
125.9 |
5位
|
JPN |
渡部暁斗
|
122.5/115.5(5)
|
115.5 |
6位
|
SUI |
S.フーシュラー
|
112.0/199.9(6)
|
199.9 |
7位
|
FRA |
ブロウ
|
111.5/199.8(7)
|
199.8 |
第2グループ ゲート24 |
1+2
|
1位
|
FIN |
タッルス
|
130.0/126.0(3)
|
262.7 |
2位
|
NOR |
クレメッツェン
|
132.0/127.9(1)
|
258.7 |
3位
|
AUT |
シュテヒャー
|
131.0/127.2(2)
|
254.8 |
4位
|
GER |
エーデルマン
|
126.0/119.7(4)
|
245.6 |
5位
|
JPN |
永井秀昭
|
114.5/103.9(7)
|
219.4 |
6位
|
FRA |
マルチネス
|
122.0/113.4(5)
|
213.2 |
7位
|
SUI |
A.フーシュラー
|
111.5/105.1(8)
|
205.0 |
第3グループ ゲート24 |
1+2+3
|
1位
|
FIN |
マンニネン
|
130.0/124.5(3)
|
387.2 |
2位
|
NOR |
モアン
|
127.5/123.0(4)
|
381.7 |
3位
|
GER |
ハーゼナイ
|
130.0/126.0(2)
|
371.6 |
4位
|
AUT |
ゴットヴァルト
|
123.5/116.7(6)
|
371.5 |
5位
|
FRA |
ラウート
|
127.0/120.9(5)
|
334.1 |
6位
|
JPN |
小林範仁
|
119.0/109.8(9)
|
319.2 |
7位
|
SUI |
ヘア
|
122.0/114.9(7)
|
319.9 |
第4グループ ゲート22 |
1+2+3+4
|
1位 |
FIN |
コイヴランタ |
136.5/135.8(1) |
523.0 |
2位 |
NOR |
リアン |
137.5/129.0(3) |
510.7 |
3位 |
GER |
キルヒアイゼン |
132.5/128.0(4) |
499.6 |
4位 |
AUT |
ビーラー |
131.0/127.2(5) |
498.7 |
5位 |
FRA |
ラミィシャプイ |
132.5/130.0(2) |
464.1 |
6位 |
JPN |
加藤大平 |
132.0/122.9(8) |
452.1 |
9位 |
SUI |
リーダー |
107.5/193.0(9) |
412.9 |
いい天気。ということは午後にかけて向かい風が吹いてくるということ。大倉の女神は誰に微笑むのか...。
実際、純ジャンプのシブ〜い試合とはまた異なる、大ジャンプの競演で、それはそれでおもしろかった。
純ジャンプは大倉には珍しいほどほぼ無風の条件だったが、このコンバインドの団体戦ほど頻繁に風の表示が画面に出た試合もない。
コンバインドの団体戦前半ジャンプのスタート順はトリノ五輪の逆順。NORは欠場したので2番スタートだったが、本来、ないであろうこの順番がよかった。巡り合わせとして、風がほぼ常に風が当たりだったから。3番のCZE、4番にUSAあたりなると強すぎになり、やがて巻き始め、追い風になる。つまりNORは許されるMaxの向かい風であることが多かった。そしてFINあたりでまた向かい風に戻る、そんな順番だった気がしてならない。
第3グループから風が強くなり始める。このグループにはモアン、マンニネン、ハーゼナイ、ゴットヴァルト、小林と、ジャンプは得意ではないけれど、走りが強い選手が集まった。ということは、このグループがどこまでふんばれるかはけっこう鍵である。マンニネン、ハーゼナイが向かい風で飛んだあと、ゴットヴァルトは向かい風が強すぎて待たされる。2回もスタートを外し、そうこうするうちに下の風が追い風になる。いやぁ、もう、ホントについてない...。
