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》札幌のコンチネンタルカップのローカルルール《

札幌のコンチネンタルカップ三連戦は、札幌オリンピック記念、HTBカップ、STVカップを兼ねている。もともとはむしろこの3つがコンチを兼ねていた。

だから札幌のコンチに来る選手というのは、オリンピック記念とHTB杯とSTV杯の、いわゆる外国人招待選手で、だいたい5つぐらいの国から1人か2人ずつ選手が来ていた。ただCOCも兼ねているので、コンチポイントを取ればコンチ総合に加味される、そんな認識だった。有力な選手が参加しない試合で(当時、COC上位選手はヨーロッパのCOCに参加していた)、楽に勝ってポイントを稼ぐ目的で来日する選手もいなくはなかったけど。

03/04シーズン、COCの国際ルールが変わった。これまでは、異なる地域で組織される限り、複数の大会が同日に行われることもあったが、以降は同日に1試合しか開催できなくなった。またコンチとして認められるには最低5ヵ国の参加が求められていたのが8ヵ国に変更になった。

2009年現在、COCの出場資格はCRL50位以内、ただし各国最大8人まで。AUTのように10人以上50位以内に入っていても8人しか出られない。開催国枠は8人。しかし札幌のCOCは札幌五輪記念/HTB杯/STV杯(以下、便宜上、TV杯と呼ぶ)も同時進行で、この枠でエントリーしている選手もいる。参加資格は前季のナショナルチーム、ジュニアチームのメンバー、および全日本選手権20位以内(NH/LH)。COCのルールが変わる前はこんな規定はなかったように記憶している。COC枠で参加する外国人選手が増えたのだから、国内枠(開催国枠ではなく)は減らす必要がある。

ともかくTV局杯の枠を減らしてCOC選手+TV局杯選手でCOC兼TV局杯を行う。そこで決勝進出の特別ルール。1本目のCOC出場者の上位30名と、TV杯の上位20名の計50名が決勝ラウンドに進み、1本目の順位(COC/TV杯ミックス)の逆順でスタートする。通常のCOCも決勝進出は50名。札幌で決勝に進めないCOC選手は不利か?! 札幌には50名も来日しない...。

COC出場者には同時にTV杯の出場権もあり、たとえCOCで30位以内の2本目に残れなくても、TV杯で20位以内ならTV杯出場者として2本目に進むことができる。COCのポイントはつかない。

札幌スキー連盟のリザルトではCOCJと記されているのがCOC参加者で、FISのリザルトではCOCの結果しか載らないので、スタートNo.が1から始まっていない。

03/04シーズン以来、コンチ特有のまったり感はなくなり、よりWCに近い雰囲気で行われることになった。

これまでのコンチ
1998-2003200420052006200720082009