選手がゲートに入ると、信号は赤から黄色になる。黄色は最低10秒。準備ができて風が問題なければ、信号は緑に変わり、10秒の緑の間にスタートする。黄色が45秒続くと赤に変わり、選手は一度スタートから外れる。
画面表示は、上がカンテ(踏み切り)付近で下がK点付近。向かい風でも追い風でも2.5m以上だと矢印は緑から赤に変わる。赤から緑に変わっても緑が5秒以上続かないと信号は緑にならない。
|
◆団体戦前半ジャンプ 2本目 大倉山ジャンプ競技場
第1グループ ゲート21 |
|
|
|
|
|
|
m/点
|
2本目小計
|
合計
|
点差
|
1位
|
FIN |
リューナネン
|
138.5/134.2(1)
|
134.2(1) |
657.2 |
|
2位
|
NOR |
タンデ
|
124.5/118.4(5)
|
118.4(5) |
629.1 |
-28.1 |
3位
|
GER |
アッカーマン
|
128.5/121.2(4)
|
121.2(4) |
620.8 |
-36.4 |
4位
|
AUT |
クライナー
|
121.0/113.7(7)
|
113.7(7) |
612.4 |
-44.8 |
5位
|
FRA |
ブロウ
|
129.0/125.3(2)
|
125.3(2) |
589.4 |
-67.8 |
6位
|
JPN |
渡部暁斗
|
124.5/122.9(6)
|
122.9(6) |
570.0 |
-87.2 |
8位
|
SUI |
S.フーシュラー
|
128.0/122.1(3)
|
122.1(3) |
535.0 |
-122.2 |
第2グループ ゲート21 |
1+2
|
|
|
1位
|
FIN |
タッルス
|
130.0/126.0(3)
|
260.2(1) |
783.2 |
|
2位
|
NOR |
クレメッツェン
|
131.5/127.3(2)
|
245.7(2) |
756.4 |
-26.8 |
3位
|
AUT |
シュテヒャー
|
132.5/130.5(1)
|
244.4(3) |
742.9 |
-40.3 |
4位
|
GER |
エーデルマン
|
123.5/117.2(5)
|
238.0(4) |
738.4 |
-44.8 |
5位
|
FRA |
マルチネス
|
119.0/109.8(6)
|
235.1(6) |
699.2 |
-84.0 |
6位
|
JPN |
永井秀昭
|
108.5/96.7(7)
|
214.6(7) |
666.7 |
-116.5 |
7位
|
SUI |
A.フーシュラー
|
125.0/119.0(4)
|
241.4(5) |
654.0 |
-129.2 |
第3グループ ゲート21 |
1+2+3
|
|
|
1位
|
FIN |
マンニネン
|
129.5/125.4(1)
|
385.6(1) |
908.6 |
|
2位
|
NOR |
モアン
|
122.0/115.4(5)
|
361.1(3) |
871.8 |
-36.8 |
3位
|
GER |
ハーゼナイ
|
125.0/120.0(4)
|
358.4(4) |
858.0 |
-50.6 |
4位
|
AUT |
ゴットヴァルト
|
119.5/110.4(6)
|
354.6(6) |
853.3 |
-55.3 |
5位
|
FRA |
ラウート
|
127.0/120.9(2)
|
356.0(5) |
820.1 |
-88.5 |
6位
|
SUI |
ヘア
|
125.5/120.6(3)
|
361.7(2) |
774.6 |
-134.0 |
7位
|
JPN |
小林範仁
|
108.0/94.6(9)
|
309.2(7) |
761.3 |
-147.3 |
第4グループ ゲート20 |
1+2+3+4
|
合計
|
タイム差 |
1位 |
FIN |
コイヴランタ |
136.0/134.7(2) |
520.3(1) |
1043.3 |
0:00
|
2位 |
NOR |
リアン |
140.5/132.1(3) |
493.2(3) |
1003.9 |
+0:39 |
3位 |
GER |
キルヒアイゼン |
142.0/135.9(1) |
494.3(2) |
993.9 |
+0:49 |
4位 |
AUT |
ビーラー |
131.0/128.7(5) |
483.3(5) |
982.0 |
+1:01 |
5位 |
FRA |
ラミィシャプイ |
132.5/129.0(4) |
485.0(4) |
949.1 |
+1:34 |
6位 |
JPN |
加藤大平 |
131.0/123.2(6) |
432.4(7) |
884.5 |
+2:39 |
7位 |
SUI |
リーダー |
110.0/196.0(9) |
457.7(6) |
870.6 |
+2:53 |
1本目、AUTは4位で折り返す。前半ジャンプをいい位置で終えたい。狂ったシナリオを修正しようと、どこか焦っていた気がする。それがまずクライナーのジャンプに出た。ゴットヴァルトも力が入った上に2本とも風が当たらなかった。マリオは4人の中で唯一、2本とも風に恵まれ、130mを越すジャンプ。ビーラーは条件がいいとは言えなかったけど、その条件でできる限りのとてもソリッドなジャンプをしていた。ほんの小さなちがい、それは風であったり、ミスであったり、それが少しずつ積み重なって1分の差になった。AUTばかりがついてない、それでも挽回しないと、と思いすぎたのかもしれない...。
FINはマンニネンの個人金メダルでチーム全体がいい感じ。風にも恵まれ、リューナネン、コイヴランタというジャンプ得意な若手が実力を発揮。他チームに比べてプレッシャーが小さかったかも。
GERはキルヒアイゼンが絶好調。ジャンプ苦手なハーゼナイが予想以上のジャンプをする。そしてアッカーマンもエーデルマンも失敗せず、49秒差で後半へ。
NORはツキに見放されず、クレメッツェンとリアンの大ジャンプで後半へと望みをつないだ。
JPNは加藤選手のジャンプはすばらしく、絶頂期の高橋大斗を思わせるが、全体的に大斗の穴を埋めようと固くなったのだろう。
|
〈各チームのリレーのオーダー〉
|
|
1走
|
2走
|
3走
|
アンカー
|
前半1位 |
FIN |
コイヴランタ |
リューナネン |
タッルス |
マンニネン |
前半2位 |
NOR |
クレメッツェン |
リアン |
タンデ |
モアン |
前半3位 |
GER |
ハーゼナイ |
アッカーマン |
エーデルマン |
キルヒアイゼン |
前半4位 |
AUT |
ビーラー |
クライナー |
シュテヒャー |
ゴットヴァルト |
前半5位 |
FRA |
マルチネス |
ブロウ |
ラウート |
ラミィシャプイ |
前半6位 |
JPN |
永井秀昭 |
加藤大平 |
渡部暁斗 |
小林範仁 |
前半7位 |
SUI |
ヘア |
A.フーシュラー |
S.フーシュラー |
リーダー |
後半クロスカントリーのリレーのオーダーはジャンプが終わってから、順位やタイム差を見て決められるが、ジャンプ終了15分後に締め切られる。もちろん、提出前に他チームのオーダーを知ることはできない。
|
◆団体戦後半クロスカントリー 4×5km 白旗山距離競技場
1周2.5kmを1人2周=5.0km×4人=20km
|
スタート時
|
個人タイム
|
リレー(ゴール)時
|
1走
|
1位
|
FIN |
コイヴランタ
|
0
|
12:31.2(4)
|
+17.9
|
12:31.2
|
0
|
1位 |
2位
|
NOR |
クレメッツェン
|
+39.4
|
12:50.1(7)
|
+36.8
|
13:29.1
|
+57.9
|
4位 |
3位
|
GER |
ハーゼナイ
|
+49.4
|
12:13.3(1)
|
0
|
13:02.3
|
+31.1
|
2位 |
4位
|
AUT |
ビーラー
|
+1:01
|
12:25.7(2)
|
+12.4
|
13:26.7
|
+55.5
|
3位 |
5位
|
FRA |
マルチネス
|
+1:34
|
12:44.5(6)
|
+31.2
|
14:18.5
|
+1:47.3
|
5位 |
6位
|
JPN |
永井秀昭
|
+2:39
|
13:00.6(8)
|
+47.3
|
15:39.6
|
+3:08.4
|
7位 |
7位
|
SUI |
ヘア
|
+2:53
|
12:31.3(5)
|
+18.0
|
15:24.3
|
+3:16.4
|
6位 |
2走
|
1位
|
FIN |
リューナネン
|
0
|
12:44.8(7)
|
+28.9
|
25:16.0
|
0
|
1位 |
2位
|
GER |
アッカーマン
|
+31.1
|
12:19.4(2)
|
+3.5
|
25:21.7
|
+5.7
|
2位 |
3位
|
AUT |
クライナー
|
+55.5
|
12:40.6(5)
|
+24.7
|
26:07.3
|
+51.3
|
3位 |
4位
|
NOR |
リアン
|
+57.9
|
12:40.3(4)
|
+24.4
|
26:09.4
|
+53.4
|
4位 |
5位
|
FRA |
ブロウ
|
+1:47.3
|
12:15.9(1)
|
0
|
26:34.4
|
+1:18.4
|
5位 |
6位
|
SUI |
A.フーシュラー
|
+3:16.4
|
12:20.8(3)
|
+4.9
|
27:45.1
|
+2:29.1
|
6位 |
7位
|
JPN |
加藤大平
|
+3:08.4
|
13:22.0(9)
|
+1:06.1
|
29:01.6
|
+3:45.6
|
8位 |
3走
|
1位
|
FIN |
タッルス
|
0
|
12:20.0(4)
|
+6.4
|
37:36.0
|
+0.7
|
2位 |
2位
|
GER |
エーデルマン
|
+5.7
|
12:13.6(1)
|
0
|
37:35.5
|
0
|
1位 |
3位
|
AUT |
シュテヒャー
|
+51.3
|
12:17.9(3)
|
+4.3
|
38:25.2
|
+49.9
|
3位 |
4位
|
NOR |
タンデ
|
+53.4
|
12:16.1(2)
|
+2.5
|
38:25.5
|
+50.2
|
4位 |
5位
|
FRA |
ラウート
|
+1:18.4
|
14:08.2(9)
|
+1:54.6
|
40:42.6
|
+3:07.3
|
6位 |
6位
|
SUI |
S.フーシュラー
|
+2:29.1
|
12:29.1(5)
|
+15.5
|
40:14.2
|
+2:38.9
|
5位 |
8位
|
JPN |
渡部暁斗
|
+3:45.6
|
13:10.5(8)
|
+56.9
|
42:12.1
|
+4:36.8
|
8位 |
4走 |
1位 |
GER |
キルヒアイゼン |
0 |
12:08.0(4) |
+29.1 |
49:43.3 |
+28.4 |
2位
|
2位 |
FIN |
マンニネン |
+0.7 |
11:38.9(1) |
0 |
49:14.9 |
0:00 |
1位
|
3位 |
AUT |
ゴットヴァルト |
+49.9 |
12:02.1(3) |
+23.2 |
50:27.3 |
+1:12.4 |
4位
|
4位 |
NOR |
モアン |
+50.2 |
12:01.4(2) |
+22.5 |
50:26.9 |
+1:12.0 |
3位
|
5位 |
SUI |
リーダー |
+2:38.9 |
12:42.5(9) |
+1:03.6 |
52:56.7 |
+3:41.8 |
5位
|
6位 |
FRA |
ラミィシャプイ |
+3:07.3 |
12:42.1(8) |
+1:03.2 |
53:32.6 |
+4:09.8 |
6位
|
8位 |
JPN |
小林範仁 |
+4:36.8 |
12:20.5(6) |
+41.6 |
54:32.6 |
+5:17.7 |
8位
|
|
スタート時
|
個人タイム
|
リレー(ゴール)時
|
ハーゼナイ、ひとこぎ毎に「ずん」と差が詰まっていく。クレメッツェンを抜いて18秒差を縮め、2位でアッカーマンにバトンタッチ。4位スタートのビーラーもNORを抜き3位に。
アッカーマン、1位FINに5.7秒差までに詰め寄る。25秒以上差が詰まった。クライナー、3位キープはがんばった。相手がリアンだからか。
エーデルマンってこんなに走れたっけ?! ついにタッルスを抜いてGER、首位に立つ! マリオも20秒近く2位との差を縮めた。そしてタンデ。全員の中で8位タイム。
0.7秒差の2位で走り出したマンニネンはやがてキルヒアイゼンをかわし、トップに立つとどんどん引き離してそのままゴールした。サンパの引退以来、FINが団体で勝つのは難しいのかなと思っていた、マンニネンのほかにもう1人走れる選手がいないと。
3位争いを制したのはNOR。最終的には0.4秒差。AUTはあと少し速ければ、というよりも、やっぱり、あと少し飛べていれば...ジャンプで1:01差の4位スタートというのがすべてだったように思う。
|
CCタイムベスト10+α
1 |
マンニネン(FIN) |
11:38.9 |
2 |
モアン(NOR) |
12:01.4 |
3 |
ゴットヴァルト(AUT) |
12:02.1 |
4 |
キルヒアイゼン(GER) |
12:08.0 |
5 |
ハーゼナイ(GER) |
12:13.3 |
6 |
エーデルマン(GER) |
12:13.6 |
7 |
タンデ(NOR) |
12:16.1 |
8 |
ブロウ(FRA) |
12:15.9 |
9 |
シュテヒャー(AUT) |
12:17.9 |
10 |
アッカーマン(GER) |
12:19.4 |
11 |
タッルス(FIN) |
12:20.0 |
12 |
小林範仁(JPN) |
12:20.5 |
GERなんと4人ともCCで10位以内。
ゴットヴァルト、スプリントで5位、チームで4位。両方とも、メダル、いける?! と思った。本人もそうだろうと思う。なぜダメだったか、わからない。でも、それが冷酷な現実で、「引退とはこういうことなのかも」とも思う。絶頂期だったら勝てていたか、絶頂期と比べて走力が落ちているかはわからないが、逆にトリノでよくぞ金メダルを獲ったと思うし、それが「すべてが合う」ということだと思う。
ゴットヴァルトが引退したら、走りの強い選手がいなくなるAUT。団体戦の後半は厳しくなると思うが、これまでスタートがほぼフィックスされていたゴットヴァルトに代わって、誰が出るのか、どんな布陣になっていくのかは、とても興味深い。 |
JR札幌駅南口ノルディックファンパークの表彰式にて
銅メダルの純ジャンプ日本チームがいたので、すごい人で、表彰が行われている舞台には近寄れなかった...。
 |
団体戦では'99ラムザウWM以来(オイゲン、クライナー、シュテヒャー、ゴットヴァルトで7位)、メダルなしに終わったAUT。
右から、やるだけやった感のあるダヴィット、フェリックス、しゃ〜ないよ、え〜やんのマリオに、うへぇ〜!!なビーレス。フェリックス、やっぱりちょっと憂ってる。
なんて言ったらいいかわからなかった。一番とってほしかったのはチームのメダルだったし、お疲れさまは言えても、入賞オメデトウとは言えない...。あと1試合だね... |
 |
こちら金メダルのFINチーム、マンニネンと仲間たち。右から、おめめキラキラのアンッシ、ちっちゃいヤーッコ、キング、ハンヌ様、そしてリューナネン。
この青いボアはどうなのよ、と思うが..。 |
